第42話 幻想クエスト
前略。風邪をひきました。次回の更新が伸びるかもしれません。とりあえずは頑張りますが。
第42話 幻想クエスト
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幻想クエスト 【胡蝶は幻想的な虹色の夢をみる】
勝利条件:幻想種に勝利せよ
敗北条件:HP0かつ敗北を認める
報酬:未定
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『以上が本幻想クエストの開示可能情報となります』
うん。とりあえず読んでみた。これって、
「「何もわからないのと同じじゃないか!!」」
あれ、声がハモったぞ。そう思い隣を見ると、同じくこちらを見ているミヅキと目が合った。
「ああ、やっぱりアオイは受けると思ったわ。でも何でいるの?」
『それは、両者ともに本幻想クエストを受諾されたためです』
丁寧なことにシステムメッセージ(さん?)が答えてくれた。
「それにしてもミヅキ、よく俺が受けると思ったな」
「ええ、だってアオイハイリスク・ローリターンでもロマンがあれば突っ込もうとするじゃない」
「否定はしないが、ばかにされている気がする」
「いいえ、バカにはしていないわよ」
『注意、あと600秒後に幻想クエストが開始します。もう質問はよろしいでしょうか?』
どうやらそろそろ時間らしい。
「一応聞かせてもらうけど、これ以上はクエスト内容については答えられないのかしら?」
『私とは管轄が違いますので、私にはこれ以上の回答のしようがありません』
役所仕事か!
『幻想クエストはそれぞれ、私の上位存在が幻想クエスト1つにつき別の・・・・・・・・・・・・これ以上は開示できません』
?急に回答が止まった?
「ちょっと、大丈夫!?」
ミヅキが慌てた様子でシステムメッセージ(さん?)に聞き返す。
『これにて、質問の回答を終了いたします』
「えっ、ちょっと」
『幻想クエスト開始まであと472秒です』
どうやら、本当に質問タイムは終了したらしい。後は、ステータスを振りながら作戦でも立てるか。
「よし、ミヅキよくわからないが作戦タイムとするぞ」
「そうね、そうするしかないわね。まずはいつも通りにステータスからかしら」
「そうだな、遂に俺のAGIが100を超える時が来たな」
そう、そうなのだ。遂におれのAGIが100を超える時が来たのだ。
「なんだか、早く感じるわね」
「そうか?俺としては、チュートリアルの時にもう少しAGIを上げておけばと思っていたぞ」
「それだとさすがに他のその他もろもろが足りなくて、色々不都合が起きていたわよ」
さて、そろそろ俺のステータスを見てみるか。
読んでくださりありがとうございました。
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