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30 minutes  作者: 緋絽
10/11

終話

緋絽です!栄えある最終回、書かせていただきます!

少々長いです。すみませんoy2


───もういいだろ? そこまで怒ることじゃないじゃないか。

───うるさい! あたしはっ……………オレは、虫がこの世で一番嫌いなんだよ!

帰り支度をしながら空と言い合う。

あんなに男勝りな性格なのに、空は虫が嫌いなのだ。空の唯一の女らしい一面と言える。

うんざりした顔になっていたのか奏が首を傾げた。

「まだ怒ってるの?」

「あぁ」

「空も大概しつこいよね」

───なんだとカナてめぇこら目の前にオレがいないからって好き勝手言ってんじゃねえぞ! おらヘタレ! オレの代わりにカナを一発殴れ!

「嫌に決まってるだろ」

───クソ大地!

空の罵倒の声を流して帰り支度を終え、立ち上がる。

その時だった。

「原田!」

教室の入り口からあまり話したことのないクラスメートの男子が声をかけてきた。

「はい」

「ちょっといいか」

奏と顔を見合わせる。

クラスメートに呼び出される理由に心当たりがない。

「えぇ…」

首を傾げながらついていくと階段の裏に入っていく。

「何でしょうか」

「お前、いつも昼に来る一年の女子と付き合ってんだろ?」

付き合ってる!? な、なんですかそれは!

あまりのことに顔の前で全力で手を振る。

「い、いいえっ、そんなまさかっ」

「で、その女子がさ」

話聞いてくださいよ!

───………おい、大地。 なんだかヤバそうな感じだぞ。

空の真面目な声音に顔を引き締める。

空の感は馬鹿にできない。

「さっき、学校からちょっと行ったところで……男子生徒に囲まれてて。俺、ランニング行ってたんだけどさ。友達かなと思って通り過ぎたら、『原田大地の女だろ?』的な会話してて。そん時には気にしてなかったんだけど、少し行った時になんとなく振り向いたら、女子が倒れかけたのを男子生徒に抱き留められてて」

頭が急速に回りだす。

───おい、大地。リコに街中で立ち止まって話するような友達はいねぇはずだぞ。

「あいつら、隣の篤工の制服着てた。本当に友達だったらアレだから声かけるの躊躇ってる間に行っちゃって。あんまりガラ良くなかったから…一応言っとこうと思って」

篤工とは篤敦工業高校のことだ。

春に今崎さんと出会った時に、空が返り討ちにした人達の学校だ。

「ありがとうございます」

軽くお辞儀をしてその場を離れる。



教室に入ると強張った俺の顔を見て奏が真面目な顔になった。

「…どうか、したの?」

「今崎さんが、危ないかもしれない」

「かもしれない?」

さっき聞いた話を掻い摘んで話す。

「なるほど」

───ま、『原田大地の女だろ?』的な会話なら、大概は心穏やかな話じゃねーよな。

わかっている。俺がもともと首をつっこみ、その処理を空にしてもらったのだ。これはすべて俺に責任がある。

「で、どうするの?」

「完全にこれは俺の責任だ。もちろん助けに行く」

───おい、お前、まさかオレに代わらないつもりじゃないだろうな。

内心ぎくりとした。

それを隠すのが下手な俺は空に読まれてしまった。

───ほらな! やめとけ、やめとけ! お前1人で行ったってできることなんかありゃしねーよ。せいぜいぼこられて終わりだ。最悪な終わりだな。

───そ、それなら空が行っても同じだろ!

悪あがきのように返すとフンと鼻で笑われた気配がした。

───お前とオレを一緒にすんな。オレはお前と違って強いんだよ。

グッと喉が詰まる。

悔しいことに言い返せない。

「そういうわけだから。悪いけど、奏、力を貸して」

そう言うといつもは無表情な顔を満足げに笑みにかえた。

「いいよ。一度やってみたかったんだ」

鞄からノートパソコンを取り出して電源を付ける。

「人捜し」



「で、場所は? 心当たりあるの?」

奏がキーボードを軽く叩きながら言う。

俺は首を横に振った。

「ない。でも、考えればわかると思う」

例えば、女子を自分がさらうとして。状況は聞く限り、今崎さんは気絶している。3人いるから運ぶのには困らないだろうが、抱きかかえて行くのはあまりにも目立つ。

きっとそう遠くへは行かない。

「奏。篤工の溜まり場って、どこだと思う?」

「んー…学校の付近かな」

奏が体を横に向けて考え込む。

「だよね。てことは横町の大通りあたりかな」

───じゃあその辺を(しらみ)潰しに捜すしかねーな。

「いや、虱潰しに捜すには時間が足りない」

その間に今崎さんがどういう目に遭うか考えたら、そこまで時間はかけられない。

目撃情報を集めなきゃならない。

どうする。

「何言ってるの大地、空。なんのために僕がいると思ってるの」

そのセリフに奏を見ると、見たことないくらい楽しげな笑みを浮かべていた。

「日本はインターネットを普及させて正解だったね。情報がどこにいても手に入る」

指を解して俺を見て微笑む。

なんだか妙に頼もしい。

───なんだか、妙にカナが楽しそうじゃねぇか?

