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夜
「まったく。部屋が半開きだから何かと思えば・・・。こっちだってお前みたいな女、お断りだ。だが、しきたりはしきたり。従ってもらうぞ。」
「ふん!言われなくたってそうするわよ。・・・私の意志ではないにせよ、私はもう一応ドレナの一員だもの。」
「ふん。ならいいんだけどな。」
ーーーーー夜。
「言っとくけど、そ、そのせ、性的行為はな、なしだからね!」
「性的行為?それって具体的にーーーこういう事とか、か?」
するとレオンはアリナにーーーキスをしてきた。
「・・・んっ・・・!」
すぐにレオンから離れる。
「な、何するのよ、いきなり!」
真っ赤になってアリナが言う。
「別にいいだろう?ほんのあいさつだよ、あいさつ。」
「あ、あいさつって・・・!は、初めてだったのに・・・!」
「あっそ。ならごちそうさま。安心しろよ、お前のその貧相な体なんて興味ねぇよ。」
「だ、誰が貧相だっ・・・!?」