そう言うもんだし
なんかこう、なろうにせよyoutubeにせよ、いつでも元気一杯ですね。なろう批判。
いや楽しいですけど、匿名性に守られた安全な所から石を投げるの。それが相手に当たって痛がってる所を見る事ができれば、胸がスッとして明日からもまた頑張ろう!って気持ちになれますよね。
まぁそういう事でしか自分を癒す事の出来ない人たちに手向ける花はこの程度にしておきましょう、お互い関わり合いにならない事が一番です。
いつどの時代、どの場所でも自分を癒せるのは自分だけ、ですからね。
さてさて、なんか定期的に燃えてますね、本格ファンタジーとかなろう云々。
こうだからクソ、これだからダメ、こうだから救いがない、なろうは、ラノベ業界は、若者は、日本はもうだめだ。常にどこかで自称憂国の士が怒声を上げてるイメージです。
正直どうでも良いが唯一の感想だったりします。
いや正直俺もアレですよ?タイトル読んだだけであらすじ所か話全体のオチまで書いてあるような長文タイトルとかあったら、これを読む意味。とか考えちゃいますし。自作エレメンツフィアのマレビトがタイトルを1章のあらすじにしただけでpvカウンターが多く回る様になったりでがっくりしたりしてますが。
サークルでなろうを書く時にテンプレに忠実でありながらオリジナリティあふれて無きゃ行かんとか言われて頭抱えたりもしてる訳ですよ。なろうテンプレなんてまだ型を練習してる段階だというのになんでいきなり型破りを求められてるの?と。
よくなろう系を表現する例として挙げられる水戸黄門や暴れん坊将軍等の昔の時代劇ですが、なるほど、あれはたしかに見事にパターン化されていて毎回同じ流れで同じ時間配分してますね。
実際に画面を見ていなくても、経過時間さえ見ればどのシーンか想像がつくとまで言われる当たり、その徹底っぷりが凄いです。大体前半15分まではその回のゲストとの交流、35分辺りで陽炎お銀の入浴シーン、50分くらいまでで事件が山場を迎えて、55分で殺陣とここに居らっしゃるお方をどなたと心得る!?ラスト5分で〆。
見事な型です。由美かおるの入浴シーンなんかは、今はそこかしこで暴れまわってるフェミナチの方々が大暴れしそうな気もしますが。うっかり八兵衛の入浴シーンに差し替えられてれば満足なのかな?
さて、ここで「なろう系なんて読まなくても中身は判る、あれらは皆くだらないクソだ、もっと本格ファンタジーを読め!歴史を勉強しろ!」と作者対してマウントを獲る事に全力を傾け続けている皆さん。
その「読まなくても判るなろう系」、どのシーンがどれ位の比率で行われてるか、脳内で浮かべて、それを書き出せますか?
多分、どんなに頑張っても「主人公が神様のミスで死んでチート貰って転生、頭が軽けりゃ股もゆるいチョロインからageられつつ心身ともに弱いライバルを蹴散らしつつ「俺なんかやっちゃいました?」とか言ってるだけだろ、それ以上のモノはないし考える必要もない」で終わると思います。
手前味噌になりますが、拙作「エレメンツフィアのマレビト」読んでみてください、カクヨムの方はそのタイトルで乗せてます。なろうの方はなろう向けの長文タイトルに変えてあります。
……読んでね?
……読んだ?
………………読んだという体で話進めますよ?良かったらptと感想も入れてね?喜ぶから。
さて質問です、あの世界観、歴史を勉強した所で果たしてどれ位役に立つでしょう?
作者として自信をもって断言しますが、歴史をしっかり勉強して読むなら、歴史の教科書の方が面白いですよ?あれも大概国やら政治家やらに都合の良い嘘満載のふぁんたじーゲフゲフ特に近代~現代史に入ってからゴフゴフ
嘘のない歴史は大概にしてつまらないものである、とも言いますしね。
はい、脱線してるので戻ります。
正直歴史をどれだけ勉強した所で我々の世界、ドラゴンなんて飛んでないし、正規空母に攻め込まれる平和なオークの村も存在しませんからね。
堂々とファンタジー、フィクションと書いてあるのにフィクション部分に「これは史実と違う」「あれが歴史と違う」「だからクソだ」と言われた所で「ヱ~」としか思えない訳です。
いやだって書いてありますもの、フィクションだって。嘘っぱちだって。
知ってました?ファンタジーって、ハイだろうがローだろうがフィクションなんですよ?
国民的アニメのドラえもんやサザエさんでのび太やカツオ、タラちゃんが歳をとらない!リアルじゃない!だからああいうアニメの類はクソだ!最低の作品とは言えないゴミだ!と喚いてる人見かけたら、その通りだとは思わないでしょ?
あいつ頭大丈夫か?位は思うかもしれないけど。
指輪物語も、ハリーポッターも、ナルニア国物語も、ネバーエンディングストーリーも、火星シリーズもフィクションなんですよ?
血眼を三角にして粗探ししてクソだクソだと叫ぶの、疲れませんか?
少しだけ、まーそういうモンだし、と気楽に楽しみませんか?