劫火と結末
天音と劫火は相対していた。
“壊れろ”
劫火が詠むと世界が崩れていくが空間は一歩手前で完全には崩壊しない。が、不安定すぎて炎が上に上がったり左右に行ったりいきなり現れたりとめっちゃくちゃになっている。
「終われ、劫火」
天音の周りに降っている青の雨に劫火が触れた瞬間に柄が劫火の目の前に現れて当たりそうになったが、槍で弾き天音に近づき槍で突こうとするが避けられた。その後も何度も突くが全て避けられる。
天音は難なくその攻撃を避けて、劫火が後ろに下がろうとした時に一瞬で背後に周り柄で殴ろうとするがそれは防がれたがもう片方に持っている剣で指に攻撃をすることはできたが何も起きない。
“破片よ飛んでけ”
天音に向かって炎が天音を襲うが、天音のところに行く前に消火されていたが、その隙に天音の背後に周り突くが柄で見ずに防がれる。
「…成長。思い出してきたのか?」
天音は答えず柄で攻撃で返すが、劫火は槍で防ぎそのまま突くが防がれる。
「どこまで知ったか教えてくれよ。契約…いや約束では戦いの中で何をしたか教えてくれる条件だったはずだ」
「は?そんなの知らん」
劫火はそれを聞いてチャンスだと思い。
“約束の破壊”
天音は避けようとしたが体が動かず、劫火の槍で貫かれそうになったが、少女が介入してその槍が短剣で防がれる。
“私が教えてあげる”
「ちっ、居たのか本当の弟子」
天音は未だに体を動かせていなかった。
「別にあなたが分からなかった攻撃ってよりは、何を知っているかでしょ?」
「ああ、そうだ何を知っているかだ」
「…ねえ、レーヴァ何知った分かる?」
呼ばれたレーヴァは紅を治療しながら寄ってきていた。天音は声は出せた。
「紅!」
「知ってるのはあの青い宝玉の事だけだよ。ただ、●●の●●を、あっ、でも柄がどんな力を持つかもだと思うよ?…詳細は●に対抗できる力、本来の自分の武器の元、それを当てろだったよ」
レーヴァがそのことを言うと天音は動けるようになり劫火を柄で攻撃をするが槍で防がれてカウンターで攻撃をするが防がれ泥沼の戦いをしているだけだった。
レーヴァはその戦いを見ながら、切り裂かれた紅の治療をしていた。
「師匠が泣けば終わるんだろうが、今は何を鍵にしてるんだろう?毎回変わってるし」
レーヴァの横には少女が居て一緒に観戦していた。
「友だと思うよ。けど、それは早く変えたいからさ、あの島に行ってもらうけど邪魔は入ってほしくないから、あの方に頼んどいて」
「かしこまりました。でもあの方この話聞いてるよ」
「そうなの?」
「あの方もそのために今こんな周りくどいことをしているのですから」
少女たちは何事もないかのように話合っているが、世界は崩れ赤い空間になっているのにもかかわらず楽しんでいる。不自然に少女たちの周りには炎が現れない。
天音と劫火は相対していてたが、天音の目から青い涙が出てきた瞬間。
“この世の世界は全て怒りに染まり破壊しろ”
天音に何かが向かって来る、天音の青い雨の空間の中に入ると赤い槍が天音に向かって来るが全て柄で相殺して、劫火に向かって行く。
“怒り怒りこの身を破壊しろ”
劫火は自身が真っ赤な炎に燃えていた。天音の柄を槍で防ぎそのまま反撃をしようとしたが剣で防がれた。劫火は少し距離を取るが天音が追撃をしようとする。
“リーパリ”
その瞬間にリーパリが目の前に現れて天音の攻撃を防ぎ鎌で斬り裂こうとしたが防がれてそのまま、柄に触れた。その瞬間にリーパリは苦しんで動けなくなり消える瞬間に最後を残した。
“世界を切り裂いた”
その詠みの道理に世界が割れた。が、天音と劫火は関係なく戦闘を続行していたが、他に居た者達は居なくなっていた。が、残って見ている者はいた。
レーヴァは語り掛けた。
「勝利は決まったのでこの子の願いを忘れないでね」
劫火は怒りによって周りを完全に見えなくなった代わりに天音を怒りの対象としていた。
劫火が先に動いた。
槍を片手で持ちもう片方の腕は上から下に振り下ろすと、無数の赤く劫火に燃えた槍が出現し天音に向かって行く。天音はその攻撃を弾くため柄で攻撃しようとしたが動かなかった。
そのまま、天音は槍の攻撃をもろに食らったがその槍で天音は拘束され体中に刺さって、劫火の持つ槍に貫かれそうになるが、柄と剣が落ちてぶつかり合うとその音は広がって青い空間が支配した瞬間、天音の手には青い御幣があり突き刺そうとするが槍が防ぐ。
“赤く”
青の空間からまた赤の空間に変わった。
天音はその御幣を振ると赤い空間は引き裂かれ青い空間に変わって行く。劫火は槍を投げ手を振り下ろし天音に同じような攻撃をするが御幣を振ると投げた槍以外は何の意味を持たなかった。劫火は近づいた。
槍が天音を貫こうとするが御幣によって防がれる。今の天音の姿は指揮者のように御幣を振っていた。天音は目を開けてはいなかった。
天音は目を開けていなくても分かるのか劫火が近づいてきて御幣を振るが槍を手に持っており防がれる。
“赤の豪壁”
天音は気にせずに壁に何度も振り続けている。劫火はその隙に槍で背後を攻撃をするが全て防がれる。そして、ある振りが劫火に大打撃を与えた。
「あっ?ああああああああああああああ!!…はぁ、はぁ、お前これを狙っていたのか!死ね死ね死ね!」
いきなり叫びだしたがいきなり怒りだして情緒不安定になっていたが、劫火は天音に近づき槍で攻撃をするが弾かれたその勢いで天音の側面を新たに出した槍で貫く。そして、天音はその傷は無かったかのように修復される。
劫火は攻撃を止めない。天音は攻撃を止めて攻撃を受けていたた。
“赤く破壊しろ”
その言葉と同時に劫火は槍で突こうとしたが、天音の方が早く御幣を振り下ろしていた。
そして、天音は何もないところに振っており劫火は天音の心臓を貫いていた。
「・・・どうやって分かった。本体の場所を」
劫火の体は消滅していて、残ったのは槍だけで、声は世界に反響していた。
「私たちの力忘れた?」
「ああ、そうだったな」
そして、槍もどんどん消失していく。天音の周りに有った。青い雨の空間は天音に吸い込まれて行き天音の体を修復して何事も無かったかのようになっていた。
そして、天音はそこで意識を落とし落ちていく。槍と一緒に。
「これが決まった結末か」
“●●●●●の防衛者…いや、ジニアの破壊に勝ったことにより、鍵を明け渡す。その名は●●。ローズ・クリムゾンには力を。そしてミル・ウォッチ…いやこれは偽りの名前、本当の名は●●●●に場所を示す。そして、元の場所に戻れ”
天音は消えて行った。
そして、そこに残ったのは、デェアとファッセンだった。
「これでいいのか?●●の弟子たちよ」
「それでいい。それをしなかったらあの方がしただけだけ別にいいけど」
デェア達は空間が壊れ黒い世界にいた。
「でもあの方がそろそろ来るのでさようなら」
「あの裏切り物のか!あいつだけは絶対に・・・」
いつの間にか声は途切れており空間は桃色に変わっていた。デェアとファッセンは膝まついて、その奥には巫女姿のレーヴァがティーカップに紅茶をいれていた。
「よくやりました。これでこの島には興味ないから次の準備しなさい。ファッセンお願いね」
桃色の髪、目、メイド服をした女性が立っていた。
「かしこまりました」
ファッセンは返答した。
桃色のメイド服をした女性はにっこりしており、嬉しそうにしており、椅子に座ってから、
「お茶会しよ」
ファッセンは了承したが、デェアは断った。
「何かありました?」
「守護者が結界に干渉してきました」
「あの下の下でしかないやつら?」
「その通りです」
「無視で良くない?あいつらはあなたの力に届かないでしょ」
「いえ、フィンド・ウォッチなる物は●●の力を手にしてますなので今の結界ではそれにやられたらすぐ壊れます」
「そうだね。あの量が限界だし、仕方ないね。ここは別に自由に使っても問題はないでね。私の物だから。いってらっしゃい」
デェアは消えた。
その後にお茶会をデェアを除く、桃色のメイド、ファッセン、レーヴァでしました。
リーパリは別に死んだわけではないのでまた出てきます。恰好や姿は変わってだけど。
詠む力は本質を知らぬものからしたら、戦闘中に詩を読んでいるように聞こえまたこの世界の住人からしたら魔法を詠唱していると勘違いをするが、本当は概念に干渉すらできる力である。
この世界の住人と言いましたが、メイドが言った通り今いる場所は島国です。この世界の中心は別の場所です。本来魔術ではなく魔法が流行っていた世界だがこの島国だけは、あるものの干渉があり異世界みたいな場所になっています。




