10話 出目金
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《『ポンズ』は『テイム』を受け入れました》
「あぁ、、、良かった ポンズも仲間になってくれて、、、」
「わんわん」
エクレアもポンズが仲間になって喜んでるようだ
「だよね!ポンズ、、、?私の声は聞こえてるのかな、、、??」
純は 先ほどテイムした出目金のポンズに話かける
「、、、コポォ?」
ポンズは 自分に話しかけられてるのが理解してるのか純を見つめてる
「あー ポンズってすごいマイペースな感じの子なんだね!のんびーりとしてる。ははっ」
「、、、コポぉ」
ポンズは おはよう どしたの? ご飯でもくれるの?ってのんびりとしてる感情が伝わってくる
「わんわんっ!!」
「、、、こぽぉ」
「わんっ!?わんわん!わん!」
おお、、、エクレアとポンズが会話をしてるのが感じる
私が話しかけてるんだから しっかりしなさいとポンズに伝えてるが ポンズは のんびりとした返事をして泳いでるから 余計にエクレアが叱っているが 仲が良さそうなのが伝わって 嬉しい
「はははっ エクもポンズも仲良さそうで嬉しい。ポンズは こんなに長生きして大きく成長したじゃない?水槽せまいと思うのかな、、、?」
出目金のポンズ。6年も長生きな子 出目金を調べてくれた両親が言うには女の子。スキル『従魔術』での会話で感じるのも女の子だった
6年前両親とお祭りに行ったときに一緒にやった金魚すくいで 捕まえた子 とてものんびりしてて 金魚すくいの網ポイを近づけても逃げなかった不思議な子だった だけど金魚達の中では1番デカい出目金だった
逃げない子だったから 周りの来てた人達が狙うんだが ポイに乗せても上手くかわしたり 自分の大きさが分かってるのか ポイを破いたりする子だった
だけども何故か 私がすくう時は一発で出目金をとれてしまい周りからお店のおじさんにも拍手をうけた
とても恥ずかしかったのを 純は覚えていて
今も思い出すと ソワソワしてしまう
それから『ポンズ』と名付けてずっと飼っていた
まさかポンズが長生きでどんどん大きくなり何度も水槽を変えたんだが 今では小玉ぐらいスイカの大きさまで成長するとは思わなくて驚愕している
「、、、コポォ?、、、こぽぉ」
「そうなんだっ そこまで運動?泳ぐ事が好きじゃないから 別にのんびり過ごせればいいのね。なら良かったわ ずっと気になってたから話をきけて良かったよ」
「、、、こぽぉ」
「ははっ ポンズはこんなにいいキャラしてるなんて思わなかったから 知れて嬉しいっ」
「、、、こぽぉ」
ポンズは 純の感想にそうなんだって興味がなさそうに返事して 優雅に泳いでいる
金魚すくいやりたいっ!最近お祭りでは見かけないよね?
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