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店主のひとやすみ

 今日は一日中雨が降っていて、朝からあまりお客様が来店しません。


 店内に飾っているアンティークの装飾品たちを午前中だけでももう2回も念入りに拭きました。掻き入れどきのランチタイムも過ぎてしまい、お客様も来なくてやることもありません。

 仕方がないので、コーヒーでも入れて祖父と休憩にでもしましょう。


「あの窓際のマダムは、私がお前さんの年くらいのときから、ここに通ってくれているんだよ。」

 いえ、あの窓際のマダムは、昨年くらいから通い始められました。祖父は誰と勘違いしているのでしょうか。


「あの青年は、最近通い始めたお客さんだね。」

 それは正解。


「あの主婦は、とても疲れているようだね。時々娘さんと一緒に来てくれているよね。」

 そうですね。


 そうこうしているうちに、新しいお客様がいらっしゃいました。休憩は終わりにして仕事に戻りますか。

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