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遊楽の慈悲~長い長い夢見し者~  作者: 直マキヤ
崩壊と破滅そして起きる者
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地獄の中へ

 合流を果たした、天音と紅は話し合った。


「このまま行く?休憩してから行く?」

「このまま行くミルがいるから。あれを相手にはできない」


 紅は了承し、その洞窟の中に入って行く。


 そこは真っ赤な空間でところどころで炎が地面から噴き出していた。そして、目の前には赤い怪物。

 紅と天音は構えた。近くにハレーヴァテインが居て刀を渡していた。


「紅、ここからが本番だよ。貴方の存在を示してよ」

「いきなりなんのこと!」


 レーヴァテインは消えていた。天音の剣はさっきまで戦っていた青い剣でなくなっていた。

 赤い怪物は天音達を襲う。紅はその刀で怪物を切るがすぐに傷が再生して殺せなかった。天音も攻撃をするが傷ができるが何も意味が無かった。赤い怪物は触手を伸ばすがすぐに切られたが再生はしなかった。


「攻撃が効かない、どうする?無視して進む?」

「これに手間取っている時間は無い。無視して進む行くぞ」


 紅が光魔術で光らせたのを合図に両脇を通り抜けて先に進む。赤い怪物は触手で攻撃をしたが切られて意味が無かった。そして、天音達は走り抜けた。赤い怪物は天音達を追いかけようとするが、レーヴァテインが現れて邪魔をした。


「此処からは、邪魔をさせないよ。弟子と師匠の師以外は」


 レーヴァテインは赤い怪物を深紅の剣で切りつけると再生もせずにそのまま死んだ。


「・・・ここから先は言った通り弟子と師匠の師以外は行かせないよ。フィンド」

「やっと思い出した。お前ら2000年前の侵略者の仲間か!今度こそは何も奪わせない」


 そこには、フィンド・ウォッチが戦闘服状態でいて、謎の杖を持っていた。


「ここにいるものの中で、君だけかここを今は通らせていけないのは。それにしても、妹弟子もうちょい維持…できないね。ここでは●●されてしまうから本当の意味の強者しかいないのか」

「今なんてい言った。ここでなんだ!何を言っている」

「あきらめな、半端者。意を借りた力にあの方には敵わない」


 フィンドは魔術を展開しようとするが、レーヴァが深紅の剣ではなく御幣を持っていて、それを振ると魔術は全て消えた。


「な!?」


 レーヴァは攻めることはしなく、フィンドは接近して足で攻撃をするが御幣で防がれ、邪魔者を払うかのように御幣を振ると飛ばされた。

 フィンドは魔術の展開を望むができない。そして、少し時間が経つとミルがやって来た。


 ミルはレーヴァを見ると、戦闘態勢を取るが。


「弟子お前は師匠の技を近くで見てこい、未熟者」


 レーヴァが御幣を振るとミルは転移させられていた。ミルは何もできずにやられてしまった。


 フィンドはあきらめた。


「あいつの戦いが終わるまで待ってやるよ。それでいいんだろ」

「はい、それでいいのです。君が干渉するにはまだ早いので、この子を倒せばいいですよ」


 レーヴァは御幣を振ると、人型の赤い怪物が出てきた。


「初代皇帝!お前何をした!」

「何をしたって、君たちが生贄に捧げるしかなかった者達を怪物にされただけだよ?それにこの子以外できなかったみたいですし。後は頑張ってね。守護者」


 レーヴァは消えた。


 残ったフィンドは人型の赤い怪物と戦った。


 初代皇帝を模した赤い怪物は剣を使っていた。それも全てが赤かった。その剣術は域もう達人の域を超えておりフィンドは躱すことで一苦労だったけど、設置した水魔術でで濡らし、氷魔術で凍らせて杖の周りに飛んでいる宝石が光りだした。その結果赤い怪物の肉体は消えた。


 フィンドはいつの間にか外に出ていた。クレン帝国があった場所には大きなクレーターができていた。フィンドはすぐに地下に転移して確認したが、誰もいなかった。そしてクレン帝国には生き残りが居なかった。

 フィンドはすぐにあるところに連絡を取ろうとしていたが、繋がることは無かった。フィンドは悩んでいたが、自分の杖で心臓を貫いた。そうすると、フィンドは何かに飲み込まれて消えてしまった。


 地獄の空間の何所か。


「やっと着いたみたいだよ。それにしても、あの子しっかりやることはやるんだ?あなたが言ったの?」


 少女が誰かに向かって話しかけてそれに返ってきた。


「別に。ただ、勝手にやりたいことをやった結果こうなった。でも、私の事を最優先で聞いてくれるけどあれが来たら流石に無理」


 そこには、魔王と呼ばれる者がいた。座っていた少女はあの時の事を思い出していた。


 さかのぼる事、数分前。


「魔王何故お前がここにいる!お前がウォッチ家初代に何にかしたのか!」


 魔王は呆れていて、横にいる者を指さしていた。ミルは気づいていなく驚いていた。


「貴方があの子の子孫か。良く繋げれるな~けどそれを利用されてる時点でダメでしょ。いつも忠告してあげていたのに」


 少女はミルが自分に気づいて語り掛けた。


「ミル。貴方は何を手にするの?今はまだ何も覚えていないみたいけど、近いうちに思い出した時にその答えを教えてよ」

「何の事?…まあいいや。君が聖女?」


 聖女と言われた少女は不思議そうにしていたが、魔王が補足した。


「この子は、別に聖女って言われているけどそんなの事してないよ。ただ創始者として総称されているだけだから、デェアと呼べばいいと思うよ」

「これで、デェアはどれだけ強いの?この私でも敵わないの?」


 デェアはいつの間にかミルの後ろいにいて背中に短剣を指す寸前で止めていた。


「こんなのも反応できないの?まいいや、師匠の戦闘を見てきたら」

「は?なんの・・・」


 ミルはいつの間にか転移させられていた。


 残った魔王とデェアは話し合った。


「ミルの感想はどうだった?」


 デェアはいつの間にか空の上に座っていた。


「やっぱり、師匠には早くあの場所に行ってもらわないと、何もできなさそうだから任せるけどいい?」

「あの場所?けど、今どこにあるか分かって無いから探さないいけないじゃん」

「それは問題ないと思うよ。この大陸を出て最初にたどり着いく場所は」

「あそこか。そろそろか、行こうか」


 デェアは空間を切り裂き魔王と共に消えていった。

 天音達が会ったあの怪物がオリジナルです。


 レーヴァテインが言ったことは別にファッセンに言われて行った訳ではありません、勝手にやったことです。なので、本来は誰もが平等に挑むことが可能ですが、今回は本物の戦いに知らない者を入れたくないというわがままです。

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