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甘酸っぱい恋

幼馴染だった二人が中学に入ると

あきが別の子とデートをする

その事がきっかけで関係がぎくしゃく

しつつもお互いの気持ちに気付く

ラブストーリー


私と翔平は同級生で

幼馴染。

学校もクラスも一緒

家は隣同士。

幼稚園から一緒。

泣き虫でいつも私に頼ってきた

翔平。

悪戯大好き

私が嫌いな蛙を見せてきたり

私のスカートを捲ってきたり

なのに思いっきし赤面する。

何処か可愛さもある翔平。

そんな翔平は

お父さんがする少年野球チームに入ってから

変わった。

男らしくなった。

日焼けしてかっこよくなった。

だけど相変わらず悪戯好きと生意気な笑顔は

変わらない。

変わったけど変わらないものもある。

寂しがり屋の甘えん坊で

いつも私にくっついていたのに

隣町のクラブチームに入る時

一人でも大丈夫」と

皆と別れ更に

野球がうまくなる事を選んだ。

一歩大人になる階段を上った。

そして、練習ではホームランを沢山打ち

大活躍。

試合ではめっきり打てない。

あの子弱いのね」翔平のお母さんが

言っていた。

私は翔平を応援した。

かっとばせ~~~~~~~~~~~

しょうへい」

すると翔平は満塁ホームランを打った。

やった~~~~~~~~~」

私はお母さん皆と喜び

盛り上がった。

翔平を見ると

日焼けした真っ黒な

顔をした翔平が

ドヤ顔でガッツポーズをして

来た。

うんうん」

やったね」

私が頷くと翔平も

私の想いが分かったかの様に

嬉しそうにニコニコして

皆とハイタッチして喜んでいた。

中学生になると

更に生意気になった

やべ教科書忘れた見せて

昨日あれから素振り100回して

疲れて寝てたわ」

悪戯っぽく

笑う翔平

中学生になった翔平の手には

沢山のマメがある。

ばんそうこうを沢山貼っている。

笑ったおでこに絆創膏が張られている。

私が貼った

ピンクの絆創膏。

何故か幼稚園から

クラスも同じ。

席も隣同士。

班替え席替えをしても

いつも私の隣には翔平がいる。

「また翔平?

もう飽きた。

たまには他の子が

来て欲しい」

2回目の席替えでも

また隣同士になった。

私の一言で

先生が動き

私だけ

席が変わった。

やった~~~~~初めて

翔平以外の男子だ」

私は喜んだ

たくさん話をした。

土曜日映画に行かない?」と

誘われた。

うんいいよ。あれ見たかったんだ」

初めてのデート。

パスタを食べて映画を見た。

初めて翔平以外の男の子と

二人きりで会った。

映画は切ないラブストーリー

手をつなぎたいけど繋げない

見ていてじれったい

でもキュンとする

展開。

見終わり

「面白かったね~~~

私あそこ好きだった。

こうくんは?」

「俺は‥俺の気持ちに

似てると思った。

あのさ、翔平の事好きなの?

俺じゃ翔平の代わりにならない?

隣にいるのは翔平じゃないとダメかな」

突然言われて驚いた

えっ」「好きなんだ。付き合ってほしい」

突然の事で驚いた。

あ‥返事は今度でいいから」

うん」

お互い話づらさを感じながら

歩いた。

電車に乗り沈黙が流れた。

肩が触れた。

あ、ごめん」

うん」

沈黙が続く。

家まで送ってくれた。

今日はありがと楽しかった」

うんじゃぁ。返事待ってる」

そっけない‥

走って帰っていった。

部屋にいると

窓からノックが聞こえた

コンコン」

窓を開けると

翔平が

入っきた

何で?玄関から来ないの?」

そうゆうと翔平は

いや何となく」うつむいた。

どうした?今日打てなかった?」

そう聞くと

怒った様に翔平は

「あきが見てないからだろ。

いつも一緒で隣にあきがいて

必ず見てくれてたから

打てたんだぞ

あきがいないと俺は打てないんだ

返事て言ってたけどあいつの事好きなのか?」

「何で知ってるの?

盗み聞きしたの?もしかして。趣味悪い。

翔平てそんな悪趣味あったんだ」

「違う。気になるからだろ

どうなんだよ。好きなのかあいつの事

俺とどっちが好きなんだよ」

「ちょっと待って俺とどっちがて

何でそうなるの?翔平と私は幼馴染じゃないの?

そう思ってた。こうくんも隣にいるのは

翔平じゃないとだめなの?」て言ってた。

「幼馴染ってなんだよ。

あきにとって俺はただの幼馴染かよ俺はあきが

ずっと好きだった。だからいつも一緒にいたい。

隣にいてほしいしあきの隣にいるのは俺だと思ってた」

そんな事急に言われてもわかんないよ。」

翔平と初めて喧嘩をした。

幼稚園からずっと同じクラスで

いつも私の隣には翔平がいて

翔平の隣には私がいた

それから

翔平ともこう君とも何となく気まずい感じが続き

卒業する日が来た。

こうくんが「別の高校に行く」と聞いた。

だから返事を聞かせてほしい」と言った。

「こう君の事は好きとかそうゆう感情で

見た事がない、これからも見れないと思う」と答えた。

そっか翔平じゃないとダメか」呟いて

元気でな」と去っていった。

皆で撮った卒業写真

私の隣にはやっぱり翔平がいて

ぎこちない笑みで微笑んでいる。

高校に入っても

翔平がいた。

「よっあきまた一緒だな

やっぱり隣にいるのは俺だな」

悪戯な笑みを浮かべて

言った。

良かった

翔平は気にしてないみたい。

高校でも

翔平は野球部に入った。

私は美咲と見学に行き

やっぱりマネージャーになった。

担任が一人ずつ

生徒皆のいいところを発表していく

私は笑顔と優しくて頼りになるところ。

翔平は

大谷は‥あれだな背が一番クラスで大きいとこと

人見知りでシャイなとこだなうん」

なにそれ笑

翔平の友達が翔平の事をはやしたてた

てれる翔平。

あほらし。男子て何でこうなんだろ」

昼休み。

屋上で寝そべりながら翔平と話をする

翔平が突然言った

なぁあの事だけど

返事聞いていいかな。

今隣にいるって事はそれでいいって事かな」

私は答えた

あ‥うんそれでいいよ」

そっかよかった。

ま、そうなる運命だしな結局俺ら」

翔平は悪戯っぽく笑った

私は

丸坊主で真っ黒に日焼けした

翔平が好き。




幼馴染だと思っていたあき

好きだった翔平。

二人の想いが通じ合う

高校時代

あまずっぱい青春ラブストーリー

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