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ファンタジー・ゼクスワールド・オンライン ~六界幻想~  作者: 探偵時計
第1章 胡蝶は幻想的な虹色の夢をみる
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第28話 武虫の森林にて 昆虫殲滅記

ボスとか重要キャラ、装備、設定はすぐ決まるけど、雑魚とサブタイトルが決まらない(泣き)

   第28話 武虫の森林にて 昆虫殲滅記


 幻想歴0年1月1日 武虫の森林 深部


 どのくらい走っただろうか。時折現れるカブトムシやらクワガタやらの群れを、足を止めることなく切り捨て、後ろから迫りくるGの群れからの逃亡劇。偶にに後ろを振り返り、鑑定で数を確認する度に数が増え、今では200体を超えていた。しかも、森の中なので草木に足を取られないようにするため、スピードを緩めているせいか、振り切れる気がしない。


 「まずいな、このままだと埒が明かない」

 「本当にどうするのよ。流石に私はGに埋もれて死ぬなんて、最悪すぎるわよ」

 「分かっている。と言うか、俺も普通にゴメン被る」


 そう、実際問題Gの10や20くらいは、なんとかなりそうだが、50、100と来られると、流石に数の暴力で押しつぶされてしまう。クッ、こんなことなら風魔術じゃなくて、火魔術があればよかったのに、こうなったらミヅキだけ逃がして最悪俺が足止めするか?いや、ダメだミヅキの足だとすぐに追いつかれてしまう。


 「!アオイ、右前方に樹木でできた洞窟よ!あの中で応戦すれば、囲まれる心配はないは!」

 「なに、本当か!でかしたぞ、ミヅキ!」


  俺は、何本もの樹木が重なり、あたかも一本の巨大な木のようになっている、洞窟に駆け込んだ。


 「よし!来い!」


 そう言うと、俺はミヅキを下し刀を抜き構えた。すると、先頭のGが速度を緩めずに突っ込んでくるので、頭から尻まで切り裂いた。


 「あれ?なんか普通に切れるぞ。まさか、頭は滑らないのか。それなら・・・・・・」

 「アオイ!どう、いけそう?」

 「ああ、いけそうだ。だが、念のためにSTRとAGIのバフは切らさないでくれ」

 「了解。低位筋力上昇(ロウ・パワーアップ)低位速度上昇(ロウ・スピードアップ)。これでいいかしら」

 「十分だ。だが、これから持久戦になるぞ。気を抜くなよ」

 「わかったわ」





 幻想歴0年1月2日 武虫の森林 大樹の迷宮 入口


 「はぁ・・・・・・はぁ、お、終わったか」

 「え、ええ・・・多分終わったわ。お疲れ様、アオイ」

 「ああ、お疲れ様ミヅキ」


 戦闘が、終わったのをミヅキと確認すると、


 ポーン『おめでとうございます。サーバー内初レベル10を突破及びサーバー内初迷宮を発見しました。称号【先駆者】、【探索者】を獲得しました』


 ポーン『称号【昆虫の虐殺者インセクト・ジェノサイダー】が称号【昆虫の殲滅者インセクト・ジェノサイドキラー】に変化しました』


 ポーン『称号【常在戦場】、【一刀一殺】を獲得しました』


 ポーン『(アーツ)【悪路走行】、【初動加速(スタート・ダッシュ)】を獲得しました。スキル【疾走】に統合されました』


 「「なにこのアナウンス量多くないか(かしら)」」


 どうやら、ミヅキにも流れたらしく、異口同音に言葉を発した。と言うか、【悪路走行】とか、もっと早く欲しかった。


 「とりあえず、一回ログアウトして、休憩を取らないか」

 「そうね。流石に疲れたから休みましょうか」


 色々と気にはあるが、疲れに勝てず俺たちは、9時に集合することにして、ログアウトした。


 溜まってる、スキル、(アーツ)、称号は、年内にまとめてみる予定です。予定ですからね。

 そして、ブクマ、評価ありがとうございます。感想などもお待ちしています。

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