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軍事研 -俺を取り巻く裏事情-  作者: 笈生
第一章『軍事研』
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第一章第四節『All Quiet(本日も異常なし)』

 朝、いつも通り教室に予鈴まで15分を残して到着した俺を待っていたのは、理不尽な不幸であった。



 学校前の急な上り坂を、徒歩通学者に混じって自転車を引いてのぼり、正門を抜けて自転車置き場に自転車を置く。下駄箱で外履きを上履きに履き替え、階段を上って二年生の教室群が収まるエリアに着いた。そして、教室に入るため教室の入り口であるスライドドアの前にまさに立とうとした瞬間――――


 ドダーンっ!!


 何か重いものが落ちたような穏やかでない大音が聞こえ、教室内にどよめきと一部拍手が湧き上がった。

 入り口ドアの前に立ち、ドア上部の小さな透過プラスチック製の窓から教室内を伺うと、クラスメートの数名が驚いたように呆然とした表情で足元の何かを見つめていた。


 おいおい、なんなんだまったく。

 内心そう思いつつ、何となく何が起きたのか察した俺は、無意識にしかめた眉に人差し指をあてた。

 かの軍事研の二つ柱であるエレノアと十三里、今年度の初めから凡そ4ヶ月間、一人は猫をかぶっているとは言え、問題児二人を抱えるこのクラスに何かが起こらない日はない。今回も大方エレノア当たりがはしゃいだか喧嘩したんだろう。十三里じゃないけど、物騒なのはせめて軍事研内部だけにとどめてほしいよ。


 そんな事を思いつつ、いつもの通り「ちィ――っス」と扉を開けて中に入ると、そこにあったのは予想通りの状況と予想外の光景であった。


 黒板を前に6×6に整然と置かれたパイプと合板の学習机。味気ないフレームに無味乾燥なガラスがはめ込まれただけの四角く大きな窓。傷だらけの金属板で出来た教卓といい、普通の学校によくある、規格化された構造の教室だ。その教室に集う生徒たちの目は、最前列の机と教卓の間に空けられた幅一メートルほどのスペースに引き寄せられていた。埃と汚れの目立つ、ワックス塗りの木で覆われたその硬そうな床に、エレノアが仰向けに倒れていた。


 音から想像してみても相当勢いよく倒れたはずのエレノアは、実際しりもちをついたそのままの格好で「いててて……」と腰をさすっている。

 エレノアの向こうには、クラスメイトであり、俺ら軍事研メンバーと比較的親しい付き合いをしている友人九号こと前橋九里守(くりす)の姿もある。緩く一本に編んだくせっ毛と、いつもどこかに見えている絆創膏、いつも着崩し、装飾の目立つ制服が特徴のこの陸上部員は、右足を半歩ほど前に出して重心を前よりにし、両手を前に出したような――丁度背負い投げをした後のような格好で肩で息をしている。


「っつ~~……」


 状況から考えて、彼女がエレノアを投げ飛ばしたのだろう。


 それはいい。この際それはどうでもいい。

 問題なのは彼女(エレノア)がこちらに向かって投げ飛ばされたという事だ。


 よく知られているように、背負い投げ――特に一本背負いと呼ばれる技は、相手の懐に潜り込んで左手で相手の右手を固定、相手の右肩や襟を掴んだ右手を引き手として相手の体を背中で押し上げて投げる技だ。自然、無防備に投げ飛ばされた相手の体は投げられた方向に向かって両足を投げ出すような格好になる――つまり、今回の場合は入り口に突っ立っている俺の方に向かってだ。

 更に悪いことに、衣服は投げられた時の勢いで乱れ、それはスカートも例外ではなく。捲れるほどではなかったが、元々長くもないエレノアの制服のスカートはずり上がり――丁度こちら側からだけ、エレノアの西欧産のやけに白い足が全容を晒しているような状態になってしまっていた。


 そんな酷いタイミングで運悪く俺登場。軽率な行動を取った俺の眼前に、エレノアの長い両足の全容とその間にあるべくしてそこにある女子用腰部下着――ありえない事に白一色――が、無思慮と不慮の結果として露になってしまったのである。


「あ……」「え……?」


 俺とエレノアが情けのない声を出したのは同時だった。


「やっ……!」


 らしくない女子力を発揮し、真っ赤な顔で慌ててスカートを押さえるエレノア。

 しかし、時既に遅し。否応なく俺の網膜に焼きついたその衝撃的光景はそんなに簡単に消える筈はなく。さしものエレノアにもそれは分かったようだった。一瞬、真っ赤な顔が眉の下がった泣きそうな表情を見せたかと思うと、表情は見る見る怒りと羞恥に染められていって――――


「こ……ぶ、ぶち殺すっ!」


 俺のせいじゃなくねー?


