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ファンタジー・ゼクスワールド・オンライン ~六界幻想~  作者: 探偵時計
第1章 胡蝶は幻想的な虹色の夢をみる
20/65

第19話 武虫の森林へ 3

残酷な描写タグさんが、仕事します。・・・・・・多分!!

   第19話 武虫の森林へ 3


 このゲーム、『ファンタジー・ゼクスワールド・オンライン』は急遽発表された、VR技術が使用されている最初のゲームだ。初回ロット60万本、定価39,800円、月々の接続料は無料ということとあまり信じられていなかったが、仮想世界に行けるということもあり、飛ぶように売れた。

 さて、ここでMMOには欠かせないリポップの話をしよう。リポップとは、所謂モンスターの再出現のことを指すのが、MMOの中では一般的である。このゲームにおいても、それは変わらない。だが、このゲームでは、初期開始地点が、都市の名を冠する6つのスタート地点が用意されており、その周囲には初心者のための狩場が、用意されている。そして、ゲーム開始初日である今日は、モンスターが枯渇しないように、通常の3倍の速さでリポップする設定となっている。


 幻想歴0年1月1日 風の草原


 走る 走る 走る


 風の草原と銘打たれた草原で、俺は荷物(ミヅキ)を担いで、風を切って、北へ、北へと走る。


 「アオイ!前方に一角兎(モノコーン・ラビット)が3!どうするの!?」

 「問題ない。突っ込むぞ!」


 いうや否や、俺は兎の群れに突っ込んだ。正面に兎をとらえると、草を食んでいたのか、俺たちに気がついた様子がない。そこで俺は、ミヅキを担いでいるため、刀を抜けないことにきずいた。俺は・・・・・・












 「よし、一角兎(ボール)は友達!!」


 叫びながら兎を蹴ることにした。

 

 一角兎(ボール)は、疾走の効果で高速道路で、車と並んで走れるくらいまで加速した俺のけりを受け、宙に舞った。 少し遅れて一角兎(ボール)はポリゴンに還った。さらに続けざまに、2つ一角兎(ボール)を蹴り飛ばし、ポリゴンに還した。


 ポーン


 「おっ、ミヅキ『突進』と『格闘』スキルが、手に入ったぞ」

  

 俺が、ミヅキのほうに振り向いて、報告すると、


 「なんていうか、うw!!ちょっと、アオイ!前向いて!前!」


 ミヅキが、ドン引きした様子から一転、慌てた様子で前を見ろと訴えてきたので前を向くと、前方50mに2mくらいの一角兎(モノコーン・ラビット)が、鎮座していた。


 「よし!ミヅキ行くぞ!低位筋力上昇(ロウ・パワーアップ)だ」

 「えっ、ちょっ、流石n「早く」ええい分かったわよ!いくわよ低位筋力上昇(ロウ・パワーアップ)そして、二重魔術(ダブルマジック)低位筋力上昇(ロウ・パワーアップ)!」


 俺は、付与魔術が掛かるのを確認すると、デカ兎目掛け、両足を揃えて跳んだ。


 ドゴギン!!


 俺のドロップキックは、デカ兎の首元に刺さった。俺は、膝を着き着地し、ミヅキをその場に下した。


 「よしミヅキ。戦闘準b」


 ドッシン!!


 デカ兎は、その大きい身体を地に沈めていた。そして、ポリゴンへと還っていった。そして、ミヅキが、


 「酷い、交通事故を見たわ」


 ・・・・・・さもありなん。






 サブタイトルは、「ボールは友達」「衝突事故」でお送りしました。(*´▽`*)

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