第3話 商店通りと問題解決
作者でもわかる。マジで週刊誌並みの亀進行だなあ。ほんとごめんなさい。あと前話の誤字を修正しました。
第3話 商店通りと問題解決
幻想歴0年1月3日 空中浮遊都市 ヴェント 商店通り
さて、2日ぶりに来たわけだが、ギルドで予想していた。と言うか、違ったらいいなあ。まあ2日じゃ変わらないだろうと、高をくくっていた訳だが、元々少しまばらだった露店が所狭しと並び、初日に食料を買ったNPC露店はプレイヤーの武器露店になっており、プレイヤーたちの呼び込みの声は文化祭などとは生ぬるく、コ〇ケや築〇市場と言った様相になっていた。
「おい、ミヅキ本当にどうするんだ。」
「そうね、目立たないように兎の素材を売ってそれで資金にして食料を買いましょう。」
「いや、それはわかっている。だが、どこに並んで買うかが問題だろう?」
そう、初日よりも露店が増えているが、どう見ても市場の規模が需要に追い付いていない。確かにギルドよりましだが、値段が色々酷い。
「てか、あそこだと兎の在庫過多で買取拒否されてるぞ。あ、でも薬草は高いな。ポーションはもっと高いけど。」
「もう餓死するまで行きましょうか。それが一番楽だわ。デスペナルティは装備以外がレベル比例でなくなるだけだから、華園に置いておきましょう。あと、Fもね。それに、火か水の魔術を覚えれば、兎肉を焼けるし、水分補給もできるわよ。」
平時であれば行き当たりばったりで流石にそれはと言う方針だが、この時は人混みがひどすぎてもうどうにでもなあれ。な気分だったので仕方ないだろう。サーバー落ちしないのが不思議ならない。
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幻想歴0年1月3日 第7幻想領域【幻虹之華園】
「私なら、火も水も余裕で使えるんだよ。」
問題は速攻で解決した。
「私のこと忘れるなんて酷いんだよ。」
ごめんなさい。
「それに、幻虹之華園をリスポーン拠点にすることも出来るんだよ。」
もう何て言うか、全部じゃないけど大体解決しました。
「それだったら、そうだと言ってほしかったわ。」
「いや、これは、最終手段なんだよ?確かに食料とかは解決できたし、武器もどうにかなる。でも防具が致命的にダメなんだよ。特にミヅキのが。」
「そうね。アオイは当たらなければどうとでもなる。を地で行くけど、私は少し紙装甲過ぎるかしらね。それに、アオイは、あの万能おしゃれコートを持っているし。」
女子2人にジト目を向けられた目を逸らすため、話題変更を試みる。
「あー、じゃあアルシェに肉を焼いてもらうということでいいか?あと飲み水も頼むということで。」
「はあ、しょうがないから、引き受けてあげるんだよ。」
そう言うとアルシェは、華のないところで、焚火を作り調理を始めた。
読んでくださりありがとうございました。
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ptがじわじわ増えて、作者は嬉しいです。3、4章はプロットできてるので週2か3回の更新になるので、2章の亀進行はご了承下い。




