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第1話 回復術師はこうして産まれてきました

初投稿初小説頑張っていきます。

一言言わせてください、回復魔法って⋯良いですよね!

大陸オルドデラン

そこは人間、獣人、竜人に人魚やエルフなど多種多様の種族、そして魔獣などが住まう地である。

この大陸オルドデランは主に五つの地域と一つの王国がある。

それぞれ

東の大瀑布ウォートタイニー

南の大森林アルトランデ

西の火山地帯アグラネス

北の氷河地帯アイレスカイネス

中心にある立ち入り禁止区域水晶迷宮クリムラビス

そして大瀑布ウォートタイニーと海に挟まれたオルドデラン唯一の王国オルトランデ

そのオルトランデ一番街にある病院にて後に『回復の意味をはき違えた回復術師』や『ヒーラー(笑)』などの二つ名で言われて色んな意味で恐れられる事になる人物が今まさに生まれようとしていた。



「おぎゃあおぎゃあ!」

「おめでとうございます元気な女の子ですよ!」

病室に元気な赤子の産声が響き渡り助産師がすぐに対処して母親に赤子を渡す。

「ああ⋯産まれてきてくれてありが」

「うおわあああああああああああああサシェエエエエエエエエ!」

バアンッと勢いよくドアを開けて男性は女性が初めて子にかける言葉を遮るように大声をあげて部屋の中に飛び込んできた。

女性と助産師が唖然とする中男性が女性の腕の中の赤子を見て

「サ⋯サシェ⋯その子はまさか⋯」

今度は男性が唖然としてしまい、それを見た女性が可笑しそうにクスクスと笑い

「ええ、あなたの子ですよ」

それを聞き男性は涙を流しながらゆっくりと近づき、

女性のすぐそばまできて屈んで赤子を抱いている手に触れて一言だけ

「俺の子供を産んでくれてありがとう」

そう言って完全に泣き崩れてしまった。

そんな男性を見て女性は聖母のような微笑みをしながら男性の頭を撫でるために頭に手を伸ばし⋯



男性の顔面を鷲掴みした。

「え⋯えと、サシェさん?」

男性は何が起こってるのかわからず泣きながら焦る。

女性は焦ってる男性を先ほどと同じく聖母の微笑み、そして『ハイライトの無くなった眼』で見て男性に死刑宣告をした。

「心配して駆けつけてくれたのでしょうけれど、私がこの子にかける初めての言葉を遮ったことは許しません。故にお説教です。」

「ぎゃあああああああああああ」

「おぎゃああああ」

「フフフ⋯」

「少し静かにしてください!」

男性の顔面にアイアンクローが炸裂し男性は悲鳴を上げ、赤子はその悲鳴を聞き大声で泣きだし、女性は青筋浮かべて含み笑い。そして怒り出す助産師。

部屋の中はちょっと混沌としてきたが男性がアイアンクローから逃れ、

ふと女性にこの子の名前について聞くと

「ずっと前から決めてたの、男の子だったらアオ女の子だったら⋯」

女性は少し間を開けて赤子をやさしくぎゅっと抱きしめて

「アイリス、この子の名前はアイリス・エルストイよ」

こうしてアイリスはこの世界に生を受けたのであった。











書いてて思ったんですけど、回復魔法って使い方間違えたらかなり危険な魔法になりそうですよね

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