侵攻の開始
月が出てきた頃。
帝国に城の頂上に少女がいた。その少女は座って足を遊ばせていた。
「そろそろ始まるかな、私達も参戦はしないけど参加はしないとね、ファッセン」
少女が名を言うと、魔王と呼ばれている者が隣で立っていた。少女は魔王の方を向かずにただ語り掛ける。
「準備は出来たけど、地下までは対策は出来てないからどうにかしてくれない、私は始まったと同時に結界を解くから来るから下に注目をさせないでくれるといいけど、できる?」
「何の問題は無いけど、何で僕なの?君の部下を使えばいいじゃん。……あっ、●に対抗できる者か。しかたないけど、そろそろそれはどうにかしないといけないと思うけど」
少女は言葉を返さない。それに呆れた魔王はそのまま、転移魔術を起動させて消えた。
「●に抵抗できるものができても、最終的には無駄になるから要らないでしょ」
少女は独り言を呟いてそのまま、城の下を見て。少女は立ち上がりいつの間にか持っていた短剣で空を切った。そして少女は姿を消した。
その後、ミルがそこに現れたが誰もいなかった。
「今ここに誰かいた様な?…な!何で城に攻められてる!レジスタンスがあんな強いわけがないのに城の兵が大量に殺されて、皇帝は…まだ生きてる」
ミルは、皇帝の場所まで城の屋根を貫通させて行った。
また別の場所では。まだ、日が落ちる寸前の時。
「我々はこれから、皇帝に反逆をする。そしてこんな制度をぶっ壊す」
どこかの空間で中年男性が演説をしていた。そして、そこに居る者達は興奮していた。
「お前たちこの国を変えるぞ!!!!!」
「「「「「「お!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」
無数の声が響いた。
そいつらは、城に向かって進軍していく。
それらを見ていた、帝国の兵は先頭を止めようとしたが、そのまま殺された。それを見た住民たちは、悲鳴を上げたり逃げる者が居た。
天音達はその状況を民家の屋根の上で見ていた。
「始まったみたいだ、相手がこいつらに気を取られた瞬間に行くぞ」
「それにしても、多くない10万人くらいはいる?」
天音達はいまだに途切れない、人の列を見ていた。
貴族街に入るための門に先頭がたどり着くと、門を守る兵を殺す、数の暴力でそして、しまっている門がいきなり開いた、そのまま、進んでいく人の波。
「計画、とても用意周到だね。けど、このままじゃミルが来たら一撃で終わらない?」
「囮だから問題なくない?そのためにこいつらが必要なんだよ」
紅はそのことについてあまり分かってなかった。
その、人の波は犠牲を出しながらも帝国の城に続く橋の前に着くと先頭の男が、紐を投げた。
そうすると、橋がいきなりできて、その男はそのまま歩いて行き門を壊した。そして、人の波が城の中に入って行く。が、その人の波の先頭が魔術によって次々と死んでいくがそいつらは、恐怖もせずに歩みを止めない。
天音達は門の上から城に入って行った。その時には、日は落ちていた。
城の中に入ると人が居なかった。そして、騒がしくなかった。
「此処からは、分かれて目的を果たそう」
「分かったけど、とりあえず会った者から殺していけばいいの?」
「ああ、それでいい。第一皇子と皇帝を殺せればいい」
天音と紅は別々に行動をし始めた。
レジスタンスは騎士たちを相手していた。騎士たちは着実に数を減らしているが、数の暴力によって殺されていく。逆に騎士たちがこんな恐ろしい光景を見て心が折れかけていた時。
いきなり、城の中から援軍が来て帝国の騎士たちは喜んだ。そして、勝利を確信した。ミルの騎士団が援軍に来たのだ。そして、ミルの騎士団の者達はレジスタンスを皆殺しにしきった後、副団長が呟いた。
「こんなにあっけない物か?それに、実力者が一人もいないは無いだろ」
そして、今は月が完全に出ていた時。
中からは何も音が聞こえないことを不思議に思い、副団長は城の中に入ろうとした時にそいつは現れた。
「魔王!なぜここにいる!お前がこれを企てたのか!」
「さてね、それよりもあの子はもう戦っているよ、主要部隊に気づいて」
副団長は魔王に言われて、気づいた。ポプラがいないことに。そして、ミルの騎士団たちは魔王と戦おうとしようとした時に、強制転移させられた。
「な!ミル様が緊急の魔術を発動させた。我々はこれから待機だそして、ガベーラ聖国をミル様が戻るまで絶対守護をする」
魔王は居なくなった者達を見て。
「あれ?もうそんなに進んでた?それにしても死体の数が少ない。だからか、これで呼べる儀式は完了はしたよ。聖女」
魔王は笑っていた。そして、空が赤く染まり始めた。
いろんな魔道具が出てきているので少しだけ解説を。
紐の魔道具 投げた方向に鉄の橋を造ることができる。
門を開城した魔道具 門を破壊することができる、ただそれに気づいた者がいると失敗する。
身体強化の魔道具 それに触れた者は2時間ほど身体化向上する。デメリットとして1時間ほど体が動かなくなる。これのおかげで騎士に抵抗できている。
さて、これほどの破格な魔道具は誰から貰ったのか奪ったのかそれとも作ったのでしょうか?