空が唖然とした声を出した。

「今も昔も人を見つけるのは人だよ。それは絶対変わらない。だから、やっぱり最後に役に立つのは昔の知恵だ」

奏は、自身の参加しているコミュニティーに『人捜し。情報提供求む。範囲:横町大通り周辺』と打ち込んだ。

すぐにレスポンスの音が鳴る。

「ま、人海戦術だよね」

ぐるりと俺に背を向けて手を組み、前に伸ばして体を伸ばす。

「横町に向かってていいよ。必ず到着前に見つけてみせる」

そして奏は、条件を打ち込み、軽快にエンターキーを叩いた。



学校を出て最寄り駅で電車に乗り、横町に到着する。ここまでで30分。

電車を降りた瞬間に携帯がバイブする。

「はい」

改札を抜けて走りながら大通りに向かう。

『見つけた。大通り付近で散歩してた人がいたよ。大通りに入って10件目の串カツ屋を右に曲がって』

言われた通り大通りに着いてから10件目の串カツ屋を右に曲がる。

人通りが多かった大通りから少し逸れたからか一気に人影がなくなった。

───こりゃ絶好の隠れ家だな。

確かに。薄暗くて人目を阻むには上等すぎる場所だ。

「ここを真っ直ぐ行けば?」

『うん。少し行ったらシャッターが閉まった店がある』

言われた通り進むとシャッターの降りた店があった。どうやら潰れてしまったようで、閉店という貼り紙が貼ってある。

「この中に?」

『まだいるかどうかわかんないけど。そこに入っていくのを見た人がいる』

「わかった。ありがとう」

携帯を閉じようとしたらクスッと笑う声が聞こえた。

「奏? どうかした?」

『ううん、別に。大地達が人を追いかけることってあるんだって、ちょっと思っただけ』

その言葉には、どこか安堵したような響きがあった。

もしかして、奏は少し心配したりしていたのだろうか。

『ごめんね、こんな時に暢気な話して』

「いえ…」

『頑張って、無事に帰っといで。健闘を祈ってる』

そのセリフと共に通話が切れる。

───機械オタクの方がお前より友達いるもんな。

───お互い様だろ!

フンと鼻で盛大にせせら笑う気配。

くそ、こんな時にこんな話するなんて。おかげでちょっと緊張が解れたけれど!

