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粛清

去年、植えた薔薇は、

虫がたかって

あっという間に

ボロボロになった。


それでも、また

枝を伸ばし

葉をしげらせる。


いつか

白い大きな花が咲くだろうか。


私は

わずかな楽しみのために、

丁寧に何度も

殺虫剤を撒き


株回りの

小さなカタバミや、

可憐な花をつけた

カラスノエンドウ、

幼い頃に親しんだ

ペンペン草や、

セイタカアワダチソウの

伸びた芽を、

根元から

1つ残らず、引っこ抜く。


なるほど。


大義名分を持つ粛清に

罪悪感の入る余地はない。

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― 新着の感想 ―
[一言] いつも楽しく拝読しております♡ 最新話まで読んだ中で、個人的には「粛清」とこの次の「フェイバリット(by 砂臥環さま)」がお気に入り。 お庭にタンポポが生えてて、タンポポは好きだから雑草…
[良い点] 粛清! いやいや人間とは罪深いものですよね! しかしそれこそが人間! 文句あるかってなもんよね!
[一言] 200文字の中にぎゅぎゅっと想いが詰まっていて、とても濃厚だなあと感じました。 息苦しい想いも、切ない想いも、未来への希望もごちゃまぜで、たくさん一見すると矛盾する感情を内包しているのが、…
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