本来の形へ
赤と青に染まった世界は急激に消えていき、その場所は何事もないかのように色が溢れていき世界に色
溢れる草原に戻っていた。
天音はその光景を見ていた。魔王は、未だに軍服姿の少女の姿だった。魔王は、天音の方に近づき持っていたタクトを天音に向けるが天音は何もせずに見ていた。
「師匠・・・何で私には何も教えてくれないのですか?何で・・・」
魔王は、タクトを空に投げて新たにタクト出してを地面に投げると地面が爆発した。煙が晴れるとそこには黒い恰好をした魔王がいた。
「さて、紅は殺した。次は君の番だ」
「・・・魔王を別に殺す必要なんてないしどうしようか」
魔王は服の中からピストルを取り出して放ったが天音に当たることはなかった。天音の目の前に、翠の髪の少年が現れて銃弾を掴み取り地面に落とすと草が生え始め、周りには動物や鳥などの生物が現れた。天音は涙を流していて自身が困惑していた。
「さて、ここに用はないから。鍵を渡してあげていいよ」
「わかりました。アルカナ様」
魔王は膝を付き頭を下げていた。魔王はどこからか出したカギをアルカナと呼ばれる少年に渡した。鍵を受け取った少年は天音に向かって鍵を投げた。天音は涙を流しており避けられなかった。鍵が天音に触れると錠が現れて鍵が外れる。
その後に、大きな地震が起きた。
「さて、また会おう。師匠」
アルカナは目の前の空間を切り裂いて消えていった。天音は動こうとしても動けず呆然と涙を流すことしかできなかった。魔王は、立ち上がり、天音に問いかけた。
「さて、天音はどうしたい」
「どう?したい?何が言いたい」
魔王は、何か変わってしまっている天音に問いかけようとした瞬間、髪が少し碧が増えたのが見えた。魔王はその場から距離を取り、杖を取り出して警戒をしていた。
「僕は、あの方を助けるために、でも助けなくても安全、そうじゃなくて、僕は何でこんなことをする意味が、ここで夢を見ていても知ったて意味が、何をなすためにこの中に、僕はなんで集める?なんであれと付き添いながら歩んだ?そんな人の真似をする意味が・・・」
魔王は、軍服の少女の姿に変わり詠んだ。
【私は記録に書き込み先の道を記そう。そこにあるのがあなたが望んだ物なのだから 桜花の道】
天音はそのまま倒れこみ眠ってしまった。
「またこのようなことが起きればこの人格が死ぬ。でも、それはいいけど何を望んでるのかが分からない。起きたときに分かることなのだけど、本当に師匠は何でこの展開を自ら作り出した?」
ファッセンは天音を抱え、魔王の住処から出ていく、住処から外にでると獣人族が魔王の住処を囲んでいた。
「誰だお前は!名を名乗れ」
ファッセンは自分の姿に気づいたが、気にせずに読んだ。
「レーヴァ」
巫女姿のレーヴァが現れた。その姿にファッセンは驚いたが、アイコンタクトだけで伝えた。
【波】
ファッセンは跳び、波の上に乗る。魔王の住処の入り口の洞窟を壊して、洞窟の奥に進み周りにいた獣人たちはすべて波にのみこまれて消えていた。
「ここであなた方が来るのは想定はしていないですよ。リーパリ」
「そうかい?でもあの方に頼まれたんだよ。しなかったら俺が怒られてしまう」
レーヴァは御幣を持ち、リーパリは大きな鎌をもち周りには小さな鎌が浮かんでいた。
「リーパリ、あの方との出会いを邪魔は絶対に許さないよ」
「こちらも、あの方が相当怒りやばくてな。この世界を壊そうとしそうで怖いんだよ」
レーヴァは目の前の空間を切り裂きいきなりその場から消えた。そして、リーパリも目の前の空間を切り裂きどこかに消えていった。
切り裂いた空間が消えた後、獣人の死体が転がっていた。そして、島が揺れ始めてゆっくりとひっくり返り、重力に沿って死体が海に落ちていく。
ファッセンは、反転していく島の中、海に向かっていった。そして、たどり着いた。海の上に乗り反転島を見た。
反転島は浮かび上がり、回転していき、完全に向きが逆になった。
「もとに戻った。これが本来の姿か。いつかこの島で戦うことになるのか、これで…」
ファッセンは、黒き男の姿に変わり。歩いて、ある方向に向かって歩き出した。
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弾く音が聞こえる。
「やはりいる。何故この世界に来た」
「そんなに嫌われることは覚えはないけど」
目の前の少女は、眠るローズの前に立ち看病をしていた。けど、レーヴァが来た時に眠るローズの体に座りバラの剣で弾いたのだ。
「それはお気に入り?」
「もちろん。ないならここに居ないでしょ。それにここにお花が多いから気に入ったから回収させてもらうね。邪魔はしないけど、■が来たときは手伝ってあげるよ。君たち何故か制限を受けてないね?なんで?。レーヴァあなたが受けていないの?もしかしてあれが手を抜いた?」
レーヴァは後ずさった。
「そうゆうわけでもなさそうだけど。私も呼ばれた方なのよ。何で呼ばれたかは今わかったけど、手加減してくれるなんてほんと慈悲深いね。でも、それもあれに言われたことなのでしょうね。それにしても花もこんなに弱っているとは思わなかった。ここに居すぎたかな?」
「そんなのではないですよ。ただ、■が異常なだけ。■ですら警戒している物なんだよ。気にしなかった時点で負けだよ」
「あれはもしかして勝手に巻き込まれた?仕方ないか、本来の力使わせてもらうね」
そういうと、少女は桃色と薄い赤色が入った長い髪をおろして、桜と薔薇とユリの柄が入った和服を着ていた。
「で、あの子は何をしているのか教えてくれるよね?レーヴァちゃん」
「はい、問題ないです。あの方からの伝言です」
・・・・・・
「そう、久しぶりに使えるから鈍っているとかではなさそうね・・・■か、姫があそこにいることが確定してしまったから、どうしようと思ったけど、それすらも知っている。私の感覚の取り戻すための戦闘、何と戦わせようとしている?」
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今までいた島は反転していた島。そこに適応した生物は本来いない適応したのは自然だけが適応して、光すらなく生きていく強豪の島だったが、ある人物がこの島ごと反転させて人間が住める島に変えた。だが、管理するものが居なくなり、元の環境に戻るにもかかると思われていたが、すべての自然は超越しており、地面の中に生息しており、反転した瞬間現存する自然を食い殺した。また、この反転島は地獄のような環境に戻ってしまった。本来この島の役割は、監獄と来訪者の誘導を目的に作られた。




