表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/91

2 声の主

2018/1/22 修正を入れました。

意識を失い、目覚めた俺を待ち受けていたのは世界遺産と言っても過言ではない美しい自然と、赤ん坊になった俺の体だった・・・。

そんな俺が、助けを求めて泣き叫ぶと話しかける人物が!!!!

姿の見えない、俺に話しかけてきた人物とは・・・?

______________________________________________


泣き叫んで助けを求めた俺は、身を任せていた木が突然震え出したことに驚き体を強張らせていた。


「あー、びっくりしたー!死んでなかったんだね。」


姿の見えない人物に、突然話しかけられたことに俺自身驚いていると声を出さない俺が心配になったのか、また話かけてきた。


「おーい、大丈夫?死んでしまったの」


心配そうな声がかかったので、俺は赤ん坊のしぐさをマネて声を出しながら手を動かしてみた。

すると、微かにほほ笑むような小さな笑いが聞こえた。

姿は見えないが優しそうな声を聞いたことにより、俺は少し落ち着くことができた。そして、この声の人物はどんな人なのか気になってきた。

そんなことを考えていると、木が先ほどよりも大きく震えだし俺(赤ん坊)は、バランスを崩し木の枝から落ちてしまった!!

体は思うように動かせない。でも、無意味と分かっていても体をばたつかせてがむしゃらに暴れる。

体を浮遊感が覆い、地面へと落ちていく・・・。

木の枝が小さな体を擦り、葉っぱが頬を切りつける。


「ガサ、ガサ、ザザザザ、、、、、ドサ!」


俺は一番恐れていた状況、木から落ちるを体験した・・・。

痛みは不思議となかった。もしかしたら赤ん坊だったために感覚がまだ形成されていなかったかもしれない、、、、。

しかし、俺は何となくわかっていた。この意識の薄れっていくこの感覚を俺は知っていた・・・。


俺が、この体に目覚める前の感覚そのものだった。

意識を手放しそうになっていた時、さっき聞こえていた声が慌てふためく感情を孕んで聞こえてきた。


「大丈夫!?!?しっかりして!!死んじゃダメ!!!!」


そんな声を聞きながら俺の意識ははっきりとしたものへ変化していった。

声がより鮮明に聞こえるようになり体の感覚も取り戻しつつあった頃、目を開けどうなったのか確認すれば俺を包むようにして若木の新芽のような柔らかいツタが体に絡みつき、俺はツタから出る暖かな薄緑色の光に包まれる形で吊るされていた。

俺が目を開け、自身の状況を理解しようと巻き付くツタを目で追っていったとき、声の主を見つけた・・・。

それは、俺が今までいたであろう木、人?・・・だった。

しかも木には顔があり、ぱっとみ少女が木に腰から下を取り込まれているような姿であった。若草色の服を着て、頬には所々樹皮のようになっていた。

ツタは、人でいう髪のように伸びて入り、他から見ればモンスターに襲われているようにも見えるかもしれないが俺は、この状況がとても美しく、神秘的なことだと心から思っていた。


「よかった。目を覚ましたのね。死んでしまったのかととても心配したよ・・・。」


俺が目を覚ましたことを、心から喜んでいるように感じた俺はそれだけで笑みがこぼれた。


そんな姿を見た、少女?トレント?・・・まあ、木は体をわさわさと揺らしていた。

俺はそんな中、この木さんのこと、俺がどうして赤ん坊になったのか、ここはどこなのか、など様々な疑問を思い浮かべていた時、木さんが話しかけてきた。


「何とも不思議な赤子ですね。生まれて間もない人の子はこのように思考するのでしょうか?」


俺は、その言葉を聞いて驚き、固まった。

その様子を見ながら、木さんはこちらを観察しているようだった・・・。

俺が、どうしたらいいか考えていると木さんが話し始めた。


「私は別に、君をどうこうしようとは思ってないよ。ひとます、落ち着いて。君が特殊な境遇のもとに置かれているのはわかっているから。」


俺は考える。俺の置かれている状況、これからどうすればよいのか。そして、さらに増えた疑問・・・。

あふれる疑問に、俺はあきらめ、木さんに聞くことができたらと考えていた。


「なんですか?」


「(俺の声、てか、考えてることわかるの???)」


「はい、わかりますよ!」


「(!!!、本当なの・・・か?・・・?)」


「本当にわかります。私の言葉を疑っているのもわかります。」


驚きつつも、俺はこの木さんに助けてくれるように心の中でお願いした・・・。



読んでいただいて、ありがとうございます。

中身、文章力共に楽しんでいただけないと思いますが面白くなるように努力していきたいので、皆様からのご意見お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