最初の試練
天音達は先に進むと赤い建造物が見えた。その建物はところどころ破損していた。が、神殿らしさは残ってはいた。その真ん中には赤い扉があった。
「あの建物の中に入るぞ」
「神殿に不自然にある扉の中に入るの?」
「いや、あれは偽物だ。入れば分かる」
神殿の中に入ると、赤い扉が近づいて来た。紅はその扉に触れようとした瞬間、天音はその扉を剣で攻撃したら、亜空間が出てきた。
「なにこれ?」
「ここが、目指していた場所」
天音と紅はその中に入ると、青い空、緑いっぱいの地面が広がっていた。
進んでいくと湖があった。その上に人がいた。
天音達は気づいたがその上に居た者は気づいてはないようだった。
「紅あいつに向かって魔術打てる?」
「打てるけど何放つ?」
「何でもいいよ、あいつに当たるなら」
紅は不思議そうにしていたが、花魔術でひまわりを咲かせて、ひまわりの魔力を光魔術に集中させて人を覆う程の大きさで放ったが、無傷だった。上にいる者はそれでも反応しない。
「な!効かないなんて」
天音は湖の中に入ろうとすると、水の中に入らずに水面の上に立った。そして、湖に中心にいた者は目を開けて、いつの間にか手には鎌を持っていた。その時には天音は剣で防ぎ空間が赤く染まりだした。
「始めまして?そちらの方はそうだけど君がここに居るのか…。君は一応あの時の約束の物渡すけどあなたはどうするの?力か●?それとも●●どれが欲しいのかな~。」
目の前に居た青年は、赤い髪で赤い目をしており赤い肌をしていた。
「そんなの力に決まっている」
青年は天音に向かって青い宝玉を投げて天音はそれを手にした、瞬間に青年は天音を殺そうと近づき鎌で首をはねようとしたが、紅が間に入り防いだがその威力だけで紅は後ろに吹き飛ばされた。天音は頭を抱えだしていた。
「良かった。力と言った癖に何もしないで手に入れようとしない奴で。戦いましょうかそれで手に入るよ。死は●●をもたらすから気をつけな。君はやる気、満々じゃないですか。君が戦うけど怒りが意味ないのがほんとうに●●●」
「さっきからなんて言ってるの?何で勝手に怒ってるの?」
紅は戦闘態勢は解かずに聞いていたが。
「あれの連れじゃないの?もしかして師弟関係、結んでない?」
青年は話しかけるのと同時に攻撃をする、紅はなれない鎌との戦闘で苦戦をしていたが青年はとても余裕そうだった。青年が鎌を弾かれた時、紅は光魔術で攻撃してから剣で攻撃をしたが、光魔術は青年を通り抜け剣が当たる前にお腹を蹴られた。
「いっ、舐めてるの?」
青年は攻撃せずに語り掛けた。
「君に僕を倒すことは不可能だよ。あれの師弟関係じゃない。なら教えて貰ってないのに終わることはないよ。それにまだ名乗ってないじゃないか」
「は?」
紅は話を聞きながらも花魔術で花を展開して癒していた。天音は未だに頭を抱えている。
「名乗りってとても大切なことだよ。●●を持っている者からしたら。あ、君には聞こえないじゃん。君が●に対抗できているのはその刀があるからで有って、君自身は表の方を受ける者だと思うけどあれが居たら阻止されるのは当たり前だから仕方ないか、やっと治ったか●●」
天音が頭を抱えてる状態から治った。けど、少し雰囲気が違った。何か悲しんでいるかように見える。
「その名で呼ぶな●●。ここからが、呪縛の条件は言っただろ」
「ああ、そうだなこの空間に閉じ込めたいやチャンスをくれただけだからな」
青年は詠み始めた。そして、天音もそれに対抗するかのように詠み始めた。
“ここは赤い世界どんなに染まろうと怒りに染まりそして全てを破壊する”
それを詠むことで赤い空間は壊れていき不安定な世界になった。そのことにより、地面は無くなったり出たりを繰り返してたりしていた。
“ここは悲しみの慈雨のみが降らしこの場所を青く染まてくれるだろう、慈悲を与えてくれよう”
読み終えると、天音の周りには雨が降っていた。そして、天音の下には地面が無く浮いていた。
赤と青がぶつかると、青が勝っているがまた赤が塗りつぶしていく。