 さっきまでの女子力は殺意で吹き飛ばして、エレノアは戦闘モードに移行する。その一環としてまず体をひねってそのバネで跳ねる上がるという、アクロバティックな動きで起き上がる。どうやら彼女の客観的状況把握能力はさっきみたいなあからさまな状況下でないとアラートを鳴らさないらしい。今の動きは、少なからぬ人にパンチラを披露しかねない挙動だ。

 俺にも指摘する余裕はないけど。目下生命が危ういからね。


 そんなこんなで宙を舞った彼女(エレノア)が、その両足で地面を踏みしめると同時に彼女は徒手格闘の構えをとり、一瞬の後にはその右手を容赦なく振り抜いてきた。


「うおわっ!!」


 風切り音を響かせて右ストレートが()()を掠める。

 ホントに容赦のかけらもない一撃は、思いっきり握り拳(グー)だった。


「や、ちょっ!」


 左頬を捉えんとする、鋭い右フック。更に切り返しの左膝蹴り(ニー・キック)

 格闘術や仕様の垣根を越えたごった混ぜの形態――歴史上、様々な格闘技を吸収し、織り合わせてきた近接格闘(CQC)らしい戦い方だ。


 体力バカ(エレノア)の本気だった。


 というか、攻め方がえぐい。殺す気は無いにせよ、頭部狙いが普通に選択肢として存在してるのはありえねえ。

 小・中学時代に仕込まれた武術の心得のおかげで、何とか紙一重で避けてはいるが、エレノアは絶え間なく鋭い攻撃を仕掛けてくる。


 周りでは、なぜかクラスメートがはやし立て始めた。毎度の事ながらその順応具合はどうなんだ? 一般市民だろ、お前ら。


「どっちが勝つか賭けようぜ、九里守(クリス)!」

「バカ川崎。今は普通止める場面でしょ」


 あの川崎(バカ)、後で覚えてろ。そしてナイス前橋九里守。その調子でこの訳のわからない状況を止めてくれ。


「そもそも汐崎君でレーマンに勝てるわけないじゃない」

「逆だって。汐崎だから別にいいんだよ」

「バカ川崎。賭けにならないって言ってるの」


 聞こえてるんですけどっ!

 前言撤回だ。全然ナイスでも何でもないな、そこの元凶(九号)。止める気も無さそうだし、ホント何のためにそこに居るの、お前ら?


「戦闘中は(わたし)を見ろっ! 息が上がってきてるぞっ! 由弥!」


 エレノアが細かいジャブを連発しながらこちらに声をかけてくる。くそっ! この戦闘興(せんとうきょう)……さっきの乙女な混乱からはとっくに冷めて、こっちもただ単に徒手格闘を楽しんでやがる。


 てか、いや……バカなの?

 朝っぱらから衆人環視の教室で何やってんの、この娘?

 も~、どう引っ込みつけるんだよ、これ。

 エレノアは組み手(セメント)を完全に楽しんでるし、十三里もその他約二名も役に立ちそうにないし。悪い事に、周りの野次馬も囃し立てる者が多くを占め、ブレーキなどかかるはずも無い。

 逆らい得ない状況が、いつの間にか出来上がっていた。


「さ~、ホームルーム始めるぞ~、座れよ~」


 不意に開いた教室の扉。

 そこに立っていたのは、二年C組の人気者担任 增原恵その人であった。

 增原女史は教卓に向かおうとした足を止め、騒ぎのそのままの形で固まる2-Cの生徒たちを、さして驚いた様子もなくゆっくりと見渡した。


「一体それは何の騒ぎだ? 誰か説明頼む」


 增原女史の穏やかな問いかけは教室中の生徒たちに、答え次第ではクラス全体に懲罰を下しかねないという予感を想起させた。


「あの、その……エレノアさんと汐崎君の喧嘩を止めようとしていました」


 そうためらいがちな口調を装って言ってのけたのは、もちろん十三里美咲だ。

 あのヤロウ、俺らを売りやがった。大義(クラス全体)のために二名(俺ら)に死ねと?


「汐崎君が見たんです。その……エレノアさんの……下着、を」


 違う。その言葉で死ぬのは俺だけだ。しかも、濡れ衣じゃないけど不可抗力だ。十三里の言い方とはニュアンスがまったくもって異なる。

 增原先生の目がこちらを向いて鋭く細められ、その下からやけに爬虫類染みた双眸がこちらを窺う様に睨む。…………蛇か。


「ホームルームは割愛とする。……汐崎、今から私と職員室へ来なさい。嫌なら保健室にするか?」

「いえ……職員室で」


 こうして、実質の死刑宣告が俺に下されたのであった。





 增原女史に必死に無実を訴え、事情を説明して釈放されるまでに、午前中を丸々使い果たした後の昼休み。申し訳なさそうに手の平を合わせるクラスメート各位に迎えられ、俺は自分の席に着いた。


「おーっす由弥。午前中は大変だったな」

「お勤めご苦労様、と言うところね」


 そう声をかけて、俺の投獄の主な原因たる二人組が何の気なしに近づいてきた。


「ホントどの面下げてきやがった、お前ら」


 我ながら大人気ないと思いながらもふて腐れて嫌味を言う俺に、十三里はわざとらしいほど申し訳なさそうな素振りで、俺の手をとる。


「私たちのために犠牲になってきたのだから、その献身に対する報奨としてあなたをファミリーに加えざる終えないわね」

「どこのやくざだ。要らん」

「あら、やくざ(マフィア)じゃなくて秘密機関(インテリジェンス)よ?」

「お前……案外バカだろ」


 突っ込む気にもならん。どこの国家の秘密機関が投獄に対する保障として一般人を雇うか。

 十三里に毎度毎度はぐらかされてきた中で学んだ事がある。何があろうと十三里とはまともに構えるな、と言う事だ。何に関しても超絶な美人にまともに張り合える事など存在しない。

 十三里が懇願するように両手で挟んでくる手を振り払い、俺は斜に構えることにする。


「ハイハイ。中央情報局(C I A)でも連邦保安局(F S B)でも、好きに連れてってくださいな」


 ごっ!


「っつ~~……」


 何するんすか、十三里さん。

 ()()()()に残る地味な痛みを堪えながら、クラスメートの目を気にして密かに周りを気にする十三里を見る。

 結論として言うなら、斜に構えるのも危険だ。下手すると死ねる。こっちが斜に構えたら、あっちはあろうことか理不尽になりやがった。


 くっそ、なんでこの部活は危険人物しかいないんだ。


「それでね、今日の部活動なんだけど……」


 しかも、クラスメートが皆診ていなかった事を確認した上で、今の一撃は完全に無かったことにされたらしい。十三里は放課後の部活の話を少し歯切れ悪く話し始めた。


「今日は海研(海戦研究)を行う予定だったじゃない? でもその……今日私行けなくなっちゃったの。ごめんなさい」


 海戦研究に使うシミュレーションソフトは十三里の所有物である。それもたまにネット経由で更新する必要があるらしく、部室に置きっぱにも出来ない代物だ。

 しかし――それはこの際いいとして、十三里が自分の予定を変更するのは久しぶりだな。

 確か前回は新学期が始まってすぐ――身内がトラブルに巻き込まれたという、およそ平和な日本の女子高生が役に立ちそうにない案件で学校を病欠した。しかもその後聞くところによるとそれを見事に解決したと言う話だから驚きだ。


「何かあったか?」


 一応、手助けできる事柄かもしれないから聞いてみる。


「ああいえ、父から今日は早く帰るよう言われてまして……身内で話し合いたい事案があるとか」

「ふーん……」


 特に大事(おおごと)ではなさそうだ。

 こうして、今日の部活動は副部長(あるいは裏部長)無しの活動が決定されたのであった。





 放課後――――。


 俺とエレノアは二人で、余り人気のない北校舎の階段を、部室目指して登っていた。


「……あいつ、大丈夫かな?」

「……? 十三里の事か?」


 最後の踊り場でらしくもなく深刻そうな顔で呟いたエレノアに、俺はよく分からないままに聞き返した。

 恐らく部活を休んだ十三里を心配しての発言だと思うが、家族会議だと言っていたので、心配のしすぎだろう。あまり思い悩むのはいつもの単純キャラ(エレノア)らしくない。


「ただ単に家庭の問題だろ? あんま深刻に受け取るなよ」

「お前は……何も知らないからな」


 まるで俺が無知で能天気だとでも言っているかのような言い方だった。恐らくは俺の知らない付き合いの中で十三里とエレノアが共有する情報が何かあるのだろう。それは分かるし、当然の事だ。

 だが、我ながら身勝手で自己中心的なことに、やっぱり話して欲しいのだ。


「いや、気にすんなよ? 内容が内容だけに、私の独断では話せねーけど…………バイザーの事だし、心配ねーよ」


 慌てた様子で取り繕うエレノアに、俺の心は更に沈む。独断で話せないというのは、十三里の案件だからわかるにしても、エレノアに気を使わせたことがネックだ。俺に知らせるべきではないと言う事だろうか?


「だから気にすんな……ってのもむつかしい話か。んー……こういう肝心な時に説明できないのはもどかしいなっ」


 エレノアは悔しそうに床を蹴る。そんなエレノアは本気で俺のことを気にかけているのだろう。墓穴掘りまくり、自爆しまくりだが……今の所は確実に。


 それだけで十分じゃないのか? 心の中でそう言った声に、自然と顎に力が入る。

 こんな風で言い訳がない。


「何かお前らしくねえな。変なもの食ったか?」

「うるせぇよ。反抗できる元気があるならもう気にしてないな」


 俺の冗談くさい言い草に跋が悪そうに顔を背け、エレノアは階段を駆け上がった――と思いきや、半階分でその足を止め、エレノアは顔だけで半分こちらを振り返った。


「由弥のばーか」


 横目のまま照れたようにそう言うと、今度こそ本当に身を翻して部室のほうへと先に駆けて行ってしまった。


「…………」


 少々青春的な展開に俺が踊り場で硬直していると、後ろから背中をつつかれた。驚いて後ろを振り返ると、背の小さいボブカットの少女が、いつも通り何を考えているか分からない無表情でこちらを見上げていた。


「こ……金浦か。今から、部室か?」

「……(コクリ)」


 不覚にも肩が跳ねてしまった気恥ずかしさから少し噛み噛みで尋ねた俺に、金浦は無表情のまま頷いて見せる。突っ立ったままの俺を置いて階段を二段上ったかと思うと、ふと立ち止まった。


「……ここから、すこ……オフ……で」

「オフ……? ごめん聞こえなかった」


 こちらに背を向けたまま何事か呟いた金浦に聞き取れなかったないことを聞き返すと、彼女はその場でこちらを振り返った。こうしてみると身長差がだいぶ補正されて互いの視線がほぼ水平になる。


「聞こえなくていい……ここからが本題だから。私たちの事」


 無表情なのは相変わらずだけど、今日の金浦さんはよく話す様だ。その光に乏しい焦げ茶色の瞳は微動だにしない。


「と言っても、今は……私の口からは何も話せない」


 そりゃそうか。十三里の案件だしな。でもそうすると、金浦が話題にしようとしていることは何なのだろうか。


「それでも……あなたの思っているような事ではない……それは確か。私たちは皆あなたを気にかけているし、あなたの事を周り以上に好いているわ」

「それはどういう……」

「どういう意味でもない。今日副部長が休む理由はあなたとはほとんど無関係の理由だけれども、それは私たちだけが知りえる情報でもってたまたま内容が類推できると言うだけの話。あなたが気にすべき事は別にある」


 言い終わり、友愛はこちらを向いたまま再び無言になる。

 遠く運動部の声が聞こえる北校舎の階段で、色濃くなりつつある夏の空気は静止していた。


「……そっか。金浦がそう言うと不思議と信じられそうだな。いっつも気にかけてくれて、すまん」

「…………」


 こういう、普段気にしてないようで実はみんなをよく観察している所とか、やけに的確に情報を理解してるところが、友愛のいい所なんだよな。とはいえ、目を片時も逸らさず、微動だにせずに黙っちゃうのはちょっと……やっぱ機械(UAV)っぽいわ。


「遅くなっちゃうし、部室行こうか」


 そう言って俺も階段を4段ほど上ったが、友愛は足を動かさずに地面に目線を落としているのに気がついて立ち止まる。


友愛(ゆあ)?」


 気になって声をかけると、友愛は目を右に逸らし、


「……エスコート」


と一言呟いた。え……警護(エスコート)


「へ?」

「…………」


 今度は黙って手を差し出してくる。要はまあ、そういうことなのだろう。恥ずいけど、仕方ないか。さっきのフォローのお礼としてエスコートの依頼を受理してやる事にする。


「じゃ、行きますか」


 俺が右手を友愛の前に差し伸べると、友愛はその手を少しの間無表情で見つめた後、その手に小さな右手を乗せてくる。

 昔、両親に教わった事を思い出しながらのエスコートに、友愛は無言のまま付いてきた。




 この後、先に部室に来ていたエレノア、鮎川及びたまたま来ていた增原女史に丸い目で見られたのは、また別の話。

 今回は教室での軍事研の様子をメインとしました。エレノアさんの引き金の軽さは主人公にとって、厄介なツッコミどころです;

 蛇足ながら…本節の副題となっている"All Quiet"は古い某名作映画の現代から取らせて頂きました。映画は割とよく見る方なので(自称←)、もし何かオススメ等ありましたら、教えてください/


 誤字脱字・矛盾点の指摘等を含むコメント・感想大歓迎です。よろしくお願いします!

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