第７話 ビルドエラーＱ
本日の紹介は、藍波さんが腹痛のためお休みします。
第七話 ビルドエラー
ビルドエラーとは、MMORPGなどでよく見かけられる、ジョブとスキル、ステータスが合わずにとても弱いキャラになってしまうことを指す。では、Ｑこのゲームでの最初のビルドエラーとは、何を指すのか？
幻想歴０年１月１日 空中浮遊都市 ヴェント 中央大広場
暮人の宣言から、周りは騒然となった。そんな中、俺は自分のスキルとギフトがあるかを、確認しだした。
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風魔術(0)
技 小風玉(０) :小さな風の玉を、敵にぶつける、基礎魔術。威力は低いが連射性に優れている。
補正：INT スキルレベル÷10（小数点以下切り捨て）
詳細：風属性の魔術を、1つでも修得したものが、獲得できるスキル。
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疾走（0）
技 疾走（0）：走り続ける限り加速する。但し、最高速度は、熟練度に依存する。
補正：AGI スキルレベル÷10（小数点以下切り捨て）
詳細：何よりも早く、速く、疾く走りたいと願った者に与えられるスキル。このスキル累計走行距離により、熟練度が上昇する。
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ギフトスキル
？？？
詳細：特定条件クリアしていないため、詳細不明
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（よし、ギフトスキルもあるし、疾走も俺のスタイルと合っている。これは当たりだn「ぎゃあああああああああああああ!!何これーーー！？」
俺が自分のスキルに満足していると、隣から悲痛な叫び声がしてきた。俺が驚いて振り返ると、そこには金色の狐の耳と尻尾を生やし、同じ色の綺麗な髪を後ろで一本に束ね肩甲骨辺りまで伸ばしている。瞳は輝くような翡翠色をし、目尻は勝気そうに、つりあがっている。身長は、170cmに届かない程度、胸は大きすぎず、小さすぎないといくらいだ。まあ、端的に言えば美少女がいた。
だが、問題はそこではなかった。彼女は、俺と同じ服を着、膝まであるスカートをはいていた。そして、腰には・・・
