「そうやって、すぐ自分のことを正義にしてさ」
「そうやって、すぐ自分のことを正義にしてさ」って、言われたことがある。
あることに関して、友人に「〜だと思うけど」と話すとそう言われてしまった。どうやら、僕は自分ことを正しいと信じ込んでいて、友人は僕のその状態をどうやら悪く言いたいらしい。
僕も含めて、人間は他者からいちゃもんをつけられたくない。それが優しい提案だとしても、そういうものである。いちゃもんがついただけで、感情的に嫌になり、その言葉を聞きたくなくなる。だけど大事なのは、相手の主張内容を感情的に判断するのではなく、冷静に相手の理屈を理解すること。
友人は、僕にいちゃもんをつけられて嫌な気分になったかもしれない。それで、苦し紛れにそのセリフを放ったわけだ。しかし、僕はそのセリフがおかしな主張だと思う。何かを主張したり、考えを表現することは、「自分がある程度まちがってはいない」と思っているから言うのである。だから、誰だって「自分のことを正義」だと思って、自分の考えを披露しているはずだ。
そのセリフを言う友人もまた、そのセリフが正しいと思っているのである。だから、「自分ことを正義だと」思って言っているはず。だから、君だってそうじゃないか!!と反論したっていい。だけど、言わないでおいた。
人間は、何かアドバイスを受ければ、素直に受け入れるものではない。僕がアドバイスをしたところで、耳を貸してくれるかはわからない。もちろん、僕が間違っている可能性もある。しかし、人間は理屈だけで判断せず、感情で判断することが多い。だから、友人には何も言わなかった。反論したところで、何も変わらない気がした。
結局、その人の考え方が変わるかどうかは、その人がどう考えるか次第である。自分が間違っていることを受け入れたくないから耳を塞げば、その人は変わらない。相手の主張を自分に組み込もうとしなければ、その人の理屈は変わらない。
なんだが悲観的な答えが出てしまった。だけど、そういうものじゃないかなぁって思う。でも、僕はそういう人間ではありたくないとも思っている。




