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なんでもない日々。

電動のコーヒーミルではなく

手挽きの方が香り高いと

時間をかけて豆をひいていた。


季節が少し変わるたび

なんでもないことを書いて

「また遊ぼうね」 と添えた

手紙が届いていた。


春になれば、

イカナゴのくぎ煮。


そういえば この

白菜と豚の煮物、

好きだったね。


そして会うたびに

ツマラナイことを説教して

ツマラナイものをくれるのだ。



生活の中の、なんでもない端々に

その不在が

しみこんでしまった 夜


子供が眠るまで

私の好きな歌をうたう。

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― 新着の感想 ―
[良い点] これ、めっちゃ好きです! [一言] 200文字なのに良いのか、200文字だから良いのか ポスターにして飾りたい笑
[一言] お母様を詠んでいらっしゃるのかな? 私は小さい子供に歌える歌は無いですね (;'∀')
[一言] またエモいのキタ( ˘ω˘ ) 明けない夜はないと信じたいですね。
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