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遊楽の慈悲~長い長い夢見し者~  作者: 直マキヤ
崩壊と破滅そして起きる者
29/53

ひと段落ついて

2章後半戦最後です

 天音は目を覚ました。


 そこは、クレン帝国の跡地だった。大きなクレーターの中心に天音と紅は居た。


「起きた?」

「見ての通り、何か今まで夢を見ていた気がする」


 紅は驚いていた。紅は天音の手にある柄を指さした。


「それは、いつから持っていたの?」

「あれ?こんなのいつの間に持っていたんだ?…」


 天音は困惑していたけど安心した表情をしていた。


「腕輪はどうしたの?」

「多分だけど腕輪が柄になったんじゃない?」

「そんな物なんかよりか腕輪の方か汎用性が高いのに変えたの?」


 天音は少し距離を取り紅に向かって柄を振ると、衝撃波が出て紅は花魔術を使い葉で防いだ。


「そんな威力じゃ手数で負けるよ」

「これでいいと思う。これは使う相手は限られているから」

「私はその中に入ってるよね?」

「さてね、戦えば分かるけど今はそんな気分じゃないだろ」

「散々負け続けて今日はやだ。目的は終わったけど次は何かあるの?私は魔王に興味あるからそこ行きたいけど」


 紅は野営するための準備を始めながら聞いていた。月は真上にあった。


「この大陸から出るために、ガベーラ聖国に行かなくてはならないけど、来る?」

「もちろんついていく。ここって海に出ようとしても見えない何かに弾かれ行けなかったけどしってる?」

「知らないけど、貰った情報には外に出るための錠と鍵が必要って事を知った。で、場所がガベーラ聖国と魔王が持っているだそうだ」

「どっちにしても行くんだ。けど、ミルを相手にしても勝てるの?」

「国を混乱させれば何とかなるかもしれないだってさ」


 完成したテントに入る前に紅は聞いた。


「その青い宝玉さ私が触っても情報は貰えるの?」

「・・・君が知っているなら」


 紅は不思議そうにしながら、入って行った。残された天音は今ごろになって気づいた。自分の寝る準備をしていなかった。


「はあ~、あの戦いの影響か眠たくない。本当は全て覚えている。この力は家に帰るためには必要な行為なのだろうか。無くなった者達に苦痛なき慈悲を」


 天音が祈りながらそう言うと、クレーターからいくつもの光があふれ出て空に返っていく。それはまさしく、草や木などの自然があれば幻想的だっただろう。


 天音はいつの間にか、地面に倒れて寝ていた。




・・・・・・・・・・


 私は今日の事を振り返っていた。


 この世界の人たちに遅れを取るなんて思ってもなかったし、あの世界では上位の方の位置に居たのにここでは弱く見えてしまう。天音のあの力の秘密みたいな物も手に入っけど自分の力では何もできなかった。この力の使い方が全く分からない・・・。


 そういえば、天音が着けていた腕輪無くなったから野営も何もできず地面に寝るはめになってるんじゃ。


 私はテントから出ると、周りに色とりどりの光が上に上がっていて綺麗だと思ったけど、こんな場所じゃなければな。


「天音、忘れてた。今から渡すから用意しな」


 天音が居たところに投げたが何も動かず不思議に思って、近ずくと。


「なんで僕を庇うんだ!!それを何回見させる!僕はもう限界だよ!後何度涙を流させる」


 天音の目には青い涙が流れていて、髪は前よりか広がって前髪が青に染まっていた。


 私は天音に話しかけようと、触れようとすると、青が私を襲おうとしてきた。けど、その青は私の手に染まろうとしたが、何故かそのことに怒りの感情を感じると青は消え赤に染まり何事もないかのように元に戻った。


 私はそのまま、テントに戻り、さっきのことは後にして眠った。



・・・・・・・・・・



 太陽の日差しが見えると天音は目を覚ました。


「あれ?地面に寝て、痛。こんな地面で寝てるからこんなことになるだろ」


 天音は起き上がろうとするが、体中が居たくて起き上がれていないでいると、紅がテントから出てきた。


「何してるの?」

「地面で寝て起き上がれない」


 紅は呆れていたが、テントを片付けていた。


「そんな状態で行けるの?」

「少しだけ待って」


 紅は朝食を作り食べた。天音は紅が朝食を食べ終える頃には治っていた。


 天音は起き上がり、腰にある剣を鞘から抜いて状態を確認していた。


「紅も確認したか?」

「そうえば、確認してなかった」


 紅も刀を見つめていた。


「傷一つもない綺麗な刀のまま。また、最近レーヴァテインがまたどこかに行った」

「僕の方も問題なさそうだ。それじゃあ、行こうかガベーラ聖国に」

「そうだね。行こうか」


 天音と紅はガベーラ聖国に向けて歩き出した。

 これで、天音達は劫火との戦いに勝った。天音は次の目標に向けて歩みだし、それと同時に自分の行いに考え出した。紅はこのまましたいことをするだろう。

 

今天音達がいる大陸の名はシャガです。今頃明かしますが、たぶん誰からも語られることがなさそうだから開示します。


 あと2話くらい投稿します。ミルの視点と初代の視点です。


 ここまで、読んでくださった読者に感謝します。


 ただでさえ、不定期で連続投稿してまた不定期に連続投稿していくスタイルでやっていますが、読んでくれてありがとうございます。


 次も不定期ですが・・・読んでくれると嬉しいです。


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