表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エネクトロニック・オンライン2  作者: milink
本編―フィールド制覇へ―
7/25

4-2 終焉へと

――β版も、ここで終ってしまったな・・・。

 そんなことを考えつつ、今の状況と直立していた。


―――――


 β版に参加していた俺、カズキは、ここのボス戦で手こずり、最終日にも挑んだところ、最後まで負けてしまうという残念な形で終了したのだった。

――さあ、あの時の続きを楽しもう。

 敵であるはずなのに、勝手な親近感があった。

 敵であるはずなのに、戦友とも・・・とは言いすぎだ。親近感くらいが丁度いい。

――今回こそは、絶対に、勝つ!!

 雲がかった夜の下、俺はそう心に決めて、動き出した。


―――――


 しかし、この蜘蛛はβ版のときから厄介だった。――今の方が厄介だが。

 理由は『モンスター特製のアルゴリズムで動いてない』事だ。

 モンスターは普通、決められた動きしかせず、珍しいといっても、ジャンプをたまにする位で、他の決められていない動きはしないように設定してある。

 しかし、このモンスターは違う。アルゴリズムではなく、人間のような、真性の学習能力と知能がある。

――つまり、裏を狙って動く俺等と同じということだ。

 ここで、無意識でも動ける『推測』と『位置補正』によって敵の攻撃をすんなりと避けた。

 今見れば、隙の多いボスだと気づく。一つ一つの動きに対する反動が微妙に大きく、いつでも攻撃を仕掛けることが出来る状況だ。これはバグでは無いか、とちょっと考えたが、もしそうなら倒しやすいだけになる。恐らくそれは無いだろう。

 次の一撃は弾く、そう決めた直後。

――剣が、俺めがけて振り下ろされてきた。

 うまく行くか!?と疑問を抱えて、うまく行くことを願っていた。

 俺の弾きと、敵の振り下ろし。軌道は重なる。

 弾きはヒットした。そして後は、押し返すだけ。

 すると、俺の押し返しに、妙な力が加わった。そう、壁とも呼ばれている、『タンク』だ。俺の力と、タンク達の力が加わって、もの凄い勢いで敵を弾いた。

―――これなら、いける!!

 ボスであるその巨体は、崩れると立ち直りが途轍もなく遅い。

「今だ!!好きに攻撃してくれ!!」

 そう言った隣で、わずかに、しかしはっきりとした声が。

「・・・チェン・・・ジ」

 知っているのか、と思ってしまった。あの出来事(EN:O)を。あの事件を。そして、俺が巻き込まれていたことを。―――詳しくは外伝にて―――

 それはともかく、今は戦闘に集中するべきだと思い、剣を構えようとした。もう剣が俺の方向に向かってきていることは無かった。



 こうして―――――

 この凶悪かつ不自然なボス、『デットリー・スパイダー』を撃破。それにより、フィールド全体の解放が行われた。そして、最大だろう中央都市、『ゲイル』の解放。その範囲、なんと半径20キロメートル。

 ―――しかし、カズキは知らなかった。今、シングル・ロワイヤルという大会があって、それにシュータが出ている事を。そして、その初戦の相手が―――

 リーナだという事。

 ハードな2編同時投稿。

5-1「自作剣技<1>」投稿中。

外伝は6月末投稿。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