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放課後フェイク・ラブ 

 時間は有効に使わないといけない。

 それは俺達が小学校から中学、高校に上がるにつれて獲得する学び。休み時間が十五分もあれば昔はサッカーやドッジボールをしていたが、十分となった今ではどうか。校庭に遊びに行くのはおろか、学校によっては携帯も没収されているので精々仲良しなトモダチと駄弁るくらいだ。果たしてこれは時間を有効に使えていると言えるのか。

「………………」

 俺は、時間を有効に使えているだろうか。放課後になって、各々が各々の部活へと向かう中で、俺だけが取り残されていく。帰宅部という名の無所属は、授業が終わったその瞬間から限りなく時間が余る。家に帰れば良いだけだと言われるかもしれないが、それと放課後は別の時間帯だ。家にはいつだって帰れる。放課後とは周囲の人間が部活動に精を出す中で、疑似的に作り出された静かな時間だ。それをどう過ごすのが正しいかという話に『帰れば良い』は解答になりえない。

「赤葉君。暇ですか?」

「忙しい」


 突然声を掛けられても、そういう風に返す様に俺の身体は教育されている。


 机に突っ伏して有意義とも思えない思考を巡らせていると、前方で椅子を引く音が聞こえた。それきり音はならなかったが、小さな息遣いが聞こえてくる。これは別に、俺の耳が良い訳じゃなくて、単に静かだからだ。

「……何の用だよ、木葉花譲里このはなゆずりさん」

 流石に隣のクラスの名前くらいは把握している。彼女の名前はさっき言った通りで、おさげ髪の似合う大人しい子だ。大して交流もないが、たまに隣接クラス合同で授業を行ったりする時に大体隅っこに居るのが印象深い。

 何故印象深いかって、それは俺も隅っこに居るからだが。

「同学年なのに、余所余所しいのですね」

「小学生の頃は友達の作り方なんて頭で分かってなくても出来るものなんだ。中学校は遠くの所にでも行かなきゃ大抵は小学校の奴らと繋がるから関係ない。でも高校はそうじゃない……仲良い奴がそっちに行くからって高校を合わせるなって何度も言われたよ」

「はあ。それとこれと何の関係が……」

「高校になったら途端に距離感が行方不明になるんだよ。分かったら行った行った。別に俺は勉強なんか出来ないし、俺ができるような仕事なら先生の方が百倍出来るから」

 また突っ伏す。この時間が無意味だと分かっていても、俺は有意義な時間の使い方を考えなければいけない。


 ………………息遣いがまだ聞こえる。


「いや、行けって」

「忙しそうに見えません。例えるなら、そう。勉強をしろと言われたら逆切れをする時のような」

「あれって本当にやる気になった時に限って言われるよな……ってんな事はどうでもいいんだよ。俺は放課後をどうやって過ごすか真剣に考えてるんだ。もう、言い争うのも怠い」

「だから暇なんですね?」

「………………待て。分かった。聞くだけ聞く。無理だと思ったら大人しく帰るよ。今日は考え事に集中出来なさそうだ」

 彼女は、ここまで押しの強い奴なのだろうか。それほど交流がないのが仇になってしまった。ここまで積極的なら端と言わずクラスの中心からその周りにくらいは居ても不思議ではないのに。

 これ以上突っ伏しても不毛なやり取りが続くだけだ。とりあえず話を聞いて、駄目そうならしかるべき人物に話を引き継がせればいい。それくらいはするし、それをしたら帰る。今日は間違いなく厄日だ。

「有難うございます」

「はい。で、話をどうぞ?」

「実はもうすぐここに誰かが来るので、私と一緒に対応していただければなと思っています」

「誰かって、誰だよ」

「分かりません」

「…………は?」

 俺が冷静でなかったら舌打ちが出ていた所だ。この女は何を言っているのだろうかと。悪逆非道の限りで以て復讐を始める所だった。まだ冷静であるべきだ。今は概要を聞いただけ。状況把握にはもう少し時間がかかる。

「幾つか質問がある。誰かが何でここに来るかって事と、何故俺が付き合わなきゃいけないのかって事だな。俺ができる事は大抵他の奴にも出来るぞ」

「順番に答えますね? 誰かさんは、校内の掲示板に貼った紙を見てここにやってきます。赤葉君に付き合ってほしい理由ですが、貴方にあって他の人にない物が、少なくともこの瞬間は存在するからです」

 訳もなく、生唾を呑みこむ。

「―――その心は?」

「暇な所です」

「ふざけんな!」

 しかし言い返せない。暇じゃないというのは一種の逆張りだ。時間を有効に使う方法を考える余裕があるなら、それは暇である。そんな事分かり切っている。分かっていて俺は忙しい振りをした。だって何か癪に障るし。

