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ファンタジー・ゼクスワールド・オンライン ~六界幻想~  作者: 探偵時計
第1章 胡蝶は幻想的な虹色の夢をみる
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第39話 ■■之繭

お待たせしました。

   第39話 ■■之繭


 幻想歴0年1月2日 大樹の迷宮 最上部


 「『鑑定』」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 |■■之繭《コクーン・オブ・■■■■■》


 種族:昆虫 不明

 属性:地 迷宮の主

 レベル:■■


 HP:0%


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 それは、何の繭かは分からないが、先ほどの大鎧芋虫キャタピラー・オブ・ビッグアーマーより、一回り大きく、色は濁った透明色のような不思議な色だった。


 「はあ、なんだこれ。死んでるのか?」

 「ええ、そのようnっ!アオイHPを見てみて」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 HP:0.1%


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 「っ!増えているのか!まさか、100%になったら孵化するとかか?」

 「多分そうだと思うわ」

 「孵化する前に、破壊できると思うか」

 「分からないわ」

 「そうか、それならとりあえず攻撃してみるか」


 そう言うと俺は、繭を袈裟懸けに斬った。すると、簡単に斬ることが出来たが繭が厚く、中までは通らなかった。しかも、切れた部分はすぐさま元に戻ってしまった。


 「やっぱりダメなようね。と言うか、これただ待ってないといけないのかしら」


 確かに、こんなただ待ちぼうけさせるだけのボスなんていないだろう。それなら、


 「!ミヅキ聞こえているか」

 「ええ、今聞こえたわ。下から結構な数が来ているわ」

 「これを迎撃しろってことか」

 「そういうことなんじゃないかしら」

 「つまり、」「つまりは、」


 「「EXPの団体様(ボーナス・ステージ)ってことか!!」」


 そうと決まれば、話は早い。


 「アオイ!HPは100%になるまでは、大体10分から15分くらいってところかしら」

 「そうだな、それならAGIのバフだけくれ!」

 「了解!AGIのバフだけなら私も攻撃に加わるわ」

 「分かった。よし!行くぞ」


 すると、これまで出てきた昆虫達が、端の藪から次々と這い出してきた。


 「アオイ!あれ見て!」


 ミヅキが叫んだ方を鑑定で一気に見てみると、


「『鑑定』」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 社畜蟻ブラック・ワーカー・アント×7


 兜刀虫×5


 双剣クワガタムシ×3


 針銃蜂×10


 鏡集天虫(・・・・)×2


 音散鈴虫(・・・・)×1


 行進油虫(コロック・マーチ)×8


 戦槌飛蝗×4


 襲撃油虫(コロック・アサルト)×2


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 EXPにお宝が、紛れ込んでいた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 |■■之繭《コクーン・オブ・■■■■■》


 種族:昆虫 不明

 属性:地 迷宮の主

 レベル:■■


 HP:0%(3~10ウェーブまで)

 物理攻撃力: -

 物理防御力: F

 魔法攻撃力: -

 魔法防御力: A

 技巧   : -

 敏捷力  : -

 耐性力  : S

 特殊能力 : S


 能力:下位召集(下位の同族を呼び寄せる)、????(??を??に??させる)、同族吸収(同族を吸収して、HPを回復する)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 読んでくださりありがとうございました。

ぜひ、ブクマや感想、評価のほどをよろしくお願いいたします。


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