クックックッと喉で笑う声が聞こえた。

───俺に代わるのを忘れるなよ。代わった時に痛みで戦えないなんて嫌だぜオレは。

もう一人のオレが喜びの声を上げる。

そうだ、こいつはなんだかんだあっても結局余裕綽々な態度で通り過ぎていく。

どんなにまずい状況でも、この不適な声音で一笑に臥す。

俺は鋭くシャッターを睨んだ。

「奴らは俺達が来ることを知らない。君ならすぐに片を付けられる」

───はっ、当然だな。必ず人質にされる前に終わらせてやるよ。──さぁ、行くぞ。

その声と共に、俺はシャッターを勢いよく跳ね上げた。



目を覚ますと、固い地面に寝かされていた。手をついて起きあがろうとして失敗する。

背中で手をテープで拘束されていた。

「あ、起きたぜ」

その声の方に目線を向けるとさっきの男達がわらわらと集まっていた。

「私は…」

「ごめんね。君は何にも悪くないんだけどさぁ」

一人が下卑た笑いを零す。

思わず顔をしかめた。

気づいた。この人達、春に私にちょっかいをかけてきて、大地さんに返り討ちにされた人だ。───いや、今思えばあれは“空さん”だったのだろう。

「こっちもやられっぱなしじゃいらんないもんでね」

目の前に来て顎を掴まれる。

「自分の女が傷付けられたらさすがにあいつも余裕じゃいらんないだろ」

クスクス笑う嫌な声が耳朶を掠めた。

「だから私を攫った? どうやら相当意気地なしのようですね」

私のセリフに男が眉をひそませた。

顎を掴む指に少し力が入る。

「こうして私を攫って怪我でもさせて帰すつもりですか? いえ、もしや私は人質でしょうか。なんにせよ、自ら戦いに行く勇気もないのは明らかだわ」

睨む。

少し怖いけど、怯むものか。

あの人に、怪我なんかさせない。

あの時私を助けたせいで大地さんが傷つくのは、嫌だ。筋違いだわ。

「黙れ!」

「人質ならここまで呼び出して、抵抗できない大地さんを袋叩きかしら? まったく男らしさの欠片もない」

思ったことがすぐに口に出る性格が幸いした。狙った通りに相手を罵倒する言葉が簡単に口をつく。

私はフンと鼻で笑う。

「ホントに、最低───」

瞬間、頬を叩かれる。ぐわんと首が曲がって頭が揺れ、地面に倒れ込んだ。

男の仲間が驚いてどよめいた。

「お、おい」

「うるせーんだよ!」

頬が熱を持ち、直後に鋭い痛みがした。

口の中で鉄臭い味がする。切れて血が出たようだ。

「う……」

髪を掴まれ引き上げられる。

完全に血走った目と目があった。

ゾクリと背筋が凍る。

「本当はこのクソなげー髪を切って解放しようかと思ったけど………気が変わった」

そこで初めて、怖くなる。

男が私の髪を引っ張り上を向かせ───私の胸あたりのボタンを引きちぎった。

「わ……っ!」

「てめーは犯す」

その言葉が一瞬理解できなかった。

しかし、すぐさまお腹あたりからまさぐるように滑り込んできた手にようやく理解する。

「や………っ!」

「おい!」

仲間が止めようとしたが男がそいつらに声を掛けた。

「後でお前らにも代わってやるよ。女、しばらく抱いてないんだろ」

そのセリフで仲間は黙り込んだ。

「このクソ男…っ!」

「黙れ!」

再び殴られて恐怖で体が竦んだ。怒鳴り声に体が震える。

手が伸びて服を肩口まで下ろされる。

つい掴まれたままの顔を背けた。涙が滲んでくる。

悔しい。こんな奴に怯えるなんて。でも、───でも、怖い。怖いです、大地さん。

「や、めて…っ」

「自業自得だろ。クソアマ」

男の顔が近づいてきて、耐えきれず叫んだ。

こいつらが大地さんをこの場に呼び出してないのはさっきわかった。だから、来ないことはわかっている。でも、呼ばずにはいられなかった。

「助けてっ…! 大地さん…っ!」

その瞬間にシャッターが跳ね上がる音がした。

「今崎さん!」

そして私は、願ったあの人がここに来てくれたことを知る。



シャッターを跳ね上げた瞬間、目に飛び込んできたのは、服を肩まで脱がされた今崎さん、それに跨がる男とその仲間だった。

───この野郎!

「あなた達は…っ!」

つい頭に血が登り激昂する。

「何をしてるのかわかっているのか!?」

怒鳴り声が室内に反響して空気を裂く。

「な、なんでお前がここに」

跨がっていた男が慌ててこちらを向く。

「大地さん…!」

泣いたような顔の今崎さんが俺を見て驚いた顔をする。

その顔が、赤くなっていた。

「ぶったんですか!」

───代われ大地! こいつら…ぶっ殺してやる!

言われるまま声を上げた。

「今崎さん、俺を見て! 10秒!」

目を合わせると今崎さんがポロリと一粒涙を零した。

───1、2…

今崎さんに跨がったままの男に怒鳴りつける。

「そこのあなた! どきなさい!」

俺の怒号に男が飛び退いた。

───5、6…

「許しませんよ」

───7、8…

男が焦って指を俺に突きつけた。

「おい、お前らやっちまえ!」

沈む意識の中、俺は最後に言い放つ。

───9、10。

「覚悟しなさい」



真っ先に飛びかかってきた奴の顔にオレは拳を叩き込む。

続けざまに襟を掴んで腹に膝で蹴りを数発入れ、最後に顎を打って脳を揺らす。

男を横に転がして眼鏡を取り放り投げる。

いつもは文句を言う大地も、今回ばかりは何も言わなかった。

「おい…お前ら」

前髪をかきあげて睨みつける。

男達がビクリと体を揺らした。

「生きて帰れると思うなよ」

「やっ…やれ! ぶっ殺せ!」

向かってきた奴を受け流しその背に蹴りを入れる。倒れた所を足で踏み潰し空いた足で蹴りを入れた。

男が体をくの字に曲げる。

3人目には鳩尾に拳を叩き込み、曲がった体に回し蹴りを入れた。

脳を揺らして3人目が倒れる。

最後の4人目を見て頭の中で大地が叫んだ。

───今崎さんに跨がってた男だ!