「ああもう、俺の負けだよ。そうだよ暇だよ分かったよ付き合ってやるよ。時間を有効に使えるかもしれないからな!」

 極々単純に、やけくそだった。度重なる煽りに憤慨する俺を見て譲里は困ったように微笑んでいる。笑いごとではないのだが、近づいてくる足音が俺に追求をやめさせた。



「すみません。相談してほしい事があって来ました」



 やって来たのは、身長が一七〇にも行かないくらいの小柄な男子だった。譲里はどうぞどうぞと近くの椅子を引いて彼に座らせる。ここには初めてくるようで、男子は何処か落ち着かない。上級生の教室に違う空気を感じる気持ちはわかる。俺だって三者面談よろしく三年生の教室に取り残されたら同じ反応をするだろう。

「一年生が、何の用だ?」

「え?」

「え? 知り合いです?」

「いや、ワイシャツに年季がなさすぎる。それにブレザーの胸ポケットに一々生徒手帳を入れてるやつは二年にも三年にもいないだろ。持ってきてないか、持ってても内ポケットだ。確かに生徒手帳には胸に入れろなんて書かれてるけど、そんなちっぽけなルールは一年もしたら誰も守らないよ。だから一年だろうなって思った」

 別に推理でも何でもない。やたら言い切ってはみたものの、隅から隅まで同学年の生徒を観察した訳ではないので、例外はあるのかもしれない。ただ、制服以外にも上履きは新しいしネクタイはきっちりかっちりつけているし、一年二年過ごしたにしては肩肘が張っていると思ったまでだ。今は七月で、四月から逆算して三か月経っている。一年生にしても、まだ規則に従順とは律儀な事で。

「こ、ここで合ってますよね。ランダム部って」

「は?」

「はい。ここで合っていますよ。それで……えーと」

「西藤です。その…………実は僕。恋をしてしまったんです」

 相談内容がまさかの恋バナとは、間違った意味で役不足だ。譲里に浮ついた話は聞かないし(交流が無くても噂が聞こえてくるのが学生のコミュニティというものだ)、俺も然り。相談する相手を間違えているが、百年の恋に出会ったかの様な震えた声には、とてもじゃないが言い出せない。逃げ道などないと知って、俺はようやく内ポケットにしまった手帳をメモ代わりに開いた。横目には譲里が興味深そうに俺の動向を窺っている。

「で、恋の相手は?」

「じ、実は僕、結構本を読むんです。昼休みなんかも、図書室で本を借りに行く事が大半で、もう四〇冊程借りた事がありますッ」

「ほうほう。それはまた珍しいですね」

「まあ、借りるのめんどいから利用する奴はその場で本を読むよな。図書カードに名前書いて返却日も書いて返却したら判子押してって、ココとは全く関係ない中学校から何もアップデートされてないし。字が汚いと読めないって怒られる事もあるしな」

 距離が遠いという問題もある。この高校は学級の存在する本棟と、PC室や理科室を始めとした特別目的を持った教室の集う多目的棟で構成されており、図書室はその多目的棟の一番上の階の真ん中だ。棟を繋ぐ廊下は二階からしか続いていないので、図書室を利用する際に一番得をする学年は俺達になる。それを差し引いても、遠すぎてまず利用しない。一部が勉強の時に使うくらいで、それも本来の使い道とは言い難い。

「赤葉君は本を借りますか?」

「借りるくらいなら買う。いつまでも手元においておけるし、好きな時に読めるし。大体、図書カードに名前書かなかったくらいで大騒ぎになった事もあるんだよ。学年集会でモラルがどうとか言われたら犯人だって名乗り出られないだろうに。そんなに嫌ならもっとデジタルに管理してほしいもんだな……悪い。話がそれた。恋の相手だったな」

 後輩が差し出したのは、話に上っては良い印象を持たれていない図書カードだった。利用者の少なさはここにも如実に表れている。今年に入って、まだ二人。西藤ともう一人。沙織令子さおりれいこと書かれている。字の汚い西藤君とは違って、最初の利用者は随分と達筆である。

「恋の相手ってのは……この沙織令子って人か?」

「そ、そうなんです。僕、高校で生まれ変わろうと思ったんですけど、それも駄目で。い、虐められてるとかじゃないんですよ! 友達だっています。ただ、ほそぼそと過ごすのが何か……以前と変わってなくて。でもそんな時に、気づいたんです。僕が今まで借りた本全てを先に読んでる人が居るって! しかも僕の直前に」

