第41話 幻想領域
スマホので執筆しているので、多々おかしいところがありますが、これも、この章が完結したら直します。
第41話 幻想領域
???
その空間は、チュートリアルの時の空間と同じように真っ白な空間だが、地面が無く、俺はただ浮いているだけのようだ。
身体は動くようで、近くにはミヅキもいないようだった。
「ここは?」
『ここは、幻想クエスト参加者の説明、及び最終参加確認の為の空間です』
まさか返答が帰ってからとは思わなかった俺は、驚いたが現状の確認をすべく、質問した。
「幻想クエストとは、なんなんだ?あと、ミヅキはどこだ」
『プレイヤー名 ミヅキ は、他の同空間内にてあなたと同じ説明を受けています』
『幻想クエストとは、このゲーム ファンタジー・ゼクスワールド・オンライン においての特殊最難関クエストの総称です』
『幻想クエストは、プレイヤーが特殊条件を満たした場合のみに発令されるものです』
『この度の場合は、早期迷宮ボス討伐、及び高評価にてボスを討伐した為に発令されました』
『幻想クエストは例外的に、HPが0になっても死亡しないクエスト』
『但し、幻想クエストでHPが0になると、徐々に痛覚無効設定が無くなります』
『幻想クエストの失敗条件は、脳波測定により一定時間心が折れた状態が続いた場合失敗になります』
『その為、幻想クエスト前には参加意思を問う為に、この空間に転送されます』
『以上が幻想クエストの説明です。質問は、答えられるもののみ返答します』
なるほど、サッパリわからん!ただ、
「参加意思については、ミヅキと相談できるのか?』
『できません』
むぅ、理由を言わないのは、答えられないからか?
「それじゃあ、発令された幻想クエストについての情報が知りたい」
『参加者のみに返答します』
実質答えられないからか。
「そういえば、この幻想クエストを受けない場合は、どうなるんだ?」
『幻想クエストを受けない場合は、直ちに元の空間に転送され、二度と全ての幻想クエストが発令し無くなります』
さて、どうしたものか?デメリットは、もう幻想クエストが発令しないと言うだけ。
「クリアした場合の報酬は、どうなっているんだ」
『詳しいことは申せませんが、幻想クエストでのみ入手できる、装備やアイテム、スキル、称号等があります』
「幻想クエストを受けて失敗した場合はどうなるんだ」
『通常の死亡と同じく、最寄りの神殿で蘇生され、デスペナルティは免除されます』
これは、痛い思いをする以外受けた時のデメリットはないな。それなら、
「わかった。それなら俺は参加する」
『了解しました。それでは、本幻想クエストについての開示可能情報を教えます』
読んでくださりありがとうございました。
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