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歯向かう



場所は変わって、今私は学園内の応接室にいる

正確には、私"たち"だ


私とクロス、先ほど私にボコボコにされたクズ三人衆、生徒会会長であるソフィ、そして、なぜかヒロインちゃんも一緒に一室に集められた


私の右手側には火傷の治療を施され、手に包帯を巻いているクズとその取り巻き二人がこっちを睨みつけながら座っている

左側にはソフィと、少し間を空けてその隣に座っているヒロインちゃん

そして私とクロスが座っているソファの向かい側には学園長とクズ共のクラス担任と、私のクラスの副担任であるシェリーが座っていた

どうやら担任であるガリレイ先生は騒ぎを少しでも抑えるためにクラスの方に出向いていて、シェリーを信頼してこの場を任せたらしい


いやあ、うちの担任勢は良い人たちばっかだなあ



それに比べて



「共に励むべき級友に火傷を負わせるなんてなんて野蛮なのでしょう!!?淑女がなさる事とは思えませんわ!!学園長、ここはしっかりと罰を与えないと示しがつきませんわ!!」



類は友を呼ぶのか?

クズ共の担任は生徒の中でも有名なヒステリー教師だ

以前から目の敵にされているような気がしていたが、これはもしかしなくても強ち間違ってないんじゃないのか?



「ネパルナ先生、落ち着いてください。まずは生徒たちの事情について詳しく聞いてみてからどうするか決めても遅くはありませんよ。」


「まあ!!?この学園に来たばかりのくせにこの私に意見をするなんて一体何様のつもりです!?あなたいつからそんなに偉くなったんですの!?」


「意見だなんてとんでもない、ネパルナ先生の生徒思いの部分はとても素敵だと思います。ただ、詳しい話を知らずに誤解があるまま判断を下せば、責任感のあるネパルナ先生も責任を感じてしまうかもしれないと思いまして。ですが、、余計なお世話だったみたいですね、申し訳ありません。」


「そ、そこまで考えられているのは褒めて差し上げますわ!コホンッ、学園長、両方の意見を聞いた上でそれ相応の罰を与えましょう!」


シェリーの褒め&顔の良さにまんまと落とされたネパルナ先生は少し顔を赤くさせながら意気込んだ

そんなに私に罰を与えたいんか、私何かした??


疑問しか浮かばないが、ヒステリー教師に構ってる時間もない


ここで徹底的にこいつらに社会的な死を与えてやろうじゃないの


未だにこちらを睨みつけてる三人を逆に睨み返す

一瞬で顔を青くさせる三人を分かりやすく鼻で笑ってやる

私に歯向かう覚悟があるなら完膚なきまでに潰される覚悟もしてもらわないと、ね?



「それじゃあ、なにがあったか詳しく教えてもらえるかな?ベスパル・ノスカくん。セツィーリア・ノワールくん。」



相変わらずのイケボ学園長の落ち着いた声に聞きほれながら深呼吸をする


横にいるクロスを一瞥してから再度前を向き堂々とした態度で先生方と向き合う


この戦い




負ける気がしないわね!!








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