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東方追憶記  作者: 絶黒
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第1話「博麗霊夢の過去その一」

どうも絶黒です。今回は幻想郷の住民の

過去話を唐突に書きたくなりまして

今書いています。

これからよろしくお願いします。

幻想郷。ここでは人間と妖怪が暮らす


隔離された土地。その幻想郷では実は


知られざる多くの過去が存在することが


あまり知られてはいない。


今回、博麗霊夢の過去を知る者に、


過去を語ってもらった。名前は霧雨魔理沙。


博麗霊夢の親友にして、同じ人間の


霧雨魔理沙が語る博麗霊夢とは?


「じゃあ、語らせてもらう。私が霊夢から


聞いた話なんだけど___」


あいつは元々幻想郷にいたわけじゃないんだ。


いわゆる幻想郷じゃない外の世界で生まれて


裕福な家庭で生まれたらしいんだ。


少なくとも5歳までは誕生日にけーき?って物を


買ってもらえて祝ってもらってたんだ。


「霊夢、今日は誕生日だ。パパがケーキを


買ってきたぞ!」


「ほら、お父さんがケーキ買ってきて


くれたんだって!ありがとういいましょ!」


「ありがとう!お父さん!」


でも誕生日以降から両親の顔がすごく暗くなって


いったらしいんだ。


「お父さん、お母さん、どうしたの?」


「あ、ああ。何でもないよ霊夢。ちょっと疲れて


いるだけさ」


「私達の事は心配しないで大丈夫だから


自分のお部屋で遊んでてね」


「はーい!お父さん、お母さん!」


霊夢に感情をぶつける訳では


なかったそうだが誕生日から1ヶ月、


両親はとある山奥の神社に車で行こうと言ったんだ。


「霊夢、今日は山奥の神社に遊びに行かないか?


神社はとても神聖なところで霊夢を幸せに


してくれるはずだよ」


「そうね、霊夢。しかもいっぱい遊べるから


楽しみにしててね」


「うん!」


そして山奥の神社に着いて遊んできなさいと


霊夢は言われたそうなんだ。でも気づいてた。


両親の顔が物凄く辛そうな顔をしてたことに。


霊夢がしばらく神社の周りを見てると、


両親の姿はどこにもなく、霊夢は必死に


山の中を歩き回った。何時間も何日も何十日も。


「どうして?なんで?お父さん、お母さん?」


結局山から出れず、神社に戻ったそうだ。


そしてその神社の中に勝手に入ろうとした、


その時だ。辺りに霧が出てきて扉を開くと


どうやら幻想郷にいたらしい。しかも博麗神社に。


ボロボロになってた霊夢は辺りが突然綺麗に


なってて驚いたそうだがそこで遂に意識が


途切れて倒れた。で、次に起きたら先代の巫女が


霊夢を看病してたらしい。


「だあれ?お姉さん?」


「私は、ここで巫女をしてる物だ。お前をこれから


育てていこうと思ってる」


「私はお姉さんが育ててくれるの?どうして?」


「それはお前が寝てた時に涙をこぼしながら


ずっとお父さん、お母さんっていい続けてて


それがすごく切なそうな声に聞こえてな...」


すると霊夢は何故か涙が出てきて、


その巫女さんに抱きついた。その巫女さんは


母と同じ顔をしててとても穏やかに笑ってた。


そして魔理沙が話題を切り上げる。


「っと、悪い。今日はこんなもん


でいいか阿求」


「ええ、ありがとうございます。魔理沙さん」


「それじゃあ、お気をつけてお帰りださい」


「おう、じゃあな!」


意外ですね...。霊夢さんが外の世界出身者だなんて。


それに裕福な家庭に生まれてきて、5歳の誕生日の


1ヶ月後に捨てられた...。ってことはご両親の


働き先が突然の破綻でもしたのでしょうか?


そして幻想郷に来たのは八雲紫の影響?


そして先代が育てていたのも驚きですね。


あの人は情に熱い方には思え


なかったのですが...。続きはまた今度


魔理沙さんに聞いてみましょうか。


閲覧ありがとうございました。

これからも製作しますので

よろしくお願いします。

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