「つまりたまたま偶然西藤さんの読む本には沙織令子さんの名前が入っていると……不思議な話ですね。運命を感じるのも納得です」

「でしょうでしょう! でも先生に聞いてもそんな人はいないって言われるんです。居ないっておかしいじゃないですか。幽霊じゃあるまいし」

「真っ先に幽霊が出てくるのはどうかと思うが、卒業生……という線はないだろうな」

「へ? それはどうしてですか?」

「直近の卒業生に居たら先生だって覚えてるだろ。先生も覚えてないくらい昔の生徒が借りた本だったら……流石にもっと名前が連なって欲しいな。えーと何々この本は……恋愛小説か」

 著者の名前とタイトル以外は、特に読み取れない。この高校が採用している図書カードなんてそんな物だ。この場であれこれと考えるには限界がある。




「……面倒だけど、図書室に行くか」


 



















 図書室のパソコンを使えば、取り寄せられた日付が分かる。この恋愛小説が学校に来たのは先々月の事。つまり卒業生という線は完全に消えた。

「ていうかこれ、当日だな」

「……当日に読みに来たって事は、その人が取り寄せを依頼したんでしょうか」

「僕、聞いてきます」

 一度読んだ本は覚えているというので、図書室の机に全部広げてもらった。内容を読む必要はない。図書カードさえ確認出来ればそれで良しだ。案の定、最初の利用者は沙織令子。そして借りた日付は取り寄せられた翌日。返却済みを示す判子もきちんと押されている。

「…………赤葉君? 何か気になる事が?」

「気になる事は……あるけど。まずは西藤君待ちだな」

「僕待ちですかッ」

 小声なりに声を張って、西藤君が戻って来た。声だけは立派に元気だが、その肩の落としようからして全てが容易に察せられる。

「沙織令子さんがどんな人かって聞いても教えてくれませんでした。プライバシーがどうとか……僕、ストーカーだと思われてるんでしょうか?」

「借りに来た人が居るか居ないかも教えてくれなかったのですか?」

「はい………」


「それなんだけど、ちょっと外に出てくれ。ここだと図書委員に迷惑だ。ていうかさっきから迷惑かけてる」


 睨まれたまま話し続けるのは居心地が悪い。俺は二人を連れて廊下に飛び出し、教室に戻る最中で話し出した。どう伝えるべきかを迷ったものの、言い出さないと始まらない。

「正直言って、西藤君の願いは叶わないと思うぞ。いや、この場合は恋が実らないって言うべきかな」

「ど、どうしてですか!?」

「そうですよ。分からないじゃないですか」

「君が呼んできた本の図書カードには決まって沙織令子の名前が書かれてる。で、当日借りに来た人は居ない。なのに当日借りられていて、しかも判子まで押してある。これがどういう事か……早い話が見本だよ」

「見本…………?」

「名前も綺麗で、返却日も枠線をはみ出さないで書かれてる。判子にもズレがない。君だってこんなに字が汚いんだから怒られた経験くらいあるだろ。つまりこれくらい綺麗に書いてくれって図書委員からのお達しなんだよ」

「―――そ、そんなぁ。僕の恋は幻だったんですか…………?」

「悲しい事に。沙織令子の正体は単なる業務過程って訳だ。それで、これが見本って事なら借りるのが面倒ってのも辻褄が合うだろ。面倒だからわざわざ借りないし、読もうとするならこの部屋で読む。それが沙織令子の正体だよ」

「うぅ…………そんな」

 高校一年目にして後輩の淡い恋は脆くも儚く砕け散った。西藤君は俺達に礼を述べる事もなく、何処に向かうとも知れぬ足をとぼとぼと動かして渡り廊下を去っていった。図書室前に二人で取り残されると非常に気まずい。

「…………ちょっと図書室に用が出来た。そっちの用事は済んだんだろ。だったら帰ってくれ」

 再度入室すると、騒いだ前科で図書委員に睨まれた。受け流せない視線を真正面から受け止めつつ、俺は適当な本を手に取ってカウンター越しに突き出した。





「――――――この本の手続きをよろしく頼む。沙織令子さん」





 同級生の図書委員は、睨むのをやめて俯き、ロングヘア―を掻き分けた。

「……何の事?」

「いやあ、ピュアな一年生の話を聞いてたらふと委員会を選んだ時の気持ちを思い出した。体育祭で楽出来るから放送委員、文化祭を率先して盛り上げたいから、または部活から抜け出しやすいように文化祭委員。委員会のメリットを考えていったら、こんな遠い場所に派遣される図書委員のメリットってタダ読み出来る事くらいじゃないかなって思ったんだよ」

 カウンターで本を隠すようにすれば誰にもバレない。本を借りようとする時も見えるのは図書委員の胸から上部分だけだ。図書委員の業務は図書室の管理。ローテーション方式で組まれた業務は当番になれば部活の参加さえ免れる。

 先程も言った通り、本を借りようとする人間は希少種だが、本をこの場で読もうという人間はそれなりに存在するし、勉強スペースの確保という意味で図書室・・・を使う人間はもっといる。沙織令子のカラクリとは見本のようでいて、図書委員の彼女自身もこの空間の恩恵に与っていたというオチだ。

「俺も一回怒られたから記憶に残ってるけど、お前が怒るのは字の汚さばかりで判子のズレに関しちゃ全く怒らない。そりゃ判子は意図的にやらない限り汚くて読めないなんてないからだ。仮に汚くても判子が押してある時点で返却済みを示してる。だから見本なんていらない筈。なのにここまできっちりやってるのは……見本は見本でも、委員の特権で最初に読んでるからなんじゃないかって思ったんだけど。考え過ぎか?」

「…………………………赤葉ってさ、なんか妙に鋭い時あるよね」

 会話とは無関係に手続きは進められる。同級生のよしみで俺がする事はない。あるとすれば沙織令子の下に名前を書く事くらいだ。

「恋してるって言うんだから、付き合ってやりゃいいのに」

「私、字が汚い人タイプじゃないんだよね。赤葉は……言ったらすぐ直してくれたからマシだけどさ。字が汚いと何でも適当にやりゃいいでしょって思惑が透けて見えて、不愉快なんだよね」

「お前の肩はあんまり持ちたくないな。図書室の決まりが古臭くて回りくどいのが悪いんだ。だから皆、借りずに読む。借りようとする奴は物好きだ」

「…………私からも聞いていい? 気づいたなら何で教えてないの?」

「沙織令子が見本なのは事実だろ。業務にかこつけてお前が勝手に読んでるだけだ。後は……字が汚い奴を紹介しても、俺が怒られるだろ。お前がそういうのに敏感なのは知ってるんだしさ。ま、怒られてるし? 同級生のよしみだな」

「―――あっそ。じゃあはい。貸出完了です。で、物好きな赤葉はどうして本を借りるの?」



「……暇を持て余したら変な奴が来るんで、その対策だよ」 



 図書室を出ると、譲里が携帯を弄りながら壁に凭れかかっていた。俺を見るや近寄ってきて、興味ありげに本の裏表紙を読んでいる。

「結局、俺は何の部活を手伝わされていたんだ?」

「ランダムミステリー研究部です!」

「…………活動内容は?」

「学校には、日々様々な問題が発生しています。一筋縄ではいかないようなトラブルだって起きるでしょう。果たしてそれが偶然なのかそれとも何者かの意図があって行われているのか。それらを纏めた時、何かに気づけるのではないかと思い、私一人で部を立ち上げました」

「……可能なのか、それ?」

「風紀委員の延長線みたいな物だと伝えたら、オーケーが出ました! 部費は皆無で部室はその時々で空いている教室を使わせてもらう事になっています。場所が決まったらその場所を掲示板に貼っておくんです」

 滅茶苦茶な事を言っているようで、それなりに筋は通っている。後輩の恋愛事情に首を突っ込んで何がどう風紀に影響を与えたかなんて実感として湧いてこないが、生徒一人の悩みを解決したと考えれば、まるで心の美化委員だ。

 率先して行われるボランティア活動に文句をつける先生は居ない。俺を巻き込むまでも人知れず解決してきた悩みはあるようで、信頼度はボチボチ存在しているらしい。そうでなければ彼も来なかっただろうし、そこに嘘はないだろう。

「赤葉君、入部しませんか? 帰宅部のままだと、成績に傷がつくかもしれませんよ?」

「地味に痛い所を………………まあ考えとくよ。放課後の時間の使い道としては、まあまあ有意義かもしれない」

 成績という実利があるし。

 譲里は顔の前で手を合わせて、にっこりと笑った。



「決まりですねッ。では明日から正式に副部長として活動してもらいます。放課後には迎えに行きますから、待っていてくださいねッ」


 








 何やら承諾したような流れになっているが、まだ俺は返事をしていない。こういう厄介な奴を退ける為に本を借りたのだ。早速明日から、ゆっくり丁寧に読んでいこう。



 それなら次こそは―――胸を張って忙しいと言える。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 久々に心がねじ曲がらないタイプの小説でしたね。 綺麗な結末だと思います。 ちょっと友人に紹介してきます。
[一言] 最初のトモダチに心が反応してしまいました。黒彼パワーですね。 それとあらすじを見た時は怪異絡みなのかと思いました。全くもって平和でしたが。 関係ないですけど私は何でもかんでも施設や友人か…
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