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ファンタジー・ゼクスワールド・オンライン ~六界幻想~  作者: 探偵時計
第1章 胡蝶は幻想的な虹色の夢をみる
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第9話 ビルドエラー FA

 今以下ry

第9話 ビルドエラー FA


付与術師(エンチャンター)とは、この世界において、魔術のほとんど使えない、獣人族のための魔術系ジョブと言うだけではない。確かに、獣人族ば、攻撃、防御系(・・ ・・・)の魔術を使えないが、補助系(・・・)である付与魔術は、獣人族であろうと、十全に使うことのできる数少ない魔術である。

しかし、その真価はただでさえ高い身体能力の高い獣人族の身体能力を極限まだ高め、文字通りレベルを上げて物理で殴れ。のプレイスタイルを支援するためのものである。

さて、もし頭のおかしい極振りと、付与術師が初期から使える低位速度上昇ロウ・スピード・アップを使い、スタート地点近くの狩場で、戦えばどうなるか、皆様方はもうオワカリダロウカ?


幻想歴0年1月1日 空中浮遊都市 ヴァント近郊 風の草原 イベント開始から二時間


 「おい、見てみろミヅキ大量だ」

 「あれ、おかしい。私、獣人族なのに魔術を普通に使えてる。いや待て、百歩譲ってそれは、仕様変更で片付く。でもこっちの、ただでさえなんで戦闘出来るのか、わからないアオイのAGIに、さらに『低位速度上昇』を掛けて、今まで以上に動けているのよ!しかも、STRに10しか振っていないはずなのに、どうして全部一撃なのよ!」

 「知らないのか?ミヅキ、威力は、質量×速さなんだぞ。物理の常識だろ」


そう言うと、ミヅキが、額に青筋を浮かべながら、怒鳴ってきた。


 「そんなのは、知っているわよ!でもね、ここはゲームの中なのよ。現実の物理さんが、そのままそっくり働いているわけ無いでしょうが!」

 「そんな事、言われてもそうとしか、考えようが無いじゃ無いか」

 「もういいわ。そう言えば、アオイは何かスキル取れたの?」

 「ああ、<刀>と<回避>が、取れたぞ」

 「私は、アオイについていくのに、かなり走ったせいか、<走行>がとれたわ。ちなみに、星は2つね。」

 「こちらは、5つだな」

 「ふむふむ。武器系が星3つで、その他戦闘系が、2つってところかしら」

 

 (多分、ミヅキ推測は、当たっているだろう。だからといって、今は使わない武器スキルをとるのは、将来的には無駄にならない。だが、皆が同じこと考えないわけがない。しかし、俺たちには、無用の長物だ。ならば)


 「ミヅキ、今日のうちに進めるだけ進むぞ」

 「その心は?」

 「大体の者は、今日中に武器を買い込み、近場で武器スキル修得しようとするだろう。しかし、それは俺たちには、必要ない」

 「まあ、確かにその通りよね。でも、だからと言って危険を冒してまで、先に行く必要はないんじゃないかしら?」

 「いや、あるぞ。俺たちが、狙うのはイベント限定モンスターだ」




 色々と突っ込みがあると思いますが、一章中に、答えが出るので、お待ちください。

 ちなみに、7から9話までの、Q、A、FAは、それぞれクェッション、アンドで疑問の追加、ファーストアンサーで一様の回答となっています。そう、まだファイナルアンサーでは、ない!(;´д`)

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