その言葉を聞いてオレは男を殴りつけた。避けようとする男を追いかけると、男がリコを掴んだ。

「まっ、待て! この女がどうなっても───」

「リコに触るな!」

正面から顔に足の裏をぶち込んだ。男が地面に体を叩きつける。

「がっ…」

襟首を掴んで男を起こし、顔を数発殴る。

リコの悲鳴が聞こえた。

「後ろ!」

確認しないまま振り返り様に拳を叩き込んだ。どうやら相手の脇腹にあたり、襲いかかってきた奴が倒れる。

オレは向き直って4人目の男に拳を振り上げた。

「や、やめてくれ! も、もういいだろ!」

「言わなかったか?」

髪を掴んで顔を突き合わせる。

「ひっ…」

「生きて帰れると思うなってな」

そのまま勢いをつけて壁に頭をぶつけた。

何度か顔を殴っていると次第に男がぐったりしていった。

「ぃ…ん」

もう一度殴ろうと拳を振り上げて誰かが腕に飛びついてきた。振り払おうとして、リコであることに気づく。

「大地さん! もういいです!」

「どけ!」

鋭くリコを睨むと、リコはグ、と奥歯を噛み締めて叫んだ。

「もういいって言ってるでしょう!? やめてください! 怖い!」

「こっ──」

そのセリフで一気に高ぶっていた感情が鎮まる。かわりにずっこけるような気分になった。

───もういい、空。ありがとう。

───お前もかクソ大地!

「~~~~っ」

頭をかきむしって立ち上がる。

「おい」

目の前で抵抗する気力をなくした男をつま先で軽く蹴る。

男が俺を見上げた。

「失せろ。二度とこんなことするなよ。次したら───」

足を振り上げ、勢いをつけて男の股間へ振り下ろす。

「うわあっ!」

少し上で勢いを止め、ゆっくり男の股間に足を置く。

「使い物にならなくなるよう、踏みつぶすからな」

ガクガクと男が泣きながら頷く。

「行け」

4人が慌ただしく出て行き、その場にオレとリコが残った。

「大地さん」

振り向くと地面に座り込んだ状態でリコが俺を見ていた。

近づいて拘束しているテープを千切る。

「大地さん、ありがとうございま──」

最後まで言い切る前に強く抱きしめた。

今更、無事ではないが、無事なことにホッとする。

「ごめん。悪かった」

「いいえ。私の責任ですから」

「違う。オレがあの時、やり返す気力がなくなるまで返り討ちにしとけば」

「…悩みどころ違いませんか」

リコの呆れたような声音にようやく体が緊張から解放される。

───よかった…。

大地のホッとした声がする。

「…あ、あの。すみませんが、ちょっと」

もぞもぞするリコに目をやると、ギョッとした顔で肩口を隠した。

───わぁ!

「みっ、見ないでくださいっ」

アワアワと肩まで服を引き上げたが、ボタンが外れていてまったく隠れていない。

「ど、どどどうしよ…」

リコの慌てぶりについ吹き出す。

そしてオレはカッターシャツを脱いでリコに掛けた。

「着れば?」

「あ、ありがとうございます」

赤くなったリコには気づかない振りをして時計を確認する。

そろそろ30分。時間切れがやってくる。

オレはリコを撫でて無事を今一度確認した。

「助けられてよかった。………じゃーな」



意識が戻ってから俺は眼鏡を拾ってかけ直した。

空に文句を言うのを忘れていた。

そして俺は今崎さんに笑いかける。

「帰りましょう、今崎さん」

伸ばした手に今崎さんがそっと手を伸ばした。

「助けてくださり、ありがとうございました。大地さん、…………空さん」

最後の小さな呟きは誰にも聞かれることなく、シャッターの下りる音にかき消された。



そうしてこの事件は幕を下ろした。

その直後に今崎さんが空を知っていることが発覚し、ちょっとした騒ぎになった。主に、俺達の間で。

今崎さん曰わく、「別にあなたの中にいくつ人格があっても構わないです。どちらも私は好きですから。それが友情か恋の情かの違いしかありません」だ、そうだ。

いや、結構な差だと思いますが。

空は初めてできた女の子の友達に戸惑いながらも嬉しそうだ。多分、ちょくちょく代われと言うようになるだろう。



その後、2人で歩く姿が多く発見されるようになる。

彼氏彼女としてなのか、友人としてなのか───さぁ、果たして?


御読了ありがとうございました!

次回、あとがきをアップする予定です。

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