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ファンタジー・ゼクスワールド・オンライン ~六界幻想~  作者: 探偵時計
第1章 胡蝶は幻想的な虹色の夢をみる
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第32話 大樹の迷宮 説明しながらの攻略

 都市についての説明回。攻略もするよ(*´▽`*)

   第32話 大樹の迷宮 説明しながらの攻略


 幻想歴0年1月2日 大樹の迷宮 下層部 枝上


 さて、近くに登れそうな枝があった。というか、階段状の枝があったため、今はそこから登っている。そして、出てくるモンスターが先ほどのバッタとこれまでのカブトムシたちであったので、足場が小さくなっても問題なく討伐できたため、今はミヅキ先生からFZOの基本情報をご教授いただいている。


 「てなわけで、このゼクスワールドには6つの都市を冠する都があるわけなのよ。それが、私たちのスタート地点だった、空中浮遊都市ヴェントの他には、火口炎上都市フィアンマ、水上庭園都市アックア、地底機工都市テッラ、神聖天界都市ルーチェ、暗黒魔界都市オスクリタがあるわ。ちなみに掲示板ではそれぞれ、風都、炎都、水都、地都、天界、魔界と略されているわね」

 「スタート地点は、全部ランダムなのか?それとも決まっていたのか?」


 おや、カブトムシが4体。


 「半分正解よ。天族と魔族はそれぞれ、天界と魔界が固定らしいわよ。それ以外の種族は4都市にランダムだったらしいわよ。まあ、多少の基準があったらしいけど」

 「そっ、の多少のっ、基準と、はっ?」

 

 俺は、出てきたカブトムシを駆逐しながら聞き返した。


 「検証が大好きなウィキペディアン(自称)たちが調べた結果だと、ステータスの配分が確立になってたみたいよ」

 「えっ、とっ、どういっ、うことだっ?」


 追加でバッタと蜂が来た2体と3体。


 「AGIが高いと風都。STRが高いと炎都。DEXが高いと地都。DEFが高いと水都。って風に分かれてるから、誰かさんみたいに極振りだと選べたような感じね」

 「俺のことじゃねえか。でも、ほかの都市に行くにはどうしたらいいんだ?」

 「ええと、それはまだわかってないみたいね。でも、近いうちに行き来できるようになるらしいわよ。そもそも、ほかの都市に行けないと、それぞれの特色で天族と魔族以外は、不利になるのよ」

 「えっ、風都に特色なんてあるのか?」

 「ええ、この都市だけが唯一騎乗生物を買うことが出来るのよ。あと、その騎乗生物の成長を助けるための飼料なんかが特産ね。他のだと、水都のポーションと地都の魔導銃が、話題になってたわね」

 「魔導銃はなんとなくわかるが、ポーションってどういうことだ」

 「水都には、ほかの都市にも売っている、HPポーションやMPポーション、解毒ポーションの他に色々な耐性を得るレジストポーションなんかがうっているわ」

 「へー、じゃあ、天界と魔界はどういうことだ」


 俺たちは、モンスターを倒して、さらに上の枝にのぼって行く。


 「天界と魔界はそれぞれの種族の総本山で、種族としての位階を上げられるらしいわ。そうすることによって、種族魔法が強化されるし、都市への貢献度によって強力な種族専用武器が手に入るクエストを、受注できるようになるらしいわよ」

 「じゃあ、俺たちは、どうすればいい武器を手に入れられるんだ?」

 「うーん。今だと、腕のいい鍛冶プレイヤーなんているはずないし、武中の森林のように武器をドロップするボスモンスターとかを倒したり」

 「他には、このようなダンジョンの宝箱か?」

 「ええ、そうね。ていうかよく分かったわね」

 「ああ、なにしろ」


 俺はそう言って目の前の木でできた部屋?の中にある宝箱を指さした。


 「現物がそこにあるからな」

 「ああ、そういうことね。でも・・・・・・」

 「ああ、そうだな・・・・・・」


 「「どう見ても罠ですね。ありがとうございます!だな(ね)」」


 そう、目の前の部屋には、チラチラとGの触角がたくさん見えており、俺の【発見】スキルが大合唱している。さて


 「「本当にどうするか(しようかしら)」」


 どうやら今回は壊れなかったらしいミヅキさんは、もうすでに涙目だった。


 読んでくださりありがとうございました。

ぜひ、ブクマや感想、評価のほどをよろしくお願い致します。作者のやる気が上がります。割と本気(マジ)です。

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