第11話 第1回作戦会議 ステータス確認
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付与魔術(0)
補正:INT スキルレベル÷10(小数点切り捨て)
詳細:自身又は、味方のステータスや耐性などを上げることのできるスキル。尚、効果時間は熟練度に依存する。
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第11話 第1回作戦会議 ステータス確認
幻想歴0年1月1日 空中浮遊都市 ヴェント 商店通り 喫茶店『アニス』
「ねえ、アオイ。あんた本当にナンパじゃないわけ?なんか、女の子を喫茶店まで、エスコートするの慣れてない?」
「いや、これについては姉に『お前も、男の子だからねえ。これくらいは、しないとねえ』と言われてできるようになってしまった。強制的に。こればかりは、何も反論できない」
「なんかゴメン、アオイも苦労しているのね。じゃあ、真面目な話をしましょうか」
ミヅキが、始めたことだろ。という言葉を、飲み込んだ。俺は喫茶店のマスターに、本日のマスターおすすめジュースを二つ頼んだ。
驚いたことに、テーブルから、飲み物がせり出てきた。しばし二人で驚き、目をパチクリさせていたが、ミヅキが、咳払いと共に話を再開させた。
「ゴホン。じゃあまず、ステータスの確認からしていきましょう」
「分かった。じゃあ俺からだな」
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名前 :アオイ
性別 :男
種族 :人族
レベル:4
ジョブ:戦士
HP :140/140
MP :120/120
AP :580/580→700/700
STR:14(+11)
VIT:5
DEX:9
INT:6
AGI:44→56(+2)
LUK:6
BP:12→0
Fファニカ :800
装備
主武装:刀
副武装:
頭部 :
腕部 :
外着 :
内着 :頑丈な服
腰部 :頑丈なズボン
靴 :頑丈な靴
装飾品:
スキル:『近接戦闘』(2)、『風属性魔術』(0)、『疾走』(12)、『刀』(15)、『回避』(19)、『???』(0)
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とりあえず、BPは全部AGIに、振っておいた。あと、所持金に関しては、チュートリアル終了時に1000Fだったが、飲み物代で200F支払った。
「ふむ、戦士だと、レベルアップ時に全ステータスが+1、BPが+3と言ったところか」
「というか、この時点でAGI合計58って本当にもう何なのよ」
「まあ、そうだな。でも、『疾走』の効果でもっと上がるぞ」
「なんか、これ見た後だと、私ステータス見せたくないなあ」
と言いつつ、ミヅキはステータスを見せてくれた。
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名前 :ミヅキ
性別 :女
種族 :獣人族
レベル:4
ジョブ:付与術師
HP :200/200
MP :460/460→550/550
AP :300/300→330/330
STR:10→13
VIT:10
DEX:10
INT:35→40 (+7)
AGI:20
LUK:11→15
BP:12→0
Fファニカ :1000
装備
主武装:短杖
副武装:
頭部 :
腕部 :
外着 :
内着 :頑丈な服
腰部 :頑丈なスカート
靴 :頑丈な靴
装飾品:
スキル:『狐人族の血脈』、『付与魔術』(29)、『魔術改造』(0)、『走行』(7)
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「まあ、妥当なところではないか」
「そうね。というか、飲み物代くらい、自分で払うわよ」
「いや、連れてきたのは、俺だからな。あと、格好くらい付けさせろ」
「じゃあ、ありがたく、おごられておくわ」
「でもなぜ、STRに振ったのだ?」
「いや、だってこの後武器買いに行くでしょ。装備制限の関係で、装備できないなんてことになったら、悲惨で物も言えないわ」
「なるほどな、確かにその通りだ。あと、付与術師の、上がり幅はどうなっているのだ?」
「DEXとAGIが+1、INTとLUKが+2、BPは一緒のようね」
「ジョブによっては、やはり偏りがでるようだな。だが、ミヅキなら、INTさえ伸ばせば、付与魔術でどうにでもできるのでは?」
「いや、付与魔術は掛けた相手の、ステータスを基準にしているから、必ずしもそうとは言えないわ」
色々と、手直し誤字脱字を直しました。でも、他にも見つけましたら、ご一報ください。




