深紅の剣
天音はというとスケルトンと戯れていた。
「やっぱり弱い、あの力か技量だけが高いだけで他が駄目だからそれを補うように見えない空間を作っていたが、今は自分のために使って駄目なところが目立つ」
スケルトンの技量はすごかったが、ただそれだけだった。天音はそれ相手に剣の練習をしていた。
スケルトンは意志の無い魔物かと思たっが話しかけてきた。
「お前はなんだ」
天音はその言葉を聞いたが、何も言わずに練習相手にしていた。
「てめえは何なんだよ。さっきの言っていたことと言い、何故そこまで分かる!」
それでも天音は返答しずにスケルトンに攻撃をしていく。スケルトンはそのことに少しずつ恐怖を覚えていった。
「本当に何なんだよてめえは、なんで現在進行で技量が上がる!何十年何百年かけて辿りつく場所に簡単に上がってくるな!!」
スケルトンは本気を出したのか、その剣戟の速度が上がり始めていき、音も聞こえない領域まで上げたが、それでも天音はついて行く。その時の天音の顔は仮面を付けたかのように顔はずっと悲しい表情していた。
スケルトンは自分のできる最高の技を放とうと一瞬の隙ができたが天音はその隙をあえて与えたかのように待ち、スケルトンは最高の技を使い今ある空間ごと切り殺したと思えば。天音は無傷だった。そして空間は無傷で何も起こっていなかった。そして哀れみの目で見る天音がいる。
「は?なんで効かないあの技は空間すら切り裂くほどの技だ。そんな顔するな私が哀れみたいじゃないか」
「あなたは、悲しい何も知らなく囚われから解放してあげる」
天音が少しずつスケルトンに近づき、スケルトンは後ろに下がっていた。
天音がスケルトンのそばに近づき大振りで一瞬だけ隙ができた時に攻撃をしたが、剣は砕かれた。
「は?何が起こって…」
天音の手には青い剣を持っていた。そしてスケルトンは最後の言葉を放った。
「神に裁かれて死ね」
遺言を残し天音に切られた。切った後に青の剣は消えていた。スケルトンのものだったは何もなかった。
「やっぱりこの腕輪邪魔だな、今は持ってないから代用としてあれか。あの時のあれでは無かったけど、やっぱり不完全。だからあの場所に行かなければならない。最低限の技量は戻って来たがあれにはまだ勝てない。けど何か忘れてしまってるような…まあいいか」
天音は紅と少女の戦いを傍観しようとした瞬間に少女がこちらに向かって不可視の斬撃を放った。
そして時はほんの遡り。
紅は追い詰められていた。魔術も使えず剣はほとんど使い物にならなかった。
「これでおしまい?私を屈服させるんじゃなかったの?死んだら終わりだよ」
少女は紅の方を見て笑っていた。その場所を動かず不可視の斬撃で追い詰められた紅は被弾覚悟で向かった。少女は不可視の斬撃を放っていき、紅は避けるが少しずつ被弾が増えて行った。そのおかげで紅は少女に剣を振るうことができたが、少女は微笑みを浮かべ持っていた深紅の剣で防ぐと紅の剣は折れた。
紅はそのまま蹴りを入れるが少女は避けて距離をとった。
「なくなちゃったね。私に近づけないね、そんなに傷だらけで私の部下を二人で倒してから私のところにくれば良かったのになんで一人…!」
少女は天音の方に紅に向けて放った斬撃より早かった。が天音は防いだ。
「あいつ私の眷属を殺しやがった。何故か復活もできない。あいつは今確実にここで殺さないと全てが終わる」
少女は天音に向かって行った。紅はその行動に悔しさしか覚えなかった。
「武器の性能差が原因だから欲したのに敵わなかった。私は強いけど他のものが弱いだから私自身で乗り越える」
負け惜しみしながらも紅は少女を追いかけた。
天音は少女が向かって来たの見た瞬間背後に剣を振り剣同士の打ち合い音が出た。
「な!?なんで分かった初見殺しの技を」
「偶々かな、あんあな大胆に真正面から来てくれるんだから」
「ほざけ、最初から来ることを知っていただろ」
天音は少女の剣戟を難なく防ぎ少女に攻撃をしなかった。
「何を狙っている。時間稼ぎをしてもあの女しかいないだろ。あいつはもう使えないだろ何を狙っている」
そして少女はさっきよりも早くなり、あのスケルトンよりも早く技量も高かったが天音は難なくすべて防いだ。
そして紅が来た。天音は紅に向かって、天音の腕輪からいきなり出てきた剣を天音は紅に投げた。その隙を少女は狙ったがまるで知っていたかのように躱された。
「これじゃあ、泥沼の戦い。もう一つ出すか」
紅は天音からいきなり投げられた剣をキャッチしてそのまま少女に向かって行き振りかざし少女はもう片方の手から新たに深紅の剣を出してそのままさっきみたいに剣を折ろうとしたが折れなかった。少女は天音達から距離をとり、紅に向かって不可視の攻撃を放った。が紅は剣で防いでいた。
「何で?さっきの剣と性能的にほぼ一緒のはずなのに何が違う!」
天音は丁寧に解説をしてあげた。少女はその時も斬撃を飛ばすが天音は全て防ぐ。
「それは貴方の攻撃耐性を付与された剣。貴方の攻撃は劣化と斬撃に特化したものだから武器自体に劣化耐性の付与をしたら問題は無いから。斬撃は剣の腕前次第で変わるから無視でいい。これで貴方だけのための武器の完成」
「ふざけるな!!あんな一瞬で出来てたまるか!」
少女は紅を無視して天音の方に行くが紅が邪魔をした。
少女は紅に向かって魔術を展開し全方向に展開をして発射した。が紅は避けたが最後の攻撃はそこに誘導したかのように攻撃をした。紅は死角を取られ心臓を打つ抜かれた。紅はそれにより地面に倒れた。
少女は天音の方に向かいさっきの倍以上の魔術展開して天音の方に放ち少女自身も向かって行く。
「さすがにこれは出されるよな」
天音はのんきにだった。そして天音の前に赤い水晶が出てきて天音は地面に叩きつけた。少女は距離をとる。魔術は全て打ち消されていた。その打ち消された魔術は紅の回復になっていた、少女も回復していたが、天音は回復をしていなかった。
「お前は何なんだ!私を回復させて何をさせたい、さっきから本気で戦わず何を狙っている!」
「いや、ミルが来るまでに紅が貴方を倒せたらあげようかなと思ってるから、僕が倒しちゃダメでしょ」
少女は舌打ちをし、紅の方に行きまた殺そうとしたが、紅は避けた。
「お前のせいで私がこんな不便をさせられているだからもう一度死ね」
その言葉を放つと紅の体が崩壊していくが、天音は溜息を吐いていたが、手には透明な球体ががでてきて崩壊が止まった。
「何でこれを止められる!!これは私の権能だぞ」
「ごめんね、僕を殺そうとするとこの腕輪が反応して勝手に守っちゃうから」
「それはてめえだけだろ、なぜこいつまでいく!」
「だって君がこの空間自体を崩壊させようとするからだよ」
少女はうざいと思いながらも紅に向かって魔術を使った。紅は少女の方に向かう。
紅の周りにたくさんの魔法陣が展開されて紅に向かって放たれる、それは赤い光線だけではなく炎も飛んでいく。紅は避けて進んでいくが炎を切ると剣に炎が移り剣事燃えていたが放さなかった。そして剣が届く範囲まで届くと。
〈ガーネット・オーブ〉
紅は技をはなつと加速し少女を切り裂いた。が少女は何事もなかったかのように元通りになった。
「頑張ったね。ご褒美として死を与え……首を切っても意味は」
天音が少女の首を切り落としその体は腕輪の中に入って行った。
「何をして!」
「時間切れ。外での騒動が終わったからこの空間閉じないと来てしまうから終わせただけ」
そして空間にひびが入り砕けはじめた。天音は首だけになった少女を持つと腕輪の中に入って行った。
それを見ていた紅は悔しがっていた。何もできなかったと。
天音は紅の方を向いて。
「どうしようか、少し遅かったか?」
天音達の目の前にはミルが居た。
「ねえ、君たちがこれを起こした犯人?」
「違うと言っても意味はないでしょ」
「それはもちろん、これを狙っていたのでしょ、あの武器をわざと売ったのだって生贄のためだけどもう一つが分からないけど教えてくれたら今回は見逃してあげる」
天音は呆れていた。紅はそれに対して驚いていた、あの試練事態が天音が用意したことに。
「面白いことになってる。君の国何があったの?」
「何を言って…!どうやって分かった?」
ミルは慌てて天音達の前から消えた。その後に天音は話しかけた。
「これも聞いているんでしょ。魔王がここに来ていたよ」
それを言った瞬間に天音は後ろに飛んだ次の瞬間天音が居た場所には地面が抉れていた。
「天音あの試練事態私が勝てると思っていた?」
紅は何故か恐る恐る聞いていた。
「どうかな、試練の内容を理解していたら手に入っていたとだけ教えてあげる。他は僕の秘密に関わる話だから内緒」
「天音は最初から全て知ってたの!ならなんで私に教えてくれなかったの!」
「それを教えたら…いや別に教えてもよかったのかクレン帝国に行く前にあの剣を君が持ってないと終わるし」
「天音は何を言っているの、クレン帝国はそんな危ない場所で無いはずだよ」
「表上はね。あの国の裏に行かなくてはならないから剣が手に入った時に教えてあげる。手に入れる方法はあの少女の腕に手を触れるだけ」
「は?何を言って」
「それはやれば分かるよ」
そして朝日が出てきており、町の人たちは何事もないかのように生活していた。
「用は終わった?終わったらなクレン帝国に向けていきたいけど」
「うん、終わった」
紅の言葉に少し自信な下げだった。
「挑戦は何時でもできるから、行く途中でやれるから問題ないよ」
紅は顔を明るくなり。
「よし、行こうかクレン帝国に向けて」
少女が放つ不可視の斬撃は戦闘を長くやっていれば大抵は感で分かるようになるから紅は避けたり防いだりできます。天音は道具のせいでしょ。
少女は自分の空間を創り上げていたから少女以外は魔術が使えません。




