表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/97

仲間達

正貴(マサキ)〜 早く起きないと遅刻するぞー」

マサキは、(ユイ)の声で、目が覚める。

マサキは、頭をかきながら時計を見る。

(後5分いける。)

「二度寝したら、起こさないからね。」

「うっ!」

ユイは、ご飯にみそ汁昨日の夕飯の残りをテーブルに並べながら言う。

(なんでリビングにいるのに俺が起きたのが分かったんだ?感が鋭いのか?毎度毎度恐れいるぜ。)

「おはよー」

「おはよ、もうできてるよ早く食べよ。」

マサキはあくびをしながら席につく。

「いただきます。」

マサキは朝食を食べユイに見送られて会社に向う。

マサキの職業は表向きはサラリーマン。でもそれは表の顔、裏では政府の特殊部隊。SPに近い仕事だ。

マサキは会社につく。

「おはようございます。」

「おはよ。今日も美人だね。」

「もう、そんなこと言ってたら奥さんに叱られますよ。」

「あはは〜そうだね。じゃあまた。」

マサキはそう言って、受け付けの女性に手をふる。マサキはエレベーターに乗り、エレベーターのボタンをぽちぽちっと四つ押す。するとエレベーターは地下に降りていく。このビルのエレベーターには地下のボタンは無い。

「さーて、今日もいっちょやりますか。」

マサキは両手でパチンと頬を叩く。

「おはようございまーす。」

マサキはそう言って、自分のデスクに向う。

「おはよ〜」

マサキの三つ上の先輩の青木咲(アオキサキ)がパソコンをいじりながら言う。

「え?これは何ですか?」

マサキは自分のデスクの上にある多めの書類を指差しながら、隣にいるサキに聞く。

「んーっと、それはあんたの今までの仕事の報告書。あんたここきてもう一年でしょ?自分の報告書ぐらい自分で提出しなさいよ。それ今日中に目通すようにだって。」

「この量を?」

「当たり前じゃない、みんなやる事よ。」

マサキは席につき報告書を読み始める。

「こんなの無理だ。」

「昼休みを削れば余裕よ。」

「簡単に言いますけど俺にもいろいろやる事が、」

サキはマサキを睨む。

「はい。わかりました、黙ってやります。」

「ウィーっす。」

そう言って、七年先輩の島尻俊(シマジリシュン)が出勤する。

「おっ?やってるね〜この書類の量、懐かしいな。」

「おはようッス。島尻さんもこれやったんですか?」

シュンはマサキの向かいの席に座る。

「あたぼうよ、俺の時はそれの半分くらいだったけどな。」

「次の仕事が決まった。」

宮本一郎(ミヤモトイチロウ)がそう言って部屋に入る。部屋にいた三人は立ち上がり挨拶をする。

「キャプテン、今回は何の仕事ですか?」

シュンはイチロウに近寄る。イチロウは無視して自分の席に向かうが。

「早く教えて下さいよ、何でそんなにためるんですか?もしかして大仕事?気になるじゃないですか?」

「あーもうどかんかい!少しは落ち着けばか者が!」

イチロウはシュンの頭をはたく。

「イッテー」

シュンは頭を抑えかがむ。

「大げさだ。」

「キャプテン、指輪が。」

「あ、すまん大丈夫か?」

「な〜んてね〜」

シュンはイチロウに向かって舌をペロッとだす。

「お前」

「暴力反対!」

「遊んでないで早くして下さい。キャプテン。」

サキが表情一つ変えずに言う。

「ゴホン!今回の仕事はアメリカの大統領の警護だ。」

「やったー海外だ。久しぶりだーよかったな正貴!海外だぞ。」

「島尻さんそろそろマジでヤバイっすよ。」

シュンはサキとイチロウに睨まれる。

「はいはい、わかりましたよお口にチャックね。」

シュンは、口にチャックの仕草をする。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