登場人物紹介 ② (※ネタバレ注意)
②では船舶・航空系の登場人物をご紹介します。
花菱姫乃
名前の由来:豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」号から名付けました。
・今作、登場人物を陸海空で揃えようとして船は国や文化にもよるのですが女性視されていますのでそれに則り、船舶関係は全て女性にしています。
鉄道関係は名前のイメージ的や人数的に幅を広げた方が良いだろうと言う事で男女半々、航空関係者は初期では音無だけ女性にしようかな?とか色々案はありましたが全員男性に落ち着きました。
・名前はダイヤモンド→菱形、姫乃もそのままプリンセスですね。
家政婦の東郷は船乗りの名前がいいだろうという事で日露戦争で活躍した海軍元帥、東郷平八郎から名付けています。
・船舶の候補をしては知名度の高い「飛鳥Ⅱ」「さんふらわあ」など色々ありましたが、ハプニングを起こすのに一番向いているのは間違い無く「ダイヤモンド・プリンセス」だろうと言う事で序盤に登場させました。
個人的に生まれた背景やコロナの騒動からして“悲劇のプリンセス”みたいなイメージが強かったですね。
・望海達と一緒にいた弐区モデルである名古屋は大きな港があり、実際にダイヤモンド・プリンセス号の停泊地にもなっているので一緒の学校の同級生という事にしています。
お嬢様学校というのも名古屋は多いイメージがあるので採用しています。
・今作、時代背景が古くて児玉と言い、朱鷺田と言い見合い話とか現代に似つかない単語が多かったですね。
個人的に比良坂町は閉鎖された空間なので、文明が止まっていて人々の価値観がコリ固まってると言うか、新幹線開業年の1960年代をイメージして作っていたので新しい価値観を持つ、新幹線のメンバー達と古い価値観を持つ周囲みたいな感じで作ってました。
日向葵
名前の由来:日本のさまざまな所で運行されているフェリー「さんふらわあ」から名付けました。
・名前はひまわりの英語名がサンフラワーなので漢字表記の向日葵を入れ替えた物ですね。
鶴崎と親族なのは、作者のオリジナル要素なので気にしないでください。
種別に「さんふらわあ くれない」があるので紅鶴がシンボルのJALと共通点があるなと思って入れただけです。
・物語の役割としては「鶴崎」の情報を出す事と、姫乃を任せられる相手という事ですね。
本当はもう少し、飛鳥なども出して船舶関係もやって行きたかったのですがストーリーのテンポも悪くなるでしょうし元々話数も30〜40話程の中編小説にしようかなと思っていたのでコンパクトにまとめました。
二ノ宮飛鳥
名前の由来:豪華客船「飛鳥Ⅱ」から名付けました。
・個人的には良く横浜港に停泊しているイメージがありますね。
日本籍を持つ船としては1番大きな船なので、近くで見るとインパクトが凄くていつも見ると驚いているような気がします。
大きな船=飛鳥Ⅱというイメージが強いですね。
・自身が運び屋のファンであり、父親が赤い血を持つのは名誉船長である俳優の加山雄三氏とその祖先である岩倉具視の影響が強いですね。
前者は船舶は勿論、鉄道ファンであり後者は全国の様々な駅の建設に関わりました。
・裏設定として瑞稀と友人という事にしています。
共に豪華寝台列車と豪華客船というのと瑞稀が舞台が好きという事で、集会などにも一緒に参加しているという事にしています。
鶴崎真紅郎
名前の由来:東京都品川区に拠点を置く日本航空「JAL」から名付けました。
・鶴崎の場合社名ではなくて、シンボルの紅鶴から名付けています。
航空関係者は色々案があって、モデルのベルリンの壁には侵入を阻む為の監視がいたという事で最初は内側に組織を置こうと思ったのですが、そうすると壁を移動する度に登場する羽目になるのでテンポが悪いと言う事で没にし。比良坂町の外に組織を設置しました。
・元ネタが日本で初めて航空会社である事、二大巨頭の片割れである事を踏まえて基地のトップであり最年長としています。
JALは歴史的に経営破綻した背景もあり、国からの援助を受け半ば国営のような処置を取られていた事があるので保守的であり、上に従順にしてあります。
・ライバル会社であるANAが近年、航空シェア1位を獲得しているので権力が揺らいでいると言うのを秋津基地内での派閥争いに当てはめて物語を進めました。
全斎秀一
名前の由来:東京都港区に拠点を置く全日空「ANA」から名付けました。
・JALと共に航空会社の巨頭であり、作者もお世話になっている航空会社です。
お世話になってる割には扱いが雑なのは、勢力図から言って仕方ないと割り切るしかありません。
・それぞれの派閥は実際の航空会社の系列に沿って決めています。
ANAの子会社はAIR DO、peach、ソラシドエアなので上司と部下と言う関係にしています。
反対にJALはジェットスター、フジドリームエアラインですね。
大体の日本の航空会社はJALかANAと提携してる印象ですね。
久堂雪道
名前の由来:北海道札幌市に拠点を置く「AIR DO」から名付けました。
・北海道の航空会社という事で、初嶺の教育係を任せました。
音無と親友なのは元ネタのAIR DOとソラシドエアが共同会社という事で近しい存在であるという事を示す為に入れています。
・個人的な話ですが、作者は新千歳空港が好きな人です。
あそこは何でもありますよね。ホテル、映画館、温泉。
財布が破産する魔境の2階と3階。ガチで1週間暮らせると思います。
百地玄四郎
名前の由来:大阪府、関西国際空港に拠点を置く「peach」から名付けました。
・最初に航空会社の面々を人名にした後、鶴崎の時も書いたように内部の組織を作ろうと思ったのですが結局没にして新しい案を考えている時「音無、百地、富士沢...何か軍人っぽいな。一回それで書いてみるか」と赴くまま書いたら何故が上手く行ったので連載用に書き直しました。
・ただ、鉄道がメインですし作者もそこまで飛行機に詳しいかと言われればそうではないので、色々と調べながら書きましたが設定が追いつかないというか。もうちょっと、上手い表現が出来たんじゃないかと、何でもそうですけど思いましたね。
音無拳悟
名前の由来:宮崎県宮崎市に拠点を置く「ソラシドエア」から名付けました。
・苗字は音階のドレミから取っています。
英語表記ですと、Sora seed になるので本来の意味とは異なります。単純に言葉遊びですね。
拳悟は宮崎県の県花であるヤシ科のフェニックスから着想を得ています。
ヤシの木はラテン語でパルマエと言い。掌の意味を持つ事から連想して拳の名の付く名前にしました。
・一番最初に音無を出したのは、このメンバーの中で1番元ネタが分かりずらそうだったのと、中部国際空港にも路線を持っているので圭太の送迎も可能だったというのが要因としてはありますね。
沖縄も担当範囲に入っているので外の事情に詳しく、異文化にも抵抗がなさそうだなという事で護衛や通訳係にしました。
・初期案と言うか、3段階の内の2段目では苗字の名前の響きから女性キャラとして序盤に出そうかなと思ってました。
その時は組織自体が町内にあって、今と設定も全然違うので原型もないんですが紅一点のヘタレキャラで毎回、運び屋を捕まえられずに取り逃がすみたいな風には考えてましたね。
その時に希輝達3人が思いついて、彼女達はそのまま今作に入れています。




