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それは嘘、これがホント

 「それは嘘で、これが本当です」で満足する人が多いと思う。


 たとえば、「多くの人は間違っている、実は・・・」や「みんなは損をしている、一部人間だが・・を知っている」など。つまり、みんなは騙されていて、本当の世界がどこかにあるらしい。

 こういう論法を「二世界論法」と呼ぼう。世界には、二つの世界があって、それが嘘の世界と本当の世界である。多くの人たちは、偽物の世界で騙されていて、一部の人間が別の世界で過ごしている。


 「マスコミは嘘を報じている。本当は・・・」というのも同じである。応用編でいえば「天動説は嘘で、地動説が本当」というのも含まれる。

 一つ目の嘘を持ち出すことで、二つ目の本当に説得性をもたらすこの方法は、怪しげである。というのも、「嘘のあとの本当もまた、嘘」かもしれないからだ。仮面を脱いだら、また仮面を被っているかもしれない。常に、いま本当だと思っていることが嘘の可能性がある。これを忘れてはいけない。


 神が世界を創ったのではなく、ダーウィンの説明こそが正しいと考える人は多い。しかし、ダーウィンがいつかは否定されるかもしれないと考えない人もまた多い。どうやら、「昔の人は知るすべがなく、間違ったことを信じていた。僕たちは違う」ということらしい。でも、同じことを100年後の未来世代が僕たちに言っているとなぜ考えないのか。


 僕が言っていることもまた、「みんなは、二世界論法に騙されている、本当は・・・」と聞こえるかもしれない。弁解すれば、僕の主張は「本当」というほどのものではない。強いて言えば「〜と思うけど、みなさんはどうでしょうか」といった程度で、真実をうまく捉えていると言うつもりはさらさらない。


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