紅は見ているだけでいると、いきなりレーヴァテインが詠み始めた。
“ここは理想の地。歩むものこそが始まりに”
それにより、紅は消えたり出たりする地面に飛び移っていたが、空に足を着けるようになり地面ができていた。
「これが、限界。後は頑張ってあれが天音の力の正体だ」
レーヴァテインは疲れているようだったが、双剣で空間を切り裂き何処かに行った。紅はそのことに歓喜していた。
「やっと、あの時の力が手に入る。私が最強になるためには絶対に必要な物手にしてやる」
その時にミルもやってきていた。この空間の有様を見て驚いたが、天音を見つけ空間攻撃をしようとしたが届かなかった。
「何がどうなっているの?」
「そこで、見ていてくださいよ。妹弟子」
そこにはレーヴァがいた。その姿は巫女装束を着ていて、青い髪に水色の目に変わっていた。
「誰?」
「これが私の本来の姿です。偽りの姿で対応してしまってすいません妹弟子。この姿ではないと何かあった時に対処ができないので」
「さっきから妹弟子って、私師匠は居ないはずだけど」
レーヴァは御幣を振り、結界を張った。
「それは、いつか思い出すので問題なので今を楽しんでいてください。時になればちゃんと呼びますので」
ミルはそこから動くことができなかった。
天音達は、その青年とにらみ合っていたが、先に動いたのは青年だった。
〝赤く染まれ”
と詠みながら紅を狙った。
紅は持っている刀で最初の攻撃は防いだが、鎌との戦いに慣れていなく腹に切り傷を負うと、その傷から血が出ずその代わりにその傷を中心に赤が浸食し始めた。
青年はそれをすると紅の腹を蹴った。紅は吹き飛ばされた。
天音は、その時に攻撃をしかけていたが見えない何かによって邪魔されていて近づけなかった。
青年は次はお前だと言うかのように、近づいたかと思えば消えて天音の後ろに現れて鎌で攻撃をしたが、天音はその攻撃が分かっているかのように防ぎ次のその次の攻撃も防いだ。天音には未来を見ているかのかのように攻撃を防いでるかのように思える。
天音はそのまま、隙をみて青年に攻撃をしたが鎌の持ち手で防がれた。青年は天音を足でけろうとしたが避けられその足を剣で切ろうとしたがすぐに鎌で防ぎ対応した。そのまま、天音はバランスを崩し鎌で殺されそうになった時に天音の腕輪から青い宝玉が出てきて鎌の攻撃を防ぐと、青年は下がった。その後に、赤い空間だった場所に青い空間に変わったがすぐに赤い空間に染まった。
「その腕輪、壊すしかないか」
青年は天音の腕輪を狙って攻撃をし始めた。その時には紅は青年を攻撃をできるくらいの距離まで戻ってこれていた。紅が天音に話しかけようとすると、青年は紅の方を狙い紅は話しかける隙が無かった。
青年は赤い怪物を創造し紅にぶつけて、天音に集中した。
天音は青年と何度か打ち合いをするが天音の方が負次々に傷が増えて体が赤く染まっていき鈍った瞬間、鎌で腕ごと腕輪を斬られた。瞬間青年は天音から離れ赤い怪物を消し天音を警戒し始めた。紅はその時に攻撃をするが届かない。
青年は手を振りかざした時紅は攻撃をするが浮かんでいる鎌に防がれた。天音に向かって攻撃をしたのは不可視の攻撃だった。天音は目を瞑ったそして青い雨の中に赤い槍が入ってきた、天音は手に持っている剣で切ろうとしたが切れずその槍が天音の体に刺さり赤く体を染めていく、天音の壊れた腕輪に槍が刺さりそうになった時その槍が消えた。そして、腕輪から柄になった。天音は柄を持ちその槍を全て防いでいた。その時には赤が浸食されていた体は何事もなく元どうりになっていた。そして負傷していた手すらも治っていた。
紅は青年と打ち合おうとしていたが鎌によって傷を増やしてく一方で、青年は傷もなく紅の方を一瞬向いたが興味をなくしていた。そして、青年は詠み始めた。
〝我が名は、劫火。そしてすべてを燃やす"
赤い空間がひび割れていく。大地がひび割れた空間に触れると燃えて灰すらも残らず消えた。
劫火は天音に向かって接近して手にはいつの間にか持っていた槍で貫こうとしたが、柄で防がれたが槍の周りは燃えていた。
〝赤く赤く、燃え上がれ”
それを詠むと周辺が赤く燃え上がり、青い雨が降っていた空間に赤が浸食してきたが、天音は柄で弾き飛ばせず押し負けて天音は肩を貫かれたが、すぐに回復して持っていた剣で攻撃をしたが剣が燃え始めた。天音はそのまま振ったが劫火を切るが切れなかった。そして、そのまま槍でまた貫かれた。
紅はその光景を遠くで見ていたが、鎌相手に手間取っていてなかなか天音の手助けに行けなかったが、鎌がいきなり劫火の方に行った。そして、紅は天音が槍で貫かれているのを見てその槍をまた貫かれそうになったところを刀で軌道をずらした。
天音はその隙で後ろに下がった。劫火は何もしなかった。
「天音どうする?今は何故か喋らせてくれているけどそんな時間があるかどうかだけど」
天音は応答しなかった。
「天音?まあいい。あいつどうすれば攻撃が当たるか分からないから連携して行こ」
天音は何も言わず劫火の方に向かって柄で攻撃をしようとしたが独立して動く鎌に止められた。がその隙に紅は劫火に向かって行く。劫火は紅の方に意識を向けず天音の方しか見ない。
「まだ、慣れない。いつになったら染まれるんだ?…」
紅はそのまま刀で攻撃をするが、効かない。
「あっ、これ無意識に使ってやがる。壊そうと思ってもまだ染まりきっていないから、どうしようか…」
劫火は思案してるが、紅の攻撃を受けているが何事もないかのように考え事をしている。
「何故だ!何故だ!なぜ効かない!」
紅は怒りに任せて攻撃をし始めた。その怒りは自分の思いどうりにならない子供の用だ。その怒りは刀にも浸透していく。そして、劫火は攻撃を避けた。
「…?使えるのか、まあその刀さえあれば使えるようになるか?いやあいつの弟子でもないのに利用できるか、いやレーヴァか●●●●の力があれば使えるようになったか」
紅は刀で何度も斬りかかるが全て避けられる。天音は鎌を通り抜けて業火に柄で攻撃をするが、槍で受け止められる。
「いつまでこれを続けても意味などあるか、これが本来の戦い」
紅は刀で何度も攻撃するが避けられた。天音と劫火は青と赤の空間同士のぶつかり合いが始まった。紅は飛ばされないように踏ん張っていた。
「これが最後のやり合い、この身を捧げるか」
〝●●●●この身を赤く染まれ”
〝すべてよここで染まれ染まれ降る限り”
劫火の槍は燃え始めて鎌は人の姿を取り始めた。その姿は赤い髪、目、肌の業火のただ幼くした姿だった。その手には自分よりか大きい鎌。そして、天音に向かって攻撃をする。
紅はその間に入って防いだ。
「邪魔はさせない」
「あっそ、別に僕がこの姿になったのは惑わせるためだからいいよ。●にはこれが本当に効果的」
「お前らは何なんだよ聞こえない言葉を話して」
鎌だった者は紅に先手を譲り攻撃をさせたが、その攻撃は通り抜け鎌で紅を引き裂いた。紅はもう戦えない状態になった。引き裂かれた肉体だけが残った。
「リーパリ、殺さないでほしかったけどまああっちの方が優先権は高いからいいけど。ミル見たでしょあれが本来の戦い方、身なんて正直邪魔なだけだけど今はこうしてないといけない理由がある」
「ちっ、まあいい。こいつの相手をすればいいんでしょ」
レーヴァは紅の肉体を治していた。
「これ、行ってなければいいけど。…これ貸してあげる」
レーヴァはミルに青の木の棒を投げ渡した。
「なにこれ?これで倒せるの?」
「使えばわかる」
そうしてミルは鎌を持つ者と戦い始めた。
この戦いは、天音が成長するための前座でしかない。後、この試練がいくつかあるだろうが忘れてはいけない。天音がこの世界で最後だからこそ黒幕は大胆で静かに裏で操っていることを。
解説
劫火が手を振り下ろすと不可視の攻撃が来るってなっていますが、槍自体が赤色で背景も赤色で同色によって見えてなく、天音の周りだけに降っている空間ではそれが可視化いや赤い槍と分かるのです。
紅はあの中では一番弱い存在です。だからこそ、劫火は相手をしません、絶対に終わらせることができないから。




