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空想

もしもね。


もしもだよ?


今一番叶えたいことを聞かれたら、真っ先にあなたが脳裏をよぎる自信があるの。


何でだろうね。


確かにあたしはあなたよりも年下だし、とってもお子さまなのかもしれない。


でも仕方がないことなんだよ。

だってね。


今、いくら頭を下げられて「嫌いになってくれ」って言われても、嫌いになる自信がないから。


ねえ、なんでだと思う?


それはね。


あたしにも……よく分からないの。


あたしは、あなたのことが“好き”なのかな。



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