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私の好きな人

「痛っ…!なにするのよ!」

ここは城内の廊下。

「ふん。あまり変な真似をするなと言っているんだ。まったく、とんだ姫君をよこしてくれたもんだぜ。カトレリアの国王は一体何を考えているんだか。第一、お前もお前だ。」

そう言ってレオンは振り返ってシュードを見た。

「自分のご主人様が抱きついてきたら普通止めるだろ。」

「まあまあ、レオン様も落ち着いて。」

重臣の一人がなだめる。

「落ち着けるか!」

そしてまたぶつぶつと言い始めた。

「・・・うるさい。」

「はあ?」

「うるさいって言ってんのよ!」

と、それまで何をされても口を閉ざしていたアリナが口を開いた。

「私の事ならまだしもお父様やシュードのことを馬鹿にするのは許せないわ!大体、私がいつ、どこで、だれに抱きつこうと私の勝手でしょ!あなたには関係ないわ!私はシュードが好きなんだから別にいいじゃない!まったく、私だってあなたなんかお断りよ。それこそお父様の命令でもない限りね!」

アリナはそう一気にまくし立てると後ろにいるシュードを振り返った。

「行きましょ、シュード!」

「はい。」




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