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遊楽の慈悲~長い長い夢見し者~  作者: 直マキヤ
崩壊と破滅そして起きる者
17/53

出会いは唐突に

 天音達はあの後、都市国家ブレイクから出ていた。


 今はクレン帝国に行くための道を歩いていた。


「いつ挑戦させてくれるの?」

「あれを抜けてから誰も見ていない場所で出す」

「あそこはカーム王国だよ。あそこはガベーラ聖国の神を信仰していない国の一つだからカーム王国にはあの騎士団はいないから、ここでやってもいいんじゃない?」


 天音は呆れていた。


「それは関係ないミルはこの大陸に危険があると感じた瞬間に来るよ」

「何で確信を持てるの?あの騎士団が手に負えない案件だけに来ているだけじゃないの?」

「あの時よく見ていなかったの?とてつもない力が集まっていた場所があったよ人間ではない者があの国家を壊そうとしていたかのように」


 紅はそうなんだと思う程度しかなかった。そして王国の門に着いた。


 目の前の門番が話しかけてきた。


「この国に何しに来たか教えてくれるかい」

「通り…」

「この国に明日からある武道大会を見に来た」


 門番はそれを聞くと道を開けてくれた。王国に入国した。

 天音は紅に聞いた。


「別に本当の事を言ってもいいんじゃ」

「この国はクレン帝国ととても仲が悪いことで結構有名だよ。そんなこと言った瞬間通らせてくれないと思うよ」


 天音達は王国の中に歩いて行くと。とても騒がしかった。


「武道大会があるって言ってたけどそんなに有名なの?」

「あの女が言うにはおもしろそうだったら、誘ってるって」

「近づかない方がいいな。食料を買ってこうか」


 そして天音と紅は分かれて買い物を始めた。


 天音は買い物が終わると広場の噴水広場で戯れていた。そこにいきなり美女に声を掛けられた。


「君は今一人?あなた強いでしょだから手伝ってくれない報酬は出すから」

「無理。他を当たってくれるといいよ。この後することがあるから、それについて行ってもいいけどこうなってもいいならついてくよ」


 天音は目の前の人に周りにには見えないようにそいつの首に短剣を当てていた。そいつは悲鳴を少しあげて去って行った。それとすれ違うように紅が来た。


「あれもう終わったの?」

「終わったからここで休憩してた。で、何を探しているの?」

「武器を探している」


 天音は紅についてきてといい、何処かに向かって行った。


「どこに行くの?」

「買い物してるときに偶然見つけた場所に行く」


 そして足を止めた場所はおんぼろそうな建物だった。そして天音は入って行った。紅も天音について入って行くと。中はとても煙たかった。そして中はとてもきれいだった。


「何を注文しに来た。発注は素材を持ってきてくれたらやってやる」


 遠くから声が聞こえてきた。天音は店に飾ってある武器を見ていた。紅は見たがこれは駄目だと思い奥に進んでいくと、そこままるでマグマの近くにいるかのように高温だった。


「ここまで来たなら発注か、素材はなんだ」


 そこにいたのは背の低い男だった。いわゆるドワーフと呼ばれる者だった。そのドワーフの髪は茶色く後ろの髪を三つ編みでまとめていて、目も茶色だった。そして服装は作業着だった。


「素材はこれでいい?」


 紅が取り出したのは、鱗だった。


「ドラゴンの鱗か、要望は」

「刀で伝わる?」

「刀はしってる。ちょくちょくそれを頼むやつがいるから大きさは」

「刃渡り70センチほどの長さで硬さ重視で後、鞘もお願い」

「了承した。少しだけ待ってくれすぐできる」


 そうしてドワーフは鱗を持って工房に戻って行くと。すぐに金属を叩く音が聞こえてきた。その音が聞こえると同じくらいに天音は紅の隣にいた。


「材料はあれでよかったの?あれでも斬撃を受け止めたら壊れると思うけど」

「鞘も造ってもらっているから、それで防ぐ」


 話していると奥から男が戻って来た。手には鞘に入った刀があった。その刀の鞘は赤色で持ちは深紅色だった。


「これで注文通りのものだ。金は要らん。そのかわりに一つ聞かせろ。これですらお飾りだろ」

「何を言っているんですか?これから戦う相手のための武器だよ」

「嘘を吐くな、この刀ですら数回か一撃で壊れるだろ」

「そんなのやってみないと分からないでしょ」


 その男は紅がしまっている剣を手に持っていた。


「この武器でやっとの相手だろこんな武器じゃ意味ないだろ」

「どうやって取った?」


 紅と天音はいきなりの行動に反応できなく遅れて警戒をした。


「そんなの隣のやつを見ればわかる」


 天音は僕と?不思議そうにしていたが。

 いきなり男は紅の剣を置き。いつの間にか手には別の剣を持っていた。その剣で天音の首を切ろうとしたけど天音はそれを防いだ。


「いきなりなんですか。僕の素材が欲しいの?」

「はぁ~、この段階では遊んでいることは分かってるけど、これが最後なんですよ」

「最後って何?遊んでいるってどうゆうこと」


 天音はなんのことかわからないのか頭を悩ましていたが、考えることをあきらめて。


「なんの事かは分からないけど、今はクレン帝国に行かなければならない」

「そうゆうことか、この武器は武器を手に入れさせるための物かならいいか」


 男は紅に向かって剣と刀を投げた。


「あと面白いことがあったな。今、ガベーラ聖国は荒れている、クレン帝国から来た娘が殺されたそうだ」


 ドワーフが言うと、天音達を追い出した。


 天音達は振り返るとさっきまであった場所に建物は無かった。


「あれ?何で無くなっているの?」

「何だったんだ?あの場所は」


 紅は深く考えなかった。


「とりあえず、あの武器手に入れたいから、この国からでよ」

「そうだな」


 天音も深いことを考えようとはしなかった。そうして、天音達はカーム王国から出て行った。





 そして追い出した男は姿を変えていた。ドワーフから普通の青年男性に変わっていた。特徴は青かった。全てが青かった。髪の特徴としては三つ編みだったこと。


「あれでは、まだ手伝うことは出来なそうだな」


 男は何故か涙を流していた。その涙は青い涙だった。そしていきなり扉が開いた。そこに居たのは少女だった。その少女の恰好は全身が黒く目元部分が見えなく口元だけが見える姿だった。でも薄っすらと見える青い髪。


「何用ですか。デェア・ガベーラ様」

「あなたが、今ここにいることに驚いているの。アルカナ様に良く許されたね」

「何を言っているんですか?アルカナ様は私のことは知りませんよ」


 デェアと呼ばれた少女は不思議そうに思っていると。


「あの方がこの世界いや、此処に来た時から現れていないから知らないし、アルカナ様はあのことを知っている者じゃないし」

「あのこと?」

「とりあえず、あの方に【●】を手に入れて貰わないと私が手伝えないのでがんばって」


 男はいつの間にか持っていた剣で切ると居なくなっていた。

 残った少女はそこで武器を眺めていた。


 

武道大会は年に2回開催されるカール王国のイベント。

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