手にしたもの
2章前半戦最後です。
カーム王国から出て、天音達は街道をを外れて森の中に入って行く。森の奥まで行くと。
「この辺でいんじゃない?」
「ここら辺でいいか」
天音の腕輪からキューブが出てきて、薄い光の壁ができた。そして天音の手には深紅の剣があった。天音はその剣を地面に刺した。そうすると空間が変わり、深紅の空と真っ赤な大地に変わっていた。そして目の前には深紅の髪、目の少女がいた。とても不機嫌そうな表情をしていた。
「お前、どこまで私のことを知っている!」
「さてね、そんな会話していてもいいのか?君を狙ってまた挑みに来たやつがいるのに無視で」
「あんな雑魚は知らん」
紅はその少女に向かって行き何もしてこないのかと思い、少女の手を掴もうとしたが、何かの壁に阻まれた。いきなり不可視の刃が紅に向かって来るが紅は剣で受け止めた。
「はぁ、この結界すら何も見えていなかったやつに私を…今、私の手を握ろうとしたよね。あの雑魚が知っているわけ無いからお前が教えただろ、どこまでも忌々しい」
少女は、詠唱した。
≪今宵の空は深紅の闇に染まる》
いきなり詠唱し始めたことに紅は困惑していたが、チャンスだと思い少女に向かって行くが、結界が突破できなかった。そして少女は詠唱を終えていた。その瞬間紅の見ている光景から少女が消えた。
「あれが詠唱?どゆうことだ何でで発動するための核がない」
紅は不思議そうな顔をしていた。そして見えなくなり警戒するしかなかった。
「それは今の僕ではできないのに、何で君ができるの?魔剣レーヴァ、その力はあの世界では…………」
天音はいきなり頭を抱えだした。天音が少女のこと魔剣レーヴァと言いその瞬間、天音を殺そうと近づき深紅の剣で切り殺そうとしたが天音の腕輪から盾が出てきて防がれた。その声は紅には届いてなかった。
「何だその盾は硬すぎる、私の剣でも切れないってどうゆうことだ!そして何で私の名を知っている!!」
しかし天音は何も答えず頭を抱えるだけ。紅は今だにレーヴァを見つけれていなかった。
ただ時間だけが過ぎていくだけだったが、レーヴァが魔術を展開し始めた。それは紅の周りと天音の周りに数えきれないほどの魔法陣が展開されているが紅は認識できていない。
「あの雑魚はあの意味すら理解してなそうだけど、それよりも知っていたお前は何者だ?」
レーヴァが指を鳴らすと全方向から熱戦レーザーが飛んでいく。紅はそれが飛んできたことすら気づかずに殺されそうになった。天音は当たる瞬間に頭を抱えていたが、治り剣を手にしその場所からいなくそして紅を助けていた。そして助ける一瞬だけ髪が全て青くなっていた。
「な!お前あちら側のものだったのか、私に勝ち目は最初からなかったのか」
紅は何が起こったのか理解していなかった。天音の髪はもう元に戻っていた。
そして天音は語りかけた。
「その力誰から教えて貰った?」
「教えるわけないでしょ。それよりか私の方が聞きたい上位存在が何故ここにいる!」
「何のことだ?それよりもその力は今は封印されているだろ。この世界では」
紅はこの会話を聞こえず天音がいきなりしゃべりだして戸惑っているがそれでも応答は終わらない。
「何を言っているの、この世界ではって私は私のものなんだよこれは私だけの力」
「それは、ありえないその力を手に入れたら…思い出せない。ありえないはずなんだ」
「何を根拠に言っているの?まあいいわ、今ここであなたは終わるんだから」
レーヴァが構えた瞬間にそいつは現れた。
「やっぱこの道具信用ならない」
「私の世界に何で入ってくるかな」
「また、懲りずにだしてそれは回収させてもらうよ」
そこにはミルがいた。とても呆れていた。
ミルはレーヴァに向かって魔術を展開しながら攻めようとするが発動しなくて、そのままレーヴァに向かってレイピアで攻撃しようとしたが剣で防がれた。そしてミルは反撃で腕にかすり傷をつけた。
「もしかして、あなたも私と似た力持っているの!なんてめんどくさい」
紅はいきなりミルが現れて警戒をしたが、何もないところを攻撃をして傷を負っていて訳が分からなかったが。ただあそこにいることは分かった。
天音は傍観していた。
「やっとよく見れたけど、持ってるしとゆうか同類か何かの縁があったな」
天音はとても落ち着いて傍観していたが、ミルに見られるといつの間にか目の前にいて、攻撃されそうになったが、剣で弾こうとしようとしたが、腕輪から先と同じ盾が出てきて攻撃を防いだが貫通していたが天音は全て避けていた。
「ちっ、厄介。道具はそこまで脅威ではないのにその技術はとても脅威」
天音を攻撃したミルにレーヴァはミルに向かって攻撃しに行き無数の魔法陣を展開し熱戦レーザーを向けて放ちその間を抜けてミルに向かって剣を振りかざすがミルはその攻撃を避けそのままレーヴァに攻撃したがレーヴァは全て防いだ。その時もレーヴァが放ったレーザーをミルは全て避けてた。
「何なのあなたは、強すぎない?」
「これで強いと言うなら私は何なんでしょうね?私ですら何故か聖女の次に強いと言われる。今も生きているか分からないのに」
「聖女…あいつかこの世界はやられた。私すら組み込まれるのは釈然としないけど負けは確定か、どこまでも忌々しい。お前があの子の師匠かそりゃあ勝てない、もう力の一部を手に入れたから私を呼んだのか」
レーヴァが天音に対して?話しかけている途中でミルは攻撃をするが全て防がれ両者とも傷が付かない。
「あの雑魚に私を手に入れさせるための試練か、仕方ないか」
レーヴァは魔法をといた。そして紅はやっとレーヴァのことが見えレーヴァに向かって行き手に触れることができた。その時にレーヴァは抵抗をしなかった。
「これでいいんでしょ。そこにいるあなたも私を手に入れるとより破壊することを目的に来ていたみたいだけどどうする?このまま続ける?」
「今回は無理かな、あなた空間を解除するんでしょ。被害が大きすぎるからあきらめる」
そしてミルは消えていた。天音は手を叩いて紅の方に近づいた。
「おめでとうこれでこの剣は紅の物だよ。仲良くするんだよ」
「それはいいんだけど、なんで最後抵抗しなかったの?」
「直接聞いたらいいんじゃないかな。あの少女自体が剣なんだし」
「何でそんなに詳しいの?教えてくれてもいいんじゃん」
天音は何も言わずに空を見上げた。紅は言わないと思いレーヴァに話しかけた。
「何で最後抵抗しなかったの?」
「結果が決まっているのに過程を楽しむのはあまり好きじゃない」
「最後まで戦っていたら私が勝っていったとこと?」
「さあね、戦っている相手が悪すぎただけ。貴方の名前は何?」
「森下 紅よろしくねあなたの名は何か教えてくれる?」
深紅の剣が少女の姿に変わり周りを見渡して、天音が近くにいないことを確認して、結界をはった。
「で、あなたの本当の名前は?」
「私の名は森下 紅って言ってるじゃん」
レーヴァは少し頭を悩ましていたがすぐに口を開いて問いかけた。
「名前教えてくれないとあなた終わるよ。私の本来の力も使えず、それでいいなら教えなくていいよ。あいつの目的は大体察したしあなたのしたいことも分かったからどうする。力が欲しいんでしょ」
その笑みは悪魔との取引かのようにとても恐ろしい物だった。
「今はあいつは聞いていないから問題ないよ」
紅は決心し名を明かした。
「ローズ・クリムゾンこれが私の本当の名」
「ローズよろしくね。私の名前はレーヴァテインよろしく」
そしてローズとレーヴァテインは握手を交わした。
レーヴァテインが結界を解くと目の前は店の中だった。そして出会ったドワーフがいた。
「話し合いは終わったかな?契約も偽りで終わったみたいだし。紅いやローズはどこまでついていけるかな」
「ついていける?どうゆうことこの剣を使いこなせるじゃなくて?」
「ついて行けるか、まぁあの国程度ではなんの問題はないけど解き放つものはそんなんじゃ何の意味を持たないよ」
ドワーフの男が一瞬レーヴァテインの方向を向いて紅の方向に視線を戻した。
「この少女の力を使ったとしても何もできな………」
レーヴァテインがドワーフの男に対して剣を振るったが、いつの間にか出していた刀によって防がれた。その時に青年に姿が変わっており、レーヴァテインの耳元で話しかけた。
「な!防がれるの。あなた相当に強い、何を狙ってるの?」
「さーてね、ただ警告しに来ただけかな君に」
「私?なんで私よりか使い手の方に会いに来たんじゃ何の?」
「ただ邪魔しなければいいやと思ったから放置でいいかなと、でも君は少し立ち位置が特殊なところにいるから救済処置を与えようと思ったけど駄目みたい。後は話し合って」
レーヴァテインを後ろに押した。
「ローズこれあげるはあの刀は回収させてもらったからこれ使って」
青年はローズに赤い刀で刀身は深紅の色だった。
「じゃあね、ローズ、君には会うことはないけど、レーヴァまた会うからね」
そして追い出されていた。戦う前の場所に戻ってきていた。
紅は何も分からず何しに来たのか分からず困惑しかしなかったが、あの青年に対してなぜか畏怖していた。そして紅は最後の言葉が聞き取れなかった。
レーヴァはいつの間にか特殊な場所に居た。
「あれ?なんで転移させられているの?」
「ようこそ、今宵の広場にあなたを招待してあげる」
そこには桃色のメイドが居た。
レーヴァはそのメイドに対して攻撃を仕掛けたが当たらなかった。
「おい!そこのメイド何者だ!」
「わたしのことは桃色呼んでください。レーヴァ様を呼んだ理由は簡単ですよ。来ましたよね外から」
「外からとはなんだ?」
桃色はレーヴァに近づき歩き出すが、レーヴァは動けなかった。
「なぜ動けない何をした!」
桃色は何もしゃべらず少しずつ少しずつ近づいて行き。頭に触れる。
「これで完了と、なんだレーヴァ様でしたか。ならこれも計画の物か私が何かやらかすと来るから何もできないですね」
桃色はレーヴァに触れてから、離れていきいつの間にかあったテーブルとイス。それに座っており何かを飲んでいた。
「こっちに来て話し合いましょ。すぐに起こる事ではないから呼ばれたら行ったらいいよ」
「お前の命令になぜ従わないといけない」
「命令ではなくお願いだけど、無視していいの?本来の目的よりかレーヴァも●でしょ」
「そこまで知っているのか、何を話合う?」
「これからの計画についてと制御について」
そしてレーヴァと桃色は話し始めた。その遠くでその光景をみてここはお茶会の場ではないと思ったものがいた。
天音が紅のところに戻ると、紅が慌てていた。
「いきなりレーヴァテインが無くなったの知らない?」
「別に今は必要ないから別に良くない?それに本当に来て欲しいと思えば来るよ」
「それが本当ならいいけど、まだ刀があってよかったけど」
「そろそろ本格的に帝国に近づいて来た」
天音達はそのまま歩きながらしゃべる。
「そろそろ、帝国で何をするか教えてくれてもいいんじゃない?」
「それもそうだな、クレン帝国を亡ぼす」
「それだけ?何のために」
「理由は達成できた時分かる。それに条件に血筋の者を絶やさなければいけない」
「それって不可能じゃない?」
「さあな、とりあえずいまの皇帝と後継者たちを殺せば何とかなるだろ」
「それもそうか」
天音はもう気づけない、後戻りできないことに対してではなく記憶が無くなっていっていることに。
紅も気づけない、後戻りができた最後のチャンスだったと。
名が二つ出た、レーヴァまたはレーヴァテインどちらが本当の名でしょうか。
前半最後に一つだけ閑話だします。その後また間隔開きます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
後半も楽しみしていただければ助かります。




