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遊楽の慈悲~長い長い夢見し者~  作者: 直マキヤ
崩壊と破滅そして起きる者
22/53

抗う意味

 天音はその空に写された物を見て、少しイヤな顔をしていた。


「顔をさらされた、どうしようか……」

「とりあえず、ここから動かない?ここに来る前に相当大きな何かによって壊したから人が集まったりする前に逃げよ」

「その心配はない、あれは壊した後、復元するタイプの物だから元どうりになってるから気にする必要はない、問題なのは城に侵入するまでに問題が出てきた」

「何か問題があるの?ここに来たみたいに強引に入ればいいだけじゃないの?」

「それができる気はしないよ、紅だってミルが来ないのはおかしいって」

「………あの城特殊で門からしか入れないんだよね。…どうしようか」


 天音と紅は悩んでいると、遠くから足音が聞こえてきたが、武器も構えずに悩んでいた。


 その足音が止まり、いきなり天音の方に剣で切りかかろうとしたが、天音は体を捻り躱した。その切りかかったやつを見た。そのまま、天音が持っている剣で殺そうとしたが、紅に止められた。


「ちょっと待って!ねえ、あなたって何の私たちに近づいて来たの?死ぬの分かっていたよね」

「いや、お前たちに実力があるか確かめただけだ、あなた達に私達のレジスタンスには…」


 それを言う前にその男の首は飛んでいた。


「は?情報入手手段だったでしょ」

「こいつらにはかかわらない方がいいよ、この国の成り立ちについて本当に何も知らないみたいだから」

「いきなり何を言ってるの?国の成り立ちって、そんなの2000年前にできた国で今でも帝国制を続けている国」

「表上はそうなっているだろう、でもこの国の裏には何も語られてないから語ってあげるよ。まだまだ時間はたくさんあるし」

「いや、天音は何も知らないのに語ってくれても」

「あの迷宮の突破報酬」

「まだあったの、他にもある?」

「他にはもうないかな、今から報酬の内容を教える。知っての通り一つは、その深紅の剣、表では何も分からないけど裏に変わると変わる物。二つ目は記憶、クレン帝国の歴史と僕の少しの過去だから、語るのはクレン帝国の過去の方、語るのはとりあえず、生贄の歴史を教えてあげるよ」

「この国に生贄の制度なんかあった?」

「それを含めて話す」


昔のある話


 この国ができて500年ほど経った時の出来事。

 ある青年が26代目の皇帝にある相談をした。


「皇帝、毎年決まった日に死ぬのではなく居なくなっている子が出ているどうする?」

「どうするも何も、フィンドお前がその最高責任者だろ」


 その青年は皇帝とため口で言い合えるほどの人であることが分かる。その皇帝と呼ばれる隣にいる者はその青年を睨んでいたが何も口を出さない。


「それが、今日なんだよね」

「それがどうした?何か問題があるのか」

「この国のこの年で10になるやつを狙っているみたいなんだよね。それを把握できるとか何もんだよ」

「…それってどうゆう条件かわかってるのか」

「その時のもっとも強い意志の持ち主って事だけがわかってる、何で分かったかはいわねえよ」

「新しく法を作る、どんな法を作ればいいと思う?」

「帝国の民を強制に学園に入学させれば管理が楽でいい」

「そんな敷地どこにあるんだよ、あれば造ってもいいかもしれんがまだ発展途中の国に無理をい…」


 その言葉を言おうとした皇帝の言葉はフィンドによって遮られ、そのことに怒った隣に居た者は剣を抜いておりフィンドに向かって切りかかるが、何もないところで遮られその者は無防備な姿をさらし風魔術によって吹き飛ばされた。


「騎士団長さん、僕はこの国の建国者の一人なんだからさ無礼を許しってくれったっていいだよ。ってきいてないか。…まあ、土地何かは僕が与えるからそこは気にすることはないけど、皇帝になったから弱いところは絶対に見せるな、見せると吞まれるぞ」

「分かったが、それって間に合わなくないか?今から作ったとしても今回は駄目になるんじゃ」

「今回の来そうなところは、目途がついてる。それが駄目だったら新しく開発するまでだ」


 そして、フィンドは皇帝の間から魔法陣が光りだして消えた。その後、皇帝は騎士団長を呼び騎士団長は皇帝の前に膝まついた。そして、ある伝言を言い走り去った。残った皇帝は独り言を残した。


「これは我々の宿命、それを終わらしてもならないし始めてもならない。まずここにいていい存在ではないのだから我々はあれを封印するために生きているそのために自分すらを生贄に」


 皇帝は椅子から立ち上がり、その後いろいろ改正していきその夜までにはが学園すら建てて、入学する生徒が書かれている紙すらも準備されていた。

 その日の夜、満月が頂上に来た時、そいつは現れた。


「やっぱり、今回の第4皇子のところに来るよな」


 フィンドは現れたその赤い怪物を見て、何かが恐怖していることは分かるがその何かが分からない。第四皇子はその怪物を見ていていて、目を瞑り耳を塞ぎ完全な恐怖をしており動こうとしない。

フィンドは不思議そうに思うがその第4皇子を転移させるため魔術を発動させたが、発動しなくて近くにいる騎士に避難させた。そして、フィンドは何もできないと知りある魔術を使い魔術を使えるようにして杖で接近線をしながらその赤い怪物と対峙する。


「攻撃が効いてない?こいつ何で追いかけ…まさか!」


 フィンドはこれをおとりだと思い、第4皇子のところに転移した。そして、目の前にいた怪物をぎりぎりで防げた。第四皇子以外は死んでいた。何故か血だけが無かった。未だに第4皇子は怯えている。フィンドは問いかけた。


「何故そこまで怯える?」

「貴方には分からないの?すべてに怒り、破壊する物なんかに勝てるわけないよ。それなんて本体ですらない」


 そのことに、フィンドは困惑していた。この赤い怪物が使役されているのではなく、創造されていることに。そして…




「ちょっと待って、何で創造されたって分かるの?」

「…空気読もうよ、何で分かったかは、赤い怪物自体が本体でも何でもなく魔素の塊であり、何かを食らう性質と言う名の破壊をしているから、誰かに触れたらそいつは死にそして新たに創造される。これで意味は分かるよね」

「それって、媒介は」

「もちろん、血だよだから殺された分だけ赤い怪物は増えるってこと」


 紅は困惑は困惑はしていたけど、そして何事もなく聞き返した。


「続き聞かせて」

「ひどいな、紅が止めた癖に。まあいいよ、そして…」



 フィンドは最終手段を取ることにした。

 どこからか、笛をを取り出していた、その笛を吹いた。


「何の用?」


 現れたのは、聖女だった。


「あいつをどうにかする方法を教えてくれ」

「…●のやつか、あれをどうにかするも何も、この世界の者では何もできないよ」

「は?でも、君ならどうにかなるんだろ」

「もちろん、けど…いいの?なら倒すけど」

「今の念話、アルカナ様?」


 聖女は何も答えず、どことなく青い短剣を持っており、その怪物に短剣を当てると消滅した。聖女はそのまま、他の赤い怪物を消滅させていった。その後に居なくなった。

 そのことに、フィンドはとても悔しがっていたが、守れたことに安堵していた。

 そして、一年後のまた同じ日になると、赤い怪物が現れたが第四皇子は成長しておりその怪物を殺した。その後、第四皇子は帝国内で最強の存在になった。第四皇子は傲慢にも怠惰にも強欲にもならず、鍛錬をしていた。それは、受け継がれていく。


「と、生贄の話はこんな感じ、細かいことを言うと、何で分かるようになたっかは学園を作ったらだろその全員に魔術を施してる。何か、変化があった瞬間に転移ができるようになっている」

「でもさ、ここに来たけど10歳くらいの子も見たことあるけど、みんなはどこにいるの?そこらへん教えてくれなかっただよね」

「地下」

「地下?まじで?たしかこの国の人口って1000万人くらいいなかったっけ」

「それは知らないけど、知識には地下にあるって。食料関係も地下に備わっているみたいだから最低でもこの帝国くらいの大きさがあるんでしょ」

「ねえ。あの騎士団団長ってあの怪物を殺した者?」

「大抵はそうだね。でも、今のこの国最強は居ないよ」

「え?」

「あの騎士団長もう力が失ってきているから気にすることは無い、それに副団長は騎士団長より2歳年下みたいだから」

「そんな、有能な人物を帝国は見逃すの?」

「いや、皇帝は代々とても優秀だよ、この国に仕えなくてもこの国のピンチになったら助けてくれるように約束してるし」

「じゃあ何でいないの?」

「親のせいだね。本来は10歳になる子たちは強制的に学園に入らないといけないけど、例えどんな人物であろうともね。けど親は秘匿した。誰にも知られずに子供は殺された。その後、親は皇帝に訴えた。この国は10歳以下は何があろうと皇帝の名の元に守ると公言しているからね。が、皇帝はその親を反逆者としてとらえようとしたが、その母親の方が自爆魔術を使い父親の方を逃がした。そして、今も皇帝はその者を探している。そいつは、レジスタンスを作った」


 紅はその話を聞き呆れていた。ここまで話を聞いて、紅はレジスタンスの者は愚か者集まりだと理解してしまった。


「で、どうするの?私たちがではなく、天音が指名手配犯になって、レジスタンスが仲間だと思って勧誘しに来てるけど」

「何もしないよ、ただあっちはタイミングがいいのか動き始めるんだよね。それに合わせて城に乗り込む、あいつらは、報復はしないよ、こいつを殺せば仲間だと思っているから、邪魔者を排除するために送っただけに過ぎないから」


 天音達は準備を始めた、目的に向けて、そして、いつの間にか日はくれていた。

あの怪物は通常の方法では殺せないことが分かっているが、それに襲われる者が生き延びたらあれを殺す方法が分かる。冷静になった時にじっくり考えて力を付けて似た様な力を手にして殺している。


 何やかんやありつつも帝国は2000年の歴史がある。

 皇帝になってから20年で皇帝とその騎士が生贄になってその年は逃れている。520年目からそうなった。全盛期でいられるのは赤い怪物に会ってから19年まであとの1年はどんどん弱っていくが普通に帝国の中で上位の存在でいられます。


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