展覧会
ずっと画家の夢を抱いていた
絵を描くことだけが喜びであり
画家以外の夢は描く事が出来なかった。
練習もかなりした
もはや修行と言ってもいいレベルであった
高校生になり
初めて大きな展覧会に応募した
自信があった
何故なら俺は既に日本一の画家であると
心の底から自負していたからだ。
最優秀賞は間違いなく俺である
そう思って展覧会にいくと
俺の絵画は何処にも飾られていなかった
俺はよく分からなくなった
俺の絵画が認められないことが受け入れられない
その時に展覧会に火をつけんだ