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内緒の時間。
店の戸が全て開け放たれた
小さなカフェから漂う
ふくらかな
こころおちつく
こうばしい
焙煎した豆の香り
いつも頼むのは
普通のブレンドで
優しいアロマ
力強く
喉の奥まで
さっと走り抜けるタンニン
あとくちは
透きとおる爽やかさ
窓際に置かれた
荒い木目のベンチの上の
大きなぬいぐるみを友に
ひとり腰掛け
マスターと客のコーヒー談義に
耳を傾け
往来の人びとや
風にそよぐ植え込みを
眺めながら
少しずつ
さめていくそれを
ゆっくりゆっくり
味わう
店の戸が全て開け放たれた
小さなカフェから漂う
ふくらかな
こころおちつく
こうばしい
焙煎した豆の香り
いつも頼むのは
普通のブレンドで
優しいアロマ
力強く
喉の奥まで
さっと走り抜けるタンニン
あとくちは
透きとおる爽やかさ
窓際に置かれた
荒い木目のベンチの上の
大きなぬいぐるみを友に
ひとり腰掛け
マスターと客のコーヒー談義に
耳を傾け
往来の人びとや
風にそよぐ植え込みを
眺めながら
少しずつ
さめていくそれを
ゆっくりゆっくり
味わう
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