始まり
風水立風です。結構頑張って書いたので評価やアドバイスなどをしていただけるとかなり嬉しいです。また今は至らない部分も多々あると思いますが頑張るので応援してくれたら嬉しいです。
人間は何故生きているのだろうか?その疑問に答えられる人はおそらくいないだろう。答えなどないのだからただ僕はこう考える。人は『人生の目標』を達成するために生きているのだと思う。(『人生の目標』というのはその人がどういう風に生きたいかというもので『夢』とは別のものである)しかしこの『人生の目標』はいつになっても達成されないだろう。例えば『幸せに生きたい』というものが『人生の目標』である場合、周りから幸せに見えても本人が幸せに感じなければ達成したと言えないだろうし人間というものはそれが達成されても「もっと上があるはず!」と思ってしまうからである。
ここまで書いて一度先生にバレない程度に背伸びをした。長針はすでに40分を過ぎているのであと少しで授業が終わるだろう。高校に入ってから2カ月と少し期末試験も近いが相変わらず僕は隠れて小説を書いている。今日書いたのは小説ではなく思ったことを書いてみたものだ。もう三年くらい書き続けているのだがなかなかうまくいかない。ちゃんとストーリーやどんな感じで話が進んでいくかも決めているのに途中で文章が変になってしまう。
「どうしたらうまく書けるんだろう……」
声に出してため息をつく。そんなことを考えていると授業が終わった。
廊下に出ると親友の山内、玉野、宇田がいた。
「横井、今日も一緒に飯食おうぜ!」
と山内が誘ってきた。普段なら誘いに乗るのだが今日は……
「悪い。今日用事があるから……」
と断るわけではなく
「いいよ!今日は屋上で食おうぜ!」
と誘った。その誘いに
「「「いいなぁ!屋上!」」」
3人とも乗った。
「そういえば俺らの学校って屋上OKなんだな」
「僕もこの前知ったんだ」
「「へぇ〜」」
僕たちが通っていた中学校は何故か屋上があるのに使えなかったのである。
「やっぱ高校の昼飯と言ったら屋上だよなぁ」
玉野の発言に僕と他の2人もうんうんとうなづく。
「にしても俺らいい学校に来たよな。私服OKだし、昼休みは昼食と合わせて50分で部活の種類も多いし校庭の広さなんてこの国で一番広いんじゃないか?」
「まぁここのアクセスと偏差値が高いから少し大変だったけど」
「まぁね。俺は屋上で昼飯食えてよかったって思う。アニメとか漫画でよく見てたから憧れてたんだ」
アニメ好きの玉野が言った。
「宇田、それ分かる。俺も楽しみにしてた。でも今日はそれだけのため屋上に来たわけじゃないけどな」
そう言いながら僕は屋上の外につながるドアを開けた。そこには……
どうだったでしょうか?この小説については何回も試行錯誤してきたものなので評価やアドバイスをしてもらえるととても嬉しいです。