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遊楽の慈悲~長い長い夢見し者~  作者: 直マキヤ
崩壊と破滅そして起きる者
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次の行先

2章開始です。

 天音達は迷宮を突破して、天音がクレン帝国に用があると言い、クレン帝国に向けて歩いていた。


「どうする?森を通って行く?それとも町を通るの?」

「クレン帝国が南にあるだけと分かっているだけだから、道なんか考えてないよ」

「私、よりたい場所があるから、そこに行ってからでいい?」

「いいんじゃない?」

「何で疑問形?まあいいよ。このまま真っすぐ進んでいけば道が見つかるからそれにそって行けば着くよ」


 そうして紅の言う場所に向かって歩いて行き、その道中に魔物などに遭遇したがとても弱く剣で切り裂けるほど柔らかった。


 何事もなく、たどり着くと思った時にそいつらは現れた。


「お前らの物を全ておいてけさも・・・」


 男の首が切られていた。


「は?何が起こった?」

「やっぱり、あの女が少しの間いない時に増えたかな」

「増えた?本来はいなかった?」

「ここは特殊だから、犯罪行為をすると殺される。まったく分からない不可視の攻撃で」

「試したことは?」

「ないけど、王国におった時にあの女自身に目の前で見せられた」


 天音達は何事もないかのようにその死体を無視して進んでいくと道が見え始めてその道を沿って歩いて行った。こちら側に行く用事がないのか人とすれ違うことは無かった。


 歩いて行くと門が見えてくる。その前には門番がいた。

 天音達がその前に着くと門番に話しかけられた。


「何か証明書的な物は持っているかい?」

「私は持ってるけど連れはもってない」

「君たちは何をしている人?」

「私たちは旅人。この世界を見て回るため」

「旅人か、君たちが強いなら問題ないけど。この都市は特殊でね。本来なら殺される行為を行っても殺されないから犯罪者が多く集まるから犯罪行為が絶え間ないけど大丈夫?」

「問題ないです。これが私の肩書」


 紅は門番に見せていた。それに門番は驚いていた。


「勇者様でしたか!なら連れも強いはずなので問題ありません。どうぞお入りください都市国家ブレイクに」


 紅がその身分証を見せるとすんなりと入れた。


 中にはいるとそこはとても騒がしかった。とても活気にあふれていた。天音達がその中に足を踏み入れると天音達は殺気を感じ、その殺気に向かって紅は飛び道具を投げ、天音はその方向に走って殺気を向けてきた人間を切りつけようとした時。


「ちょ、たんまたんま」


 そこには厳つそうな男がいた。紅は女を担いでいた。


「誰?何のためにこんな茶番をしたの」

「茶番って、この都市は犯罪が絶え間ないって聞いただろ、その最初の試験だそれに落ちたら強制的にこの都市から去ってもらおうとしただけだ」


 天音はその男に対していまだに剣を向けていて、紅は飽きれていた。紅は担いでいた女を地面に置き問いかけた。


「試験は合格としてあなた誰?」

「いや、あまり正体を言うなって言われ…はい、この都市国家のガベーラ聖国出張の騎士団アザーズ・エクレレで君たちは誰?」

「私は森下紅、こっちにいる子は天川天音よろしく」

「で、その天音と言うやつはいつまで自分に剣を向けてるの?」

「簡単だよ。敵なら殺すだけ」

「そうゆうもんか、まあいい殺されるのはめんどくさいんだよな」


 アザーズはそのまま天音の剣に心臓を刺されて死んだ。

 天音は死んだことを確認すると、歩き出した。紅も慌てて追いかける。


「じゃあね、あなた意識あるんでしょ、とりあえずはこの国にいるから」




 天音達が去ったあとアザーズは立ち上がった。刺されたはずの傷は綺麗にふさがっていた。


「何なのあいつ、ちゃんと見てたよな。報告はしとけ監視はするな、あれは()()()()している人間だ」

「それはおかしいと思うけど、あれは一年前に現れて消えた子だよ。あの時何も知らず何もできず死ぬ運命だったはずだけど、どこかに転移して行方不明になった子だったはずだよ、裏では」

「まじで!俺はそこにいなかったから知らないけど、あの勇者が言うには無残に殺されたって聞いたけど?」

「そんなの、団長が何とかしたに決まってるじゃん。とゆうか団長ここ見ているから関係なくない」

「それもそうか」


 アザーズは何事もないかのように歩き出して、行った。女はもうどこにもいなかった。



 天音達はブレイクの都市を歩いていた。そして最前線の防衛地点を見に行った。


「あれ?何も変わってない」

「そうゆうもんだろ」


 紅は不思議そうにしていたが、天音はいきなり姿が変わり、目の前には鳥居まもるがいた。まもるは紅の方に近づき話しかけた。


「あっ!久しぶり森下さん。あれをやりに来たの?」

「今回はやりに来たわけじゃないよ。今の状況を知りたかっただけ、ここが崩れた瞬間すべての国が崩壊していくから」

「それもそうだな、あいつらもちょくちょく来てるし、でもあの国が崩壊する未来なんて見えないよな。ミル騎士団長さえいれば何とかなると思うけど」


 まもると紅は話し合っていた。


 天音は少し離れて防衛の壁を見ていた。

 まもると紅は話し終わったのか天音のところへ近づく。まもるは天音に話しかけた。


「それが気になるのか、それはな俺様が作った物なんだぜすごいだろ!」

「そうか、しかし脆く見えてしまうのはあなたの精神が幼いからか?」

「お前は何を言ってるんだ?これが脆い?これが無ければ毎日瀕死になりながらも戦うしかなかったのを守っている最後の要なんだぞ」

「あっ、ごめん僕が見てきた中だとこれは無駄だったから」


 紅が会話に割り込み。


「ちょっとこの子異常なんだ。最近この都市に来たみたいで、さっき会ったやつも殺そうとするほど殺気に敏感なんだ」

「はぁ~まあいいよ。最近この都市に良くない噂が良く聞くから気を付けろよ、じゃあな」


 まもるは天音達と別れた。

鳥居まもる

守ることに特化した魔術の使いてだが、接近戦に弱い。強さはあの迷宮の誰にも勝てない。普通の騎士団くらいの強さ。

アザーズ

出張騎士団の騎士団長。

最前線の防衛

まもるが来る前は、騎士団と冒険者たちが一緒に退治したまに中に入られることがあり、町の人達が死ぬこともあったが、守るが来たことによりそんなことが無くなり安全に対処できるようになった。

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