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RED - DISK01  作者: awa
CHAPTER 03 * KISSING AND HATING
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* Lost Virgin

 部屋に戻ってみんなで少し話をしたあと、一足先にリーズたちが帰っていった。

 マスティたちは午後十一時前まで居てくれたものの、そのうち眠くて限界だから帰ると言いだした。“薄情者!”と叫んでやった。笑われた。

 シャワーとアゼルのTシャツを借りた。なぜここに奴の服があるのかよくわからなかったけれど、わりと泊まることがあるから、それなりに置いてあるのだという。

 ものすごく抵抗したけどけっきょく、向かって左側の、アゼルがよく使っている狭い部屋に入った。クローゼットはあるものの、それを除けばベッドと、ナイトスタンドと灰皿の乗ったナイトテーブルがあるだけだった。


 そして私は、処女ではなくなった。


 「夏はキライ」真っ暗な部屋の中、アゼルが言った。「こうすんのすら暑苦しい」

 彼はクッションに頭を乗せて左腕で私に腕枕をし、背後から私の腰に腕をまわしている。

 笑える。「じゃあもうしなきゃいい。あんな痛いの、もう二度としたくない」

 本気で痛かった。死ぬかと思った。カラダが引き裂かれるかと思った。骨が折れるかと思った。少なからず時間は経ってるはずなのに、まだ痛い。

 「ぜんぶ入ってねえのになに言ってんの? 加減したほうだぞ」

 ぜんぶとか、加減とか、まったく意味がわからない。「ぜんぶ入れられたら本気で死ぬと思う」

 「んなわけあるか。何回かすりゃそのうち平気になるはず。処女相手にしたことねえからよくわかんねえけど」

 平気で言うな。「喰わず嫌い?」

 「痛い痛いうるせえだろ。途中で無理とか言われたら萎えるし」

 私はそれを何十回も言った。でも彼はやめなかった。「下手なんじゃないの?」

 「黙れアホ。そのうちわかる。そのうちぜんぶ入る」

 どうだか。「中学三年生でそういうのもどうかと思うけど、そのうえ中学一年生に手出すってどうなの?」

 彼は笑った。

 「自分でもどうかと思うわ。だからわりと悩んだ」

 「悩む? 悩むなんてことしたの? できるの?」

 「もうお前、マジで黙れ。じゃねえともう一回突っ込むぞ」

 「まだ無理」

 「朝までなら待ってやる」

 「三年待ってください」

 「三分後に変更する」

 「三秒後じゃないところにやさしさを感じる」

 「お前アホだろ」

 「だいじょうぶ」

 「なにがだよ」

 「三分後にはもう寝てる」

 「寝てても起こす」

 「蹴飛ばしてやる」

 「突っ込んでやる」

 「黙れロリコン」

 「黙れクソガキ」

 「墓穴掘ったね、今」

 「もう黙れ。マジで黙れ。黙らねえとマジでヤる」

 「三十分待って」

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