5話 エクレア
玄関のドアを開けると そこにいたのは、、、
「わんっ!わんん!きゅーーーん きゅん!」
「あぁぁぁ!!エクぅぅぅ!!エクがおる!!エクたんお出迎えしてくれたのぉぉぉ!?」
「きゅーーーん きゅん きゅーーーん」
そこにいたのは 桜野家のペットの中の1匹
ミニチュアダックスフンドの『エクレア』
胴体が長く 手足が短い ブラックタンと言う体が黒く目の上に茶色いマロ眉がある犬種だ
今年で7歳になり 犬の人生の中ではいい大人になる
両親が生きてた時に 中学生に上がる前 なかなか人見知りを克服できず 両親が純の友達として家族に迎え入れた子である
そんなエクレアは 主人が いや、家族が帰ってきた事が嬉しさで 尻尾を振り回しすぎてお尻も動いてしまうほど 純に喜びを伝えてくれていた
「あぁぁぁ エクたんんん エクの顔見たら 私安心したのか凄い疲れたよー」
緊張が解けて 玄関にしゃがみ込むように倒れた足にエクレアが乗り上げ 純の顔全体を舐めていた
「あはは、、、エクありがとう、、、んんん!よしよしよしよしっ!!エクたん ここが気持ちいいんだもんね!よしよしよしっ!」
エクレアは短毛なので 毛の感触かザラザラするようでサラサラしてる感じがとても癖になる
いつまでも撫でていたいが エクレアのご飯も用意しないといけないし 他の子にもご飯を用意して
一度シャワー浴びたら 今後の事を考えないといけないよね
「もしかしたらこれから、、、いや、もう日本は、世界はカオスな世界になるかも知らない 外に魔物が出たって事は 私達の家にも来るって事だ、、、対策もして強くならないといけないよね?この展開の流れって」
「わん!わんわんっ!」
「あ、ごめんごめん もう朝だからお腹が減ってるよね それに散歩もしたいが 外は怖いから庭で軽く散歩するだけでもいい?」
「わん!わんわんわんわん!きゅーーーん」
エクレアは ご飯か散歩って言葉のどちらかに反応したのか 興奮がとまらなくなっていた
あ、エクレアって鑑定できるのかな?してみよう
【ミニチュアダックスフンド エクレア 純が好き テイム可】
そうかそうか 私の事が好きなのか!なんだこの可愛い生き物は!私の大切な友達だわ、、、?
「、、、ん?ていむ??」
ダックス好きなんです。犬種の中で1番好きです。可愛くないですか?
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