11話 もう1つの水槽
毎日17時には1投稿する予定です。土曜と日曜は ストックがあれば1〜2投稿できればします。応援よろしくお願いします。
「わんわん?きゅーーん??」
「もちろんだよっ!エクだって好きだよ?でも エクは想像してたキャラで 嬉しかったなーって思っているよ」
エクレアは 元気な女の子のイメージだったから そのまま通りで 純は嬉しいと思っている
「、、、コポォ」
ポンズも エクレア元気だねーって思っているみたい
ポンズもテイムが出来て安心した 純はポンズの水槽の隣下にあるもう1つの水槽に目線を向ける
ここには とても寒がりで夜行性な家族がいる
この時間 もう朝6時すぎになっても まだ暗い時期の12月 夜行性だけども 朝だから洞窟に引きもこもってるのか 寒がりで引きこもってるか いやどちらもの可能性のがありそうだ
「今日は まだ顔をみてないんだよね、、、」
この子は 1週間に一度ぐらい 寒い時期だとあまり表に出てこなくてなり 数週間に一度ぐらいしか食事をとらない時もあるんだよね
だから 1番はこの子の為に 桜野家は暖房を毎日つけっぱなしで 温度は高めに設定してあるから
たまに暑い時は リビングから他の部屋に避難する時がある
「さぁて ナスビは起きてるかな?起きてくれるかな、、、??」
「わーん?」
「、、、こぽぉ」
エクレアもナスビが気になるのか そこまで高くない台に置かれてる水槽に立ち上がり覗き込み
ポンズも 隣にいつも一緒にいる ナスビが気になるのか 隣の水槽に近づいてきた
コンコンコン
「ナスビさーん?今日は 調子の方はどうですかー?」
コンコンコン
「最近顔見れてないから 顔がみたいでーす」
「わんわんっ」
「、、、コポォ」
2人?2匹も一緒にナスビに話しかけている
その後も純達が 洞窟の中にいる ナスビに話しかけ続けていたら 洞窟から ゆっくりだが真っ黒な顔を出す いや全身も目も真っ黒な生き物、、、
「、、、チー」
「あっ!ナスビ!お久しぶり!元気だったかな?お腹減ったかな?久々に全身見せてくださいよー!」
ナスビ。純は別として順番的にはエクレアは長女 ポンズは次女 ナスビは三女である。5年前に 両親が一目惚れして飼った子であり とても貴重な生き物だ。普通の個体は顎下が白いのが多いんだが この子は顎下も黒く全身が真っ黒の貴重な子 金額もいいお値段をしたみたいで 両親は奮発して家族に迎え入れた
桜野家は ペット達の名前を全部 純に任せたため この子も茄子に見えたのか『ナスビ』と名付けられた
他の子達も エクレアに見えたから エクレア。ポン酢みたいに 水の中で溶け込んでるように見えたのか ポンズと名付けた。純は食い意地はっていたのだろうか?
ナスビ。どんな家族なんだろうね、、、??
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