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キミに心臓をあげたい  作者: ニケ
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早朝の商店街を一人歩く。

彼女と話した事を思い返していると、まるで彼女が今も少し前を歩いてくれているような気がして、不思議と緊張感や恐怖はなかった。

それでも、歩いて30分ほどの距離にもかかわらず、

目的地に着くまでに何時間もかかってしまった。

額の汗を拭うと、ボクはポツリと独り言を呟く。


「これは、もう少し外に慣れなきゃダメだな」


脱引きこもりには、もう少々時間がかかりそうだ。


Uの呆れ後が、脳裏に浮かんだ。

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