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ファンタジー・ゼクスワールド・オンライン ~六界幻想~  作者: 探偵時計
第1章 胡蝶は幻想的な虹色の夢をみる
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第10話 第1回作戦会議

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   第10話 第1回作戦会議


 幻想歴0年1月1日 空中浮遊都市 ヴェント 商店通り


 「って、なんで町に戻ってきてるのよ!小一時間前には、『ミヅキ、今日のうちに進めるだけ進むぞ』『俺たちが、狙うのはイベント限定モンスターだ』よ、アオイやっぱり、頭おかしいんじゃないの!」


 俺たちが、町に戻るや否や、ミヅキが、まくし立ててきた。


 「いや、ちゃんと理由ならあるぞ。まず一つ目、先に進めばちゃんと、補給できるか怪しいので、今日のドロップを、換金して、消耗品の購入。二つ目は、俺の武器のメンテナンスと予備の購入だ。金が余ったらミヅキの防具も買いたい」

 「いや、ちょっと待ってよアオイは、防具買わないわけ、アオイVITだと、この先一撃で死ぬ可能性もあるのよ。その辺ちゃんと考えていいるの!」

 「いや、ミヅキの付与魔術があるから問題なし。そもそもとして、俺まだ一度も攻撃くらってないし、問題ない。あと、ミヅキともゆっくり話をできていないから、少し話をしたいと思っていたところだから、大丈夫だ」

 「はっ、アオイあんたやっぱり私を口説こうとして「いや、それはない」ちょっとは、乗ってくれてもいいじゃな」


 ミヅキ合った時同様に、自身の体を抱いて、ジト目で睨んできた。しかし、俺がばっさり切り捨てると、捨てられた子犬みたいに、ションボリしてしまった。

 ちょっと可愛い。今度言って来たら、本当に口説いてからかってやろうか。

 閑話休題(それはさておき)


 「まあ、それは今度の機会にでも。それじゃあ、話を戻すぞ。じっくり話すのは、俺たちの立ち回りを、もっと煮詰めるため、連携と言ってもいい。それと、このイベントの目標もだ」

 「むう、案外良い提案ね。そうね、まず私のイベントでの目標は、やるからにはもちろん上位入賞よ」

 「意見が合ったな。俺も上位入賞が目標だ。次に、大まかな計画だが、俺たちのような、片寄ったステータスでは、スキルを虱潰しにとることは不可能だろう。だからこその大穴狙い、先にいるであろう強敵やイベント限定モンスターとの、戦闘を重ね、レアスキルを修得するのが目標だ。ついでに、その周辺の限定クエストがあれば、それも受ける。何か、質問はあるか」

 「妥当なところね。でもそうね、私としては自衛のために、武器スキルの一つくらいは、ほしいわね」

 「まあ、そうだな。でも、第一に消耗品、その次に俺の武器とミヅキの武器にしよう。でもまず、ドロップを換金しに行こう」

 「わかったわ。それじゃあ、換金しに行きましょうか。ちなみに、場所はどこ?」

 「あっ」

 「あっ、じゃないわよ。最後はくらい、締めなさいよ~~!」


 そうして、ミヅキの声が木霊するのであった。



 ちなみに、大通りで大声を出したのを、恥ずかしがり、涙目だったミヅキは、とても可愛かった。


 


 

7話のイベントルールを、少し変えました。少しじゃないかもですけど。

